今日は日曜日ですが、J2の試合は4試合行われました。その中の3試合が見ごたえのある接戦でした。いわきFC対ファジアーノ戦は、前半アディショナルタイムにファジアーノが先制しましたが、後半アディショナルタイムにいわきFCが追いつきました。レノファ対ブラウブリッツ戦は、前半7分にレノファが先制した後、拮抗する試合でしたが、後半89分にレノファが追加点を奪いました。ロアッソ対ザスパ戦は前半36分にロアッソが先制した後、競った展開になり、後半アディショナルタイムにザスパが追いつきました。どのチームも最後まで気を緩めることなく頑張る姿が素晴らしいです。
さて、昨日のエスパルスはホームでの開幕戦、愛媛FC戦でした。
結果から書けば、2-0での勝利。
開幕戦からの2連勝が17年振り?
私が調べた限り、1999年以降3連勝は見つかりませんでしたし、
開幕から5試合未勝利は2回ほどありました。
と言う事は2007年以来と言う事でしょうか?
この年はもちろんJ1での戦いでしたが、
第1節がヴィッセルに1-0で勝利、
第2節がジェフユナイテッドに3-1で勝利。
ただ、第3節でレイソルに0-1で負けましたが、
その後アルディージャ、トリニータに勝って、
開幕5試合で4勝1敗、最終的にも4位だったシーズンでした。
やはり開幕ダッシュは勢いをつけると言うか、
好調だから開幕ダッシュが出来るのか?
今年のエスパルスも今の好調を続けて欲しいですね。
さて、昨日の試合内容ですが、愛媛FCは流石昨年のJ3王者。
J3の最多得点チームであり、
チームスタイルは、ほんの少しロアッソに似ている気がします。
運動量が豊富でパスをつなげるスタイルは、
J2でも十分通用しそうですね。
そしてエスパルスも昨年とは一味違っています。
開幕戦でも感じましたが、
相手が前からプレッシャーを掛けて来た時、
以前なら、バタバタして無理なパスでボールを失い、
相手にショートカウンターを食らったり、
大きく蹴るしかなく、そのボールを収められず、
相手の攻撃がずっと続く悪循環でした。
今年は、しっかりパスは繋げる上に、
蓮川選手も山原選手もあるいは他の選手も、
相手を交わしたり、しっかりパスを繋げたり、
あるいはドリブルで前に運んでそこからパスを繋ぐ。
サイドの選手は、ボールを受け取ってから、
相手のプレッシャーを受けた時、
そこからバックパスではなく、前にパスを出しています。
この違いは、昨年とどこが違うのか?
素人の私には判りませんが、この状態が続くのであれば、
今年は十分期待出来そうですが・・・・
エスパルスの得点シーンですが、
1点目は松崎選手のクロスの質が高い事。
ピンポイントで北川選手に繋がったたことも素晴らしいですが、
何より、この時ペナルティエリア内にエスパルスの選手は5人いました。
松崎選手から見てこの時選択肢はいくつかありました。
松崎選手の横を原選手が侵入し、相手DFが付いていきました。
北川選手の前に宮本選手がジャンプしていましたし、
北川選手の後ろにはカルリーニョス選手がいました。
その後ろのペナルティエリア左端に乾選手がいて、
何処に出しても、あるいは相手が触ってスラされても、
チャンスが生まれそうな中、北川選手もフリーでシュートを打てました。
昨年は、サンタナ選手だけがターゲットで、
フリーになることはほぼなかったことを考えると、
今年はこんなシーンが増えれば、得点も増えるかも知れませんね。
あと、この時の直前のプレーは乾選手のサイドチェンジで、
攻撃に有効な手段であることは間違いないですね。
まあ、38試合全て勝つことが出来るはずもなく、
この後、何試合も負けることはあるでしょうが、
それでも、こういう戦い方をしてくれればうれしいですね。
さて、最後にスタッツです。
支配率で57%。
シュート12本(愛媛FC14本)
枠内シュート8本(愛媛FC12本)
パス578本成功率85%(愛媛FC414本74%)
コーナーキック7本(愛媛FC5本)
フリーキック18本(愛媛FC5本)
これを見れば、相手のファールの多さが良く判りますね。
次戦はV・ファーレン戦です。
相手は今のところ、1引き分け1敗で15位ですが、
実力がない訳ではないので、
ここで敢えて勝利をプレゼントしないように、
今まで以上に気を引き締めて戦って欲しいですね。
特に、今のところ連携がとれていず、
ファンマ選手が孤立していることが多いように感じます。
調子を出させると怖いチームなので、
とにかく先制点を与えない?
まあ、素人の私は何を考えようが、
きっと良い結果をもたらしてくれるでしょう。
ガンバレエスパルス!です。