プールにて家人が、しばらくぶりでお会いした御婦人へ呼び掛けた。「お久しぶりぃ!」御婦人は、「ボート・ピープルへ行っていたの!これで3度目」と返答。日本人離れしたお顔だとは思っていましたが、ボート・ピープルだったとは!私は、笑いをこらえるのが精一杯。家人は、私へ向き直り、大きな声で、「ボート・ピープルへ行ってきたんですって!」
もうこらえられず吹き出してしまいましたが、咳き込むようなふりをして何とかしのぎました。「ピース・ボート」を、「ボート・ピープル」と、間違えている。「全然違うだろうがぁ!」と、ツッコミを入れるところですが、相手はボケではなく正気ですから。
ピース・ボートは、横浜発着で、80日間かけて世界一周する旅。家内が、「ペルーへも行ったんですか?」とインタビュー。「オプショナルツアーでマチュピチュへ行ってきたんだけど、絵はがきと同じでした。凄くよかったけど…ボート・ピープルはオプショナルツアーが多く、都度お金がかかるんです」…そうだったのか!ピース・ボートは、旅行費用のおよそ90万円の他に、オプショナルツアーに参加するのであれば、その度にお金がかかるのかー!知りませんでした。全て込みかと思っていました。注意しなければ。
家人がなぜ、「ペルーへも行ったの?」と、尋ねたかといいますと、我々がペルー旅行を計画していたからです。実は、今日、これから出発です。
頭も体も何とか動くうちに、是非行っておきたい国の一つがペルーでした。24年前、アメリカ勤務の時に、詳細な計画を立てて南米旅行をしようとしました。ところが、領事館の人も、「う~ん…」会社関係の人は、「やめなさい!」理由は、「飛行機がよく落ちる」。(当時)南米を飛んでいる飛行機の多くは、北米でもう飛べなくなった飛行機を整備したものを使っていた。行方不明機は数知れず。「もう3日も経つのに、来ないなあ」という飛行機は、決まってアマゾンのジャングルのどこかか、アンデス山脈のどこかに墜落しているのだと…。実話を元にした映画で、南米で墜落した飛行機でただ一人生き残った少女が小川の流に従ってジャングルを歩き続け、救助されたというのがありました。また、アンデスの雪深い山に墜落し、生き残った人たちが亡くなった人の肉を食うということがありました(これも映画化された)。それで、私としても、24年前は南米を断念しました。
そして、この度、さあ行くぞ!と決意を新たにしていたら、ナスカの地上絵遊覧の飛行機が墜落。パイロット、観光客全員死亡。2月にも、ナスカで遊覧飛行機が墜落して全員死亡。いやはや、相変わらず落ちていますなあ。生還できるといいのですが。ナスカの地上絵は、飛行機から観なければ意味がないでしょう!死を覚悟して乗ります!
リマ→クスコ、フリアカ→リマも飛行機利用。この飛行機会社の2ケタコードは、LP。調べたが、「LP」というコードの飛行機会社は見つけられなかった。早い話が、ラン航空のペルー国内専用機(ラン航空のコードはLA)なのでしょう。これも…大丈夫かなあ?
飛行機の他の強敵は、高山病。3,400mのところ(クスコ)、3,800mのところ(プーノ:ティティカカ湖畔の町)で宿泊予定。4,300mのララヤ峠も越えます。若い頃、ユングフラウヨッホの3,500m地点で高山病にかかりひどい目に遭ったので、不安です。そんなこともあり、ペルー旅行は、動きにキレが残っている(ホントカ!)今しかないかと。
ともあれ、生きているうちは、「前進あるのみ」。飛行機の墜落と高山病が怖いなら、一生を押し入れに隠れて過ごさなければなりません。無事帰ってきましたら、アンティークマンで報告します。早くて、10月24日かな…。
もうこらえられず吹き出してしまいましたが、咳き込むようなふりをして何とかしのぎました。「ピース・ボート」を、「ボート・ピープル」と、間違えている。「全然違うだろうがぁ!」と、ツッコミを入れるところですが、相手はボケではなく正気ですから。
ピース・ボートは、横浜発着で、80日間かけて世界一周する旅。家内が、「ペルーへも行ったんですか?」とインタビュー。「オプショナルツアーでマチュピチュへ行ってきたんだけど、絵はがきと同じでした。凄くよかったけど…ボート・ピープルはオプショナルツアーが多く、都度お金がかかるんです」…そうだったのか!ピース・ボートは、旅行費用のおよそ90万円の他に、オプショナルツアーに参加するのであれば、その度にお金がかかるのかー!知りませんでした。全て込みかと思っていました。注意しなければ。
家人がなぜ、「ペルーへも行ったの?」と、尋ねたかといいますと、我々がペルー旅行を計画していたからです。実は、今日、これから出発です。
頭も体も何とか動くうちに、是非行っておきたい国の一つがペルーでした。24年前、アメリカ勤務の時に、詳細な計画を立てて南米旅行をしようとしました。ところが、領事館の人も、「う~ん…」会社関係の人は、「やめなさい!」理由は、「飛行機がよく落ちる」。(当時)南米を飛んでいる飛行機の多くは、北米でもう飛べなくなった飛行機を整備したものを使っていた。行方不明機は数知れず。「もう3日も経つのに、来ないなあ」という飛行機は、決まってアマゾンのジャングルのどこかか、アンデス山脈のどこかに墜落しているのだと…。実話を元にした映画で、南米で墜落した飛行機でただ一人生き残った少女が小川の流に従ってジャングルを歩き続け、救助されたというのがありました。また、アンデスの雪深い山に墜落し、生き残った人たちが亡くなった人の肉を食うということがありました(これも映画化された)。それで、私としても、24年前は南米を断念しました。
そして、この度、さあ行くぞ!と決意を新たにしていたら、ナスカの地上絵遊覧の飛行機が墜落。パイロット、観光客全員死亡。2月にも、ナスカで遊覧飛行機が墜落して全員死亡。いやはや、相変わらず落ちていますなあ。生還できるといいのですが。ナスカの地上絵は、飛行機から観なければ意味がないでしょう!死を覚悟して乗ります!
リマ→クスコ、フリアカ→リマも飛行機利用。この飛行機会社の2ケタコードは、LP。調べたが、「LP」というコードの飛行機会社は見つけられなかった。早い話が、ラン航空のペルー国内専用機(ラン航空のコードはLA)なのでしょう。これも…大丈夫かなあ?
飛行機の他の強敵は、高山病。3,400mのところ(クスコ)、3,800mのところ(プーノ:ティティカカ湖畔の町)で宿泊予定。4,300mのララヤ峠も越えます。若い頃、ユングフラウヨッホの3,500m地点で高山病にかかりひどい目に遭ったので、不安です。そんなこともあり、ペルー旅行は、動きにキレが残っている(ホントカ!)今しかないかと。
ともあれ、生きているうちは、「前進あるのみ」。飛行機の墜落と高山病が怖いなら、一生を押し入れに隠れて過ごさなければなりません。無事帰ってきましたら、アンティークマンで報告します。早くて、10月24日かな…。