オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

2024/04/29 メトロリバー 「トホホのデフォルト」の巻

2024年04月29日 18時00分09秒 | 2024オズマのバス釣りレポート


4/28によい思いをしたので頑張ってみたが。

 結論は,1バイトのみの出家である

 2連続出撃が足に相当キツかった。いや,Kポイントは足元不安定でそれがキツク,今日は始終フラフラ,落水しそうで怖かった

 疲れがやはり残っていたが,起床時点では青竹踏みなどで疲れがかなり軽くなっていた気がした。

 気合を入れて8時頃に到着するとOさんがすでに来ていたが「まだ釣れていません」とのこと。これは結構厳しいかも。曇はやっぱりよくないのか


とにかくアタリが1回だけ。

 昨日との違いは,Oさんは40UPを2匹釣ったが,それ以外何も変化がなかったこと。そう,大きな回遊はなかったのである。まあ,あのような回遊は年に数回あるかないかだし...。期待すると苦労するんだけどね。でも,期待しちゃうよね。

 途中からT崎さんも合流したが,想定外の強風で自分は13時で撤収を決めてしまった


クサフジって昆虫があまり寄っていない。蜜が少ないのかも。

 最寄り駅までゆっくり歩いて20分。気がつけば,超有名Nポイント以外はすべて駅からこの程度の距離。その距離が「舗装路」か「砂利道」かで疲労は当然異なる。当然,砂利道はかなり疲れるわけである。河原の丸石なんて,30分も歩くとヘロヘロになるものだが,前は普通に歩いていたっけ。

 ヘロヘロになりながら最寄り駅に戻ると,頭上をツバメが飛んでいる。至近距離で見ると,実に愛らしい野鳥ではないか


防犯カメラの上に巣を作っていた。ツバメ防犯隊だ

 それにしても,ツバメは「人間との至近距離」を絶妙に保つことで天敵から逃れているという。この駅も,きっとツバメの糞害ぐらいはあるだろうが,メトロリバー至近駅といえどもかなりローカルで何も警告らしいものもなかった。この余裕がほしいね。

 ウグイス・コジュケイ・キジ・ヨシキリ・ツバメと多くの野鳥のさえずりが聞こえた2日間。さすがに今日は出家したが,また次回頑張ってみよう


【「釣り具」のウソホント】普遍的ではある。しかし,条件つきでもある。

2024年04月29日 00時00分00秒 | オズマのバスタックル

 つり人社の広告が入ってきて,一応気になったので買ってみた。ちょっと高い1980円なのだけど

 結論。『まちがいだらけのバッシング』(村田基著)を一度でも読んだ人にとっては,購入しなくても特段得るものがないかと思う。

 いかにも,タイトルからして「ダイワリールの罠(SLPが儲けるというアコギな仕組み)」でも書いてあるのかと思いきや,なんだ,これは普段自分が感じていたり・書いてきたこと,何より,『まちがいだらけのバッシング』そのものじゃないかと感じた。

 たとえばラインの話。時代は大きく異なるが,村田さんは「ラインはスレに強いものを選ぼう」というわかりやすいアドバイス。柏瀬さんにそういうアドバイスはなく,構造上の話やIGFA規格の問題だった。

 僕はいうまでもなく村田さんの影響を強く受けて(『まちがいだからのバッシング』購入は1989年),いまでもそう感じることが多いから,柏瀬さんの方を「似たような話」に感じるのだろう。

 ただ,いまとなっては『まちがいだらけのバッシング』で若干古い部分がある。具体的タックル紹介はありがたいが,みな廃盤なのだ。アプロードFXの驚異的スレ強度に自身驚愕したものだが,いまは売っていない。カモフラGTRもまた然り

 そういう意味では「具体的商品名」に触れていないから「普遍的」内容であるのが柏瀬さんの本

 ただ,僕としては「フロロは構造上,スレ強度の弱さ」もあるが,フロロの比重ゆえ「とくにワームなどを使うと真っ白になる」理由を書いてほしかった。

 僕は知っている。ズバリ「ワームをドリフトをさせるとラインも一緒に底に擦れる,ゆえに白くなる」。だから,頻繁にライン先端2~3mは切らないとアタリが出にくくなる,ということだ。これが,自分の体験で得た事実だ。

 柏瀬さんと僕はどうやら同学年。ということは,強烈に村田さんの影響を「よくも・わるくも」受けたはず。

 僕は,「村田さんは口がたしかに巧く怪しくも感じるけど,嘘は言っていない。とくにラインに関しては」と実感している。

 まあ,1990年代初頭関西方面のバスプロ達(下野さん・藤木さんなど)は「あんなの,インチキやで」とか言っていたが(実際にガイドでもお客の僕に言われたことがある),「キャッツ・アイ」というワームの「眼」を発売したのは凄かった。今江克隆プロだって,『ザ・シークレット』で「キャッツアイという眼を入れたリグ」で,河口湖のターンオーバーを釣っていたのだゾ

 もう一つ言わないといけないことがある。つり人社(釣り業界出版社)の若い編集達では「歴史」が浅く,校閲ができない。ましてや,「編集」せずに原稿垂れ流しの可能性が非常に高いということ。

 以前にも書いたが,つり人社でさえこの有り様(『Pride of STEEZ』)だから,校閲ならそれこそ外注で自分がやりたいぐらいだ。最新の話題はよくわからないが,2005年ぐらいまでのことならかなり暗記しているし,確認するための原典も持っているからね。