アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

中国が領土よりほしい日本のモノ…

2010年10月07日 | Weblog
 抗日教育が過激に(テレビ報道で、過激な部分を特に放映するからそう受け取るのかも知れませんが)行われているにもかかわらず、中国から留学生、農業研修生、観光客が来る。とりわけ、観光客の数が凄い。お金の使いっぷりが半端ではない。
 電気釜を、1人で10個も買って喜んで帰る中国人観光客…!親類へのお土産だという。そういう人が並ぶのですから、売り場の電気釜はたちまち品切れ。中国漁船衝突事件後の中国人観光客は、地方都市では減っているようですが、秋葉原では倍増している。これは、尖閣諸島問題より電気釜が大切ということをあらわしております。

 船長を釈放したら、急に中国が軟化…レアアースの日本向けの輸出を再開。レアアースは、「日本に痛手を与えることができなかった。それどころか、日本に買ってもらわなければレアアース業界がやっていけない」という事情。軟化のように見せかけるのは、渡りに船。
 フジタの日本人社員3人を釈放…これは、中国国民が、「日本人に危害を加えると、日本を怒らせる。そうなると、電気釜を買えなくなってしまう」と、政府へ圧力をかけたためでしょう。

 「謝罪と賠償を要求する」と息巻いたが、電気釜を買わなければならないので、「対日関係重視」と、急激なトーンダウン。もっともこれは、日本に、「窮鼠猫を噛む」ということわざがあることを知らなかったということもあるけどね。

 太平洋を航行していた中国の貨物船で、中国人乗組員が急病になった。日本の海上保安庁が東京の病院に搬送し、船員は快方に向かっている。これに対し、中国大使館は日本側に謝意を表明した。日本人は、困っている人がいれば、人種国籍を問わず助けます。「尖閣諸島問題があるから、中国貨物船の乗組員は助けない」などということは間違ってもない。
 意外だったのは、この件に対して中国側が謝意を…!こ、これってひょっとして、電気釜ほしさ!

 パンダ外交…この時は、「パ、パ、パンダが外交になるのか!」と、その発想のすばらしさに驚愕しました。そして、そのパンダ人気(借りものなので任期が正しい?)…いまだに健在。神戸の王子動物園でパンダが死んだ。動物園側にミスはなかったとはいえ、借りているものを死なせてしまった。損失補償として中国側(中国野生動物保護協会)へ、約4,150万円を支払う。これは、契約の履行ですから支払って当然。そうしなければ、もうパンダを貸してもらえない。「人寄せパンダ」という言葉さえあります。パンダがいる動物園…ステータスです。

 そこで名案が浮かびました!パンダ外交があるなら、電気釜外交もありじゃないのか!中国人がもっともほしいものは日本の電気釜。ロールスロイスまでコピーしてしまう中国の技術をもってしても、日本製電気釜の性能をコピーできない。対中国政策においては、「電気釜外交」を使う。
 「なにい!尖閣諸島がほしい?電気釜買わせないぞ、コラ!」これは効きますよ。
 電気釜…中国人民の「食」に対する…執念・構え・情熱・追求心…日本人の比ではありません。「食=生きること」ですから、「ごはん」が美味しく炊けるか否かは、命の次に大事な問題なのです。
 相手が「パンダ」で来るなら、こちらは、「ゴハンダ」。