U―20女子W杯。
フランスに破れ3位決定戦に回った日本は、
アメリカと対戦し、1-0で勝利。
過去最高順位タイの、見事3位となった。
思うところは色々あるけれど、
少なくともメダルを取れたことが本当にうれしい。
ただ、優勝が北朝鮮。
これで、U-17女子ワールドカップとともに、
二つのカテゴリーで北朝鮮が優勝となり、
同じアジアという意味ではうれしいが、
北朝鮮のフィジカルだけのサッカーは、
正直面白くなく、
この年代ではそれだけで優勝できてしまうことが、
残念と言えば残念。
フランスもいいサッカーをやっていただけに、
まあ、しょうがないのかなあ?
ところで、
この3位決定戦のアメリカ。
正直期待外れであった。
あのアメリカが、ガチガチに守ってのカウンター。
とても、世界をリードしていくはずのチームではなかった。
前半のスタッツが、
ボール支配率 65%-35%で日本。
シュート数 15本-0本。
枠内シュート5-0。
コーナーキック5-1。
最終的には、
ボール支配率 63%-37%で日本。
シュート数 29本-3本。
枠内シュート8-0。
コーナーキック8-4。
29本のシュートで1点というのも、
やや課題を残すが、
そこを見るよりは、
やはり、アメリカの消極的プレーが数値に現れており、
日本の出来も、相手の出来でずいぶん違ってくることが、
今後の課題だと思う。
どんな相手でも、
日本らしい試合を行い、そこから勝機を見出す。
北朝鮮が相手でも、
得点を奪い、失点を防ぐ。
そういう試合ができるようになれば、
再びフル代表でワールドカップチャンピオンにもなれるだろう。
MVPを杉田選手が獲得。
日本選手が獲得していることが、
日本の評価を如実に表しているのだが、
個人的には、もちろんうれしいが、
3位決定戦の活躍は杉田選手は素晴らしく、
MVPの名に恥じないプレーだったが、
それ以外の試合では消えていることも多く、
パスミスも多く、
むしろ、MVP級のプレーだったら、
決勝に行けていたと思う。
それは杉田選手を批判しているのではなく、
常に、最善のプレーを要求されるという、
さらに上のレベルを目指せる選手だと思っているから。
私は今回のMVPは長谷川選手にあげたいのだが。
そして、安定というか定番のフェアプレー賞受賞。
U-17女子ワールドカップでは、5回の開催中、
2012、2014、2016と3大会連続日本が受賞。
U-20女子ワールドカップでは、8回の開催中、
2002、2012、2016と3大会で日本が受賞。
どちらも最多受賞回数で、
これも、誇っていいことと思っている。
優勝した北朝鮮が、個人賞を一つもとっていないこと。
日本はMVPと得点王に相当する、
ゴールデンシューズ賞を上の選手が獲得。
同点で3人が並んだ最多得点の中で、
上野選手が選ばれるということは、
それだけ印象に残る得点を挙げたということ。
みんな頑張って欲しい。
スポニチアネックス 12/4(日) 7:03
ヤンなで有終3位 上野終了間際の劇的V弾
U―20女子W杯パプアニューギニア大会 日本1―0米国 (12月3日 ポートモレスビー)
3位決定戦が行われ、日本は宿敵・米国を下し3位に輝いた。FW上野真実(20=愛媛)が終了間際に値千金の決勝点を決め、通算5得点で得点ランキング首位に並ぶ3人の中から得点女王に選出された。さらにMF杉田妃和(19=INAC神戸)が大会MVPを獲得。チームにはフェアプレー賞が贈られた。自国開催で過去最高の3位となった12年以来、2大会ぶり5度目の出場。初の決勝進出は逃したが、勝利で締めくくった。
ケガ人続出で傷だらけの“ヤングなでしこ”待望の瞬間は、後半終了間際にやって来た。大会規定で延長戦はなく、PK決着かと思われた同42分、後半から途中出場のFW上野が魅せた。左サイドからのパスをペナルティーエリア左で受けると、左足でループシュート。山なりのボールはGKの頭上を越えてゴール右に吸い込まれた。決勝点を決めると、試合後は得点女王として選ばれ、「初めての経験。貴重なものをもらえてうれしい」と初受賞を喜んだ。さらにMF杉田は優勝、準優勝国の選手らを抑え、2年前のU―17W杯に続いてMVPを獲得。「うれしいのと同じくらい驚いている。(2年前より)倍以上に重たい」と笑顔がはじけた。
自国開催で過去最高の3位となった12年に並ぶ結果にも、高倉監督は「世界と戦うには、まだまだ力が足りない」と世界の壁の厚さを痛感し「この経験を持ってかえって日頃のトレーニングに生かして」とA代表に向けてさらなる成長を促した。
[ 2016年12月4日 05:30 ]
フランスに破れ3位決定戦に回った日本は、
アメリカと対戦し、1-0で勝利。
過去最高順位タイの、見事3位となった。
思うところは色々あるけれど、
少なくともメダルを取れたことが本当にうれしい。
ただ、優勝が北朝鮮。
これで、U-17女子ワールドカップとともに、
二つのカテゴリーで北朝鮮が優勝となり、
同じアジアという意味ではうれしいが、
北朝鮮のフィジカルだけのサッカーは、
正直面白くなく、
この年代ではそれだけで優勝できてしまうことが、
残念と言えば残念。
フランスもいいサッカーをやっていただけに、
まあ、しょうがないのかなあ?
