徒然雑感 by おとぼけの父上

R中学のソフトテニスコーチ、エスパルスの応援、その他何でも、日々の雑感を記録していきます。

チビのサッカー考

2007-05-30 06:43:15 | サッカー(子供編)
最近感じていること。
スポーツに怪我は付き物だけれど、
素質ある選手が怪我で試合に出られず戦力ダウンになることに始まり、
怪我で伸び悩んだり、ひどい時には選手生命をたたれる事だってなくはない。
問題は怪我の原因で試合中の不運なアクシデントなら、
これは不運と思ってあきらめるしかないのかもしれない。
でもこれがオーバーワークだったりすれば、
これは人災といえるかもしれない。
スポーツは上級になればなるほど、
一流を目指せば目指すほど、
基礎体力から技術・プレーの質まで、
みんなギリギリのところで勝負している。
だから限界をよく認識しながらプレーや練習をしないと、
不測の事態が起きてしまうということは判る。
問題は限界がどこにあるかは簡単には判らないこと。
自分で限界を決め付けて、伸び悩むこともあり、
天才が簡単に生まれない一因でもあるだろう。
無事名馬というけれど、
この限界を偶然ギリギリで行きぬけたプレーヤーだけが、
結果として超一流と呼ばれるようになるのだろうか?
ここまでは一般論。
さて話を各論に落として、
チビやその周りの選手のこと。
小学生に要求するレベルって本当はどこまでが適切なんだろうか?
個人的にはまだ成長途上。
特に子どもは,
成長が早いけれどそのあと伸びない子や、
最初はなかなか成長しないけれど高校でぐんぐん強烈に伸びる子や、
とにかく伸び方に一定の法則はない。
個人個人がバラバラ。まだ体の基礎的な成長が完了していない子に、
ガンガン練習させることは私は賛成できない。
単純に言えば上手くなりたかったら練習するしかないけれど、
その練習自体が量をできないとすると、
おのずと上達にも限界があるということ。
よそがもしその限界ギリギリまで練習したいたとしても、
それをまねしてチビもそこまで練習させることが正しいとは思えない。
という言い訳により、私はチビがのんびりサッカーをやっていることを、
いわば承認している状態が現状かな。
チーム全体としてもほぼ似たような状態かもしれない。
その結果は?というと、
正直リーグ戦にしても練習試合にしても、
期待するほど勝てないチーム事情がある。
やっぱり勝てば嬉しいし、負ければ悔しいし、
もっとハードな練習、トレーニング、厳しい指導を望む父兄も多い。
(そんな気がしているだけかもしれないけれど)
その辺が難しい問題ではある。
クラブチームとしてサカー漬けの日々にハードな練習で、
勝利のためにまっしぐらというチームがあるから、
そういうチームと比べたら、生ぬるい?のかも知れない。
例えば中学高校までサッカーをやるかどうか?
一生サッカーと付き合うのか?
今の実績をもっと上げたいのか?
とにかく今№1になりたいのか?
一人一人みんながサッカーに対する思いが違っている中で、
全ての人に満足いく結果を残すことはできない。
だからこそ、市内のあちこちのクラブチームでも、
コーチと考え方が違うといって、移籍する選手が結構いる。
この辺がものすごく難しいと思う。
私も中学でテニスコーチをやっているからその辺の難しさが見にしみる。
文章表現力がないから上手く纏まらないけれど、
続きは次回に。
コメント
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