今日から女子バレーボールはネーションズリーグの最終ラウンドが始まります。最後の4試合が終わった時の世界ランキングの結果によって、オリンピックに出場できるかどうかが決まります。特に今日の韓国戦では、勝ってもポイントは殆んど貰えませんが、負けると大きくポイントを失うので、他の試合より重要度は高いです。3ー0で勝たないといけない試合です。韓国は日本戦になると強くなるので要警戒です。
さて、先日開催されていた全仏オープンは終了。
プロテニス界は、
クレーコートシーズンからローンコートシーズンに変わります。
今年のウィンブルドンは7月1日から14日の日程で開催されます。
と言う事で今、サーフェースがローンコートの大会が開催されています。
全仏オープンの頃にも書きましたが、
出産前の大坂選手はハードコートでは強いのですが、
クレーコートやローンコートは苦手にしていました。
全豪オープン、全米オープンは共に2回優勝しているのに対し、
全仏オープンも全英オープンも3回戦が最高成績です。
ハードコートに強い大坂選手ですが、
感情の起伏が激しく、ある意味不安定だった大坂選手。
良い時と悪い時の差が激しいというか、
自ら崩れていくことも散見されました。
しかし、産後の大坂選手は、
試合を離れていたことで、試合勘がまだ戻っていませんが、
ただ精神的な安定感には目を見張るものがあります。
別人と言っても良いかもしれません。
そして今年の1月3日に復帰してから、半年弱が経過。
技術的には、かなり全盛期の状態に戻ってきた感があります。
大坂選手は、ハードコートでは、
調子が良い時はイケイケどんどんで無双する試合もある反面、
クレーコートやローンコートでは、
ある程度我慢が必要であり、時に粘り強く、
詰将棋の様に相手を崩す戦法が必要ですが、
それが昔は出来なかった大坂選手でした。
今はそれが出来ているように見えます。
さて、今回、リベマオープンで、
大坂なおみ選手は、大会の第4シード、
世界ランク32位のエリス・メルテンス選手と対戦し、
6-2、6-4のストレートで勝利しました。
サーフェースはローンの大会であり、
メルテンス選手とは今年の3月11日に、
BNPパリバ・オープンで対戦しており、
この時は5-7、4-6で大坂選手が敗れていました。
メルテンス選手はどちらかと言えばダブルスプレーヤーで、
シングルスは全豪オープンのベスト4が最高成績。
ついで全米のベスト8、そして全仏と全英は4回戦が最高成績です。
一方ダブルスは、全豪・全英・全米で優勝し、全仏もベスト4。
強豪であることは間違いない選手です。
そんな選手にストレートで勝った大坂選手は、
かなり復調してきたと言えるでしょう。
先日、全仏オープン3連覇した王者イガ・シフィオンテク選手に対し、
6-7(1-7)、6-1、5-7のフルセットで敗れたものの、
2時間57分の激闘。
しかもファイナルセット5-2からの逆転負け。
惜敗だったことから考えても、
大坂選手の全英での活躍を期待したい気持ちで一杯です。
もちろん、即優勝は難しいでしょうが、
ベスト8、ベスト4くらいまでは到達して欲しいです。
ガンバレ大坂選手です。
話は変わりますが、リベマオープンにはダブルスで、
二宮真琴選手/穂積絵莉選手ペアが出場し、
1-6、4-4の状態で多分降雨で中断しました。
青山修子選手は、
アルディラ・ストジアディ選手(以前加藤美唯選手のペア)と組んで、
7ー5、6-1で1回戦を突破しています。
さて、他の選手ですが、
ロスシー・オープン・ノッティンガムにて、
日比野菜緒選手はシングルスは1回戦で、1-6、4-6で敗退。
日比野選手はダブルスにも出場し、今晩試合があります。
更にイギリス国籍の宮崎百合子選手も出場しましたが、
同じく1回戦で4-6、5-7で敗退。
柴原瑛菜選手もシングルスに出場し、
1回戦で1-6、4-6で敗退でした。
対戦相手が2021年の全米オープン優勝者である、
エマ・ラドゥカヌ選手だったのでまあ、仕方ないですね。
なお、柴原選手はダブルスにも出場しており、
ヘザー・ワトソン選手と組んで1回戦は6-3、6-4で勝利しました。
こうして、全英オープンまでみんなが鎬を削り、
本番でどんな試合をしてくれるのか?
とても楽しみです。
ガンバレ日本です!
さて、今年の目標である年間読書150冊。
61冊目です(今年163日目)
「ムカシ✕ムカシ」 森博嗣
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