社内公用語を英語にする…おや?と思ったのは、エスペラント語ではなくて英語?周囲にそういう話をしても、「エスペラント語?そんなのどこにあるの!あなたが今考えたんじゃないの?」と…。ザメンホフさんに申し訳ない。
私は、「世界の共通語」は、「エスペラント語」だというステレオタイプだったもので。もっとも、今や日本で「エスペラント語」は超マイナーになっています。私の青年期には結構勢いがありました。「英語より、エスペラント語をやった方が将来役立つかな?」と、考えた時期があったほどです。
エスペラント語の名誉のために付け加えますが、現在も日本の12の大学でエスペラント語のコースがあります。授業の一環で扱っている中学校・高校もあります。
エスペラント語は、ザメンホフという人が作り出した人工言語。「例外のない文法規則」…これは大きいですよ。外国語学習の困難点に例外の多さがありますから。その苦労が最小限におさえられる。世界中の人々が簡単に習得出来、お互いのコミュニケーションが簡単に図れる…いいことずくめ!世界の共通言語。
現在も、100~160万人がエスペラント語を使っている…幅がありすぎる?調査した人により、数字が違うので…。特に、東欧等の共産圏・旧共産圏で多く使われています。ワープロもあります。
会合で御一緒させていただいたお母様…息子さんがこの4月にFリテイリングに入社。日本の一流といわれている大学を出て、今や飛ぶ鳥をバンバン落としている会社への入社…しかし、半年経たずに辞めてしまったという。
どうして?私の脳裏を真っ先によぎったのは、「社内公用語の英語化」。この会社は、2012年までに社内の公用語を英語にすることを発表している。
Fリテイリングの柳井会長兼社長は、「海外で業務ができる最低限の水準」として、「TOEIC」で700点以上を求めている。700点は、無茶な数字ではないが、頑張って勉強しなければならない数字。ただ…700点でも、リスニング、スピーキングは、あまり得意では…というケースが多いようですけどね。
退社された御子息も、そのあたりで悩んだ末の結論か…?母親に問いただすこともできずに話題を変えましたが…。
どうして社内で英語を公用語に?
Fリテイリングは…
米・英・仏をはじめとして、中国、香港、シンガポールなどに進出。店舗網の世界展開のスピードが早まっているのです。多国籍化した企業は多様な母語集団を抱えることになるため、企業集団としての一体性を保持するため「社内公用語」で文書や話語を一本化することが必要なのです。
F社に先立って、英語公用語を打ち出していたR天の三木谷会長の発言…
すでに役員会議などの資料を英語にし、役員会議や幹部会議などでの会話も英語で行ってますよ。今年に入って、インドネシア・米国・フランスのEC事業に進出しています。世界展開が急加速しています。社内公用語の英語化は、必要に迫られてのことです。
「会社のために社内公用語を英語にする」…いいと思います。F社、R社をはじめ、日本の名だたる企業が、相次いで、2012年までに社内の公用語を英語とすると発表しています。いいでしょう。バンバンやって下さい。
ただ、奇妙な感じがするのは、仮に、会議のメンバーが全員日本語を母国語とする場合…それでも、日本語に良く似た下手くそな英語で会議をするのかねえ?少なくとも現在は、R社の役員20人、F社の役員10人…全員日本人…。悪いなどとは言っておりません。滑稽な感じがすると言っているだけです。
英語が苦手の社員は、かなり深刻です。技能やマネジメント能力は抜きん出ていても、英語ができないというだけで、外国人社員に遅れをとってしまう可能性があります。また、会社としては、辞めさせたい社員への辞めさせる口実に…、「おまえ、TOEIC450点だろう!」…これは客観性というか威力があります。抗弁のしようがない。もっとも、三木谷会長は、「入社3年目程度でTOEICのスコア600点以上、管理職級で700点、執行役員候補級では750点以上」と、言っています。これって、むしろハードルが低い。社内の公用語でしょう!3年目で600点…仕事上の会話が成立するのかねえ?
サムスン電子に入社するには、TOEIC700点以上が必要で、さらに課長以上になりたければ、920点以上が必須条件。(TOEICは、990点満点)日本の会社!700点前後でボヤボヤしていられないでしょう!