ところで、
この3位決定戦のアメリカ。
正直期待外れであった。
あのアメリカが、ガチガチに守ってのカウンター。
とても、世界をリードしていくはずのチームではなかった。
前半のスタッツが、
ボール支配率 65%-35%で日本。
シュート数 15本-0本。
枠内シュート5-0。
コーナーキック5-1。
最終的には、
ボール支配率 63%-37%で日本。
シュート数 29本-3本。
枠内シュート8-0。
コーナーキック8-4。
29本のシュートで1点というのも、
やや課題を残すが、
そこを見るよりは、
やはり、アメリカの消極的プレーが数値に現れており、
日本の出来も、相手の出来でずいぶん違ってくることが、
今後の課題だと思う。
どんな相手でも、
日本らしい試合を行い、そこから勝機を見出す。
北朝鮮が相手でも、
得点を奪い、失点を防ぐ。
そういう試合ができるようになれば、
再びフル代表でワールドカップチャンピオンにもなれるだろう。
MVPを杉田選手が獲得。
日本選手が獲得していることが、
日本の評価を如実に表しているのだが、
個人的には、もちろんうれしいが、
3位決定戦の活躍は杉田選手は素晴らしく、
MVPの名に恥じないプレーだったが、
それ以外の試合では消えていることも多く、
パスミスも多く、
むしろ、MVP級のプレーだったら、
決勝に行けていたと思う。
それは杉田選手を批判しているのではなく、
常に、最善のプレーを要求されるという、
さらに上のレベルを目指せる選手だと思っているから。
私は今回のMVPは長谷川選手にあげたいのだが。
そして、安定というか定番のフェアプレー賞受賞。
U-17女子ワールドカップでは、5回の開催中、
2012、2014、2016と3大会連続日本が受賞。
U-20女子ワールドカップでは、8回の開催中、
2002、2012、2016と3大会で日本が受賞。
どちらも最多受賞回数で、
これも、誇っていいことと思っている。
優勝した北朝鮮が、個人賞を一つもとっていないこと。
日本はMVPと得点王に相当する、
ゴールデンシューズ賞を上の選手が獲得。
同点で3人が並んだ最多得点の中で、
上野選手が選ばれるということは、
それだけ印象に残る得点を挙げたということ。
みんな頑張って欲しい。
スポニチアネックス 12/4(日) 7:03
ヤンなで有終3位 上野終了間際の劇的V弾
U―20女子W杯パプアニューギニア大会 日本1―0米国 (12月3日 ポートモレスビー)
3位決定戦が行われ、日本は宿敵・米国を下し3位に輝いた。FW上野真実(20=愛媛)が終了間際に値千金の決勝点を決め、通算5得点で得点ランキング首位に並ぶ3人の中から得点女王に選出された。さらにMF杉田妃和(19=INAC神戸)が大会MVPを獲得。チームにはフェアプレー賞が贈られた。自国開催で過去最高の3位となった12年以来、2大会ぶり5度目の出場。初の決勝進出は逃したが、勝利で締めくくった。
ケガ人続出で傷だらけの“ヤングなでしこ”待望の瞬間は、後半終了間際にやって来た。大会規定で延長戦はなく、PK決着かと思われた同42分、後半から途中出場のFW上野が魅せた。左サイドからのパスをペナルティーエリア左で受けると、左足でループシュート。山なりのボールはGKの頭上を越えてゴール右に吸い込まれた。決勝点を決めると、試合後は得点女王として選ばれ、「初めての経験。貴重なものをもらえてうれしい」と初受賞を喜んだ。さらにMF杉田は優勝、準優勝国の選手らを抑え、2年前のU―17W杯に続いてMVPを獲得。「うれしいのと同じくらい驚いている。(2年前より)倍以上に重たい」と笑顔がはじけた。
自国開催で過去最高の3位となった12年に並ぶ結果にも、高倉監督は「世界と戦うには、まだまだ力が足りない」と世界の壁の厚さを痛感し「この経験を持ってかえって日頃のトレーニングに生かして」とA代表に向けてさらなる成長を促した。
[ 2016年12月4日 05:30 ]