オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

2024/11/04 運慶仏を訪ねて-横須賀美術館に初めて行ってきました-

2024年11月04日 16時10分35秒 | オズマ放浪の旅


駅のポスターで気づいた展示会。これは行ってみたいぞ。

 運慶の作品を求めて全国を回ったつもりでいた。しかし,まったくそれは誤りで「灯台下暗し」だったことに気付かされた。

 かれこれ20年以上前になるだろうか 京都出張に行って「見返り観音」に心を打たれて,そこから始まった仏像めぐり。

 奈良・京都の国宝級にはほぼ行っているはずである。当時出ていたガイド本を頼りに,当時は出張もしばしばあったからずいぶんと「運のよい」仏様めぐりができたものだ。高野山にも行っているよネ。

 滋賀は長浜で,母と現地待ち合わせで琵琶湖北湖の十一面観音巡りもしたっけ。あのときに食べた「焼き鯖寿司」の旨さといったらいまだに及ぶものがない。

 ともかく今回は横須賀美術館なるところだというので,京浜急行で馬堀海岸駅まで行く。実はこのときに「まほり」と間違えて検索に引っかからず,帰路になって「まり」であることが正しいと知った次第である。また,バイアスがかかっていたようだ。


馬堀海岸は品川から特急を使って約50分。自宅からは1時間40分ぐらいだ。

 馬堀海岸駅からバスで行けるとのことで,バス停まで行く


着いたのは10時チョイ前だったので10分ほど待つだけで済んだ。

 バスの運転手さんがこれまた見事なハンドルさばきである。都内だとATのバスばかりで乱暴なブレーキングに遭うこともあるが,MTを駆使した丁寧な運転が往復とも印象的だった。ちなみに,バス代は馬堀海岸から片道480円だった,はずである(スイカなのでよく見ていない)。


逆光でもしっかり撮影できる。2006年OPENというからかなり新しい。


丘の上にあるので眺望が素晴らしい。

 受付に行くとすでに30名ぐらいが並んでいた。コロナ禍だったら「なんとか距離」をとるものだったのに,「詰めてください」というアタリマエの掛け声。ああ,「ソーシャルディスタンス」だったっけ。とっくに消えてるね。

 入場料は1000円。さっそく入って見てみようと流れに従うと,絵画について疎い僕に「これでもか」というほどの展示がある。興味があればよいのだろうが,絵画にいまいち興味がないんだよなあ...。「書」だったらいいのに。

 お待ちかねの展示に来たら,いやもう,これが素晴らしいとしか言えない。これらが運慶の作であることはたしかにわかる。独特なリアルさを追求しているし。

 銘札(めいさつ)に,しっかり「運慶」の文字が読み取れることにも感動。そういえば「生きている仏様」ばかり観ているせいで,こうした胎内のものは博物館ぐらいでしかお目にかかれないものなあ。

 本当は手をあわせて拝みたくなるところだが,今回は芸術品。京都・奈良のように遠くないからまた来よう。そのときは「生きている仏様」にお会いしてこよう。ガイドブックをしっかりもらったので,予習しないとネ


復路のバスは観音崎から乗る方がよいとのことで歩いてみた。

 汗ばむほどの陽気であったが,終始気持ちよい こういうのを観光・趣味っていうんだよなあ。自分の「釣り」は生活の一部なんだよネ...。


観音崎灯台だ。

 何も事前に調べてこなかったのでコンビニくらいあるかと思いきや軽食店が1店舗だけ。なるほど。

 もう,ここに入るしかない。価格が安めなのが嬉しいし,ここは安定の「ビーフカレー」にしよう。


もちろん昼ビールだよ。


カレーと込で1310円だった。東京より安いし,ここのカレー,わるくなかったね。

 食後は観音崎周辺を散策してみよう。

 親子が釣りをしていたり,釣りのボートが浮かんでいたり。なんかこういう「普通の釣り」したくなってきたなあ。海でハゼとかキスとか,できればカレイとかね。いまは船代も高いけど,あれはあれで楽しいんだよなあ。

 そして食後の楽しみと言ったらコレでしょう。


いつもミントを買ってしまうが今日はバニラ。

 買ってみたら,二周りぐらい小さくなっているような気がした。そもそもかなり高いし。180円もしたっけか

 とりあえず,海をもうちょっと眺めて帰ろうかな。


穏やかな海だった。クサフグが釣れていた。

 帰路は横須賀駅行のバスに乗ってやはり馬堀海岸で降りる。電車は数分待ちで来たので早かった。堀之内で来た特急に乗り換え,クロスシートに寄りかかって寝ていたら,あっというまに品川に戻っていた。

 それにしても,文化庁もなかなかやるなという感じだ。自分は「生きた仏」ばかりを追っていたため,逆の視点から観ることができていなかった。なにより,鎌倉国宝館金沢文庫でも展示があるというではないか。

 鎌倉はオーバーツーリズムが気になるが,とにかくまた行ってみよう。

 自分が「何もわかっていない」ことが「わかった」だけでも意義ある小旅行だった。そして,電車とバスにバンザイだ。渋滞なく,東京からの往復で2500円程度の交通費で済んだのだからネ。


【2024八郎潟遠征中止】キャンセル費用の総括。「みどりの窓口」がほぼ廃止ってどういうこと(# ゚Д゚)!

2024年09月02日 00時00分00秒 | オズマ放浪の旅

 備忘録としてキャンセル費用を総括しておく。

  1. レンタカーが4744円。これは規定の料金の20%という計算。もう2日早かったら0円でした。
  2. JR東日本株主優待券はそのままパーになったので6600円。
  3. 金券使っての払い戻しは,熟練社員でないと手数料計算が面倒らしかった。
  4. 新幹線払い戻し手数料は,560×2=1120円。
  5. 宿はTELのみでOK。エスカーラさん,ありがとうございます。次回はお世話になりたいです。
  6. 総計キャンセル費用は,4744+6600+1120=12464円。

 釣りに行っていれば,間違いなく八郎潟釣具店で散在する予定(90年代の掘り出し物があったはず)だったので,まあ出費は当然「出かけた方が多い」。

 ただし,今回は台風10号が「意思」をもったかのように