イヤハヤ、英語ができない日本人は働く場がなくなる時代が来るのでしょうか。だから小学校から英語を教えるだって?そ、そ、それは英語嫌いを早いうちから育成するだけの話。小学校では、日本語をしっかり教えて下さい。え?「エスペラント語はどうなったんだ?」って?書き進めているうちに忘れてしまいました…エヘヘ。エスペラント語も英語も好きなように扱って下さい。我が家の公用語は、指示語のままでいいです。脳の萎縮で単語が出てこない。だから指示語で会話する…これ・それ・あれ・どれ・こいつ・そいつ・あいつ・どいつ…
私は、「世界の共通語」は、「エスペラント語」だというステレオタイプだったもので。もっとも、今や日本で「エスペラント語」は超マイナーになっています。私の青年期には結構勢いがありました。「英語より、エスペラント語をやった方が将来役立つかな?」と、考えた時期があったほどです。
エスペラント語の名誉のために付け加えますが、現在も日本の12の大学でエスペラント語のコースがあります。授業の一環で扱っている中学校・高校もあります。
エスペラント語は、ザメンホフという人が作り出した人工言語。「例外のない文法規則」…これは大きいですよ。外国語学習の困難点に例外の多さがありますから。その苦労が最小限におさえられる。世界中の人々が簡単に習得出来、お互いのコミュニケーションが簡単に図れる…いいことずくめ!世界の共通言語。
現在も、100~160万人がエスペラント語を使っている…幅がありすぎる?調査した人により、数字が違うので…。特に、東欧等の共産圏・旧共産圏で多く使われています。ワープロもあります。
会合で御一緒させていただいたお母様…息子さんがこの4月にFリテイリングに入社。日本の一流といわれている大学を出て、今や飛ぶ鳥をバンバン落としている会社への入社…しかし、半年経たずに辞めてしまったという。
どうして?私の脳裏を真っ先によぎったのは、「社内公用語の英語化」。この会社は、2012年までに社内の公用語を英語にすることを発表している。
Fリテイリングの柳井会長兼社長は、「海外で業務ができる最低限の水準」として、「TOEIC」で700点以上を求めている。700点は、無茶な数字ではないが、頑張って勉強しなければならない数字。ただ…700点でも、リスニング、スピーキングは、あまり得意では…というケースが多いようですけどね。
退社された御子息も、そのあたりで悩んだ末の結論か…?母親に問いただすこともできずに話題を変えましたが…。
どうして社内で英語を公用語に?
Fリテイリングは…
米・英・仏をはじめとして、中国、香港、シンガポールなどに進出。店舗網の世界展開のスピードが早まっているのです。多国籍化した企業は多様な母語集団を抱えることになるため、企業集団としての一体性を保持するため「社内公用語」で文書や話語を一本化することが必要なのです。
F社に先立って、英語公用語を打ち出していたR天の三木谷会長の発言…
すでに役員会議などの資料を英語にし、役員会議や幹部会議などでの会話も英語で行ってますよ。今年に入って、インドネシア・米国・フランスのEC事業に進出しています。世界展開が急加速しています。社内公用語の英語化は、必要に迫られてのことです。
「会社のために社内公用語を英語にする」…いいと思います。F社、R社をはじめ、日本の名だたる企業が、相次いで、2012年までに社内の公用語を英語とすると発表しています。いいでしょう。バンバンやって下さい。
ただ、奇妙な感じがするのは、仮に、会議のメンバーが全員日本語を母国語とする場合…それでも、日本語に良く似た下手くそな英語で会議をするのかねえ?少なくとも現在は、R社の役員20人、F社の役員10人…全員日本人…。悪いなどとは言っておりません。滑稽な感じがすると言っているだけです。
英語が苦手の社員は、かなり深刻です。技能やマネジメント能力は抜きん出ていても、英語ができないというだけで、外国人社員に遅れをとってしまう可能性があります。また、会社としては、辞めさせたい社員への辞めさせる口実に…、「おまえ、TOEIC450点だろう!」…これは客観性というか威力があります。抗弁のしようがない。もっとも、三木谷会長は、「入社3年目程度でTOEICのスコア600点以上、管理職級で700点、執行役員候補級では750点以上」と、言っています。これって、むしろハードルが低い。社内の公用語でしょう!3年目で600点…仕事上の会話が成立するのかねえ?
サムスン電子に入社するには、TOEIC700点以上が必要で、さらに課長以上になりたければ、920点以上が必須条件。(TOEICは、990点満点)日本の会社!700点前後でボヤボヤしていられないでしょう!
イヤハヤ、英語ができない日本人は働く場がなくなる時代が来るのでしょうか。だから小学校から英語を教えるだって?そ、そ、それは英語嫌いを早いうちから育成するだけの話。小学校では、日本語をしっかり教えて下さい。え?「エスペラント語はどうなったんだ?」って?書き進めているうちに忘れてしまいました…エヘヘ。エスペラント語も英語も好きなように扱って下さい。我が家の公用語は、指示語のままでいいです。脳の萎縮で単語が出てこない。だから指示語で会話する…これ・それ・あれ・どれ・こいつ・そいつ・あいつ・どいつ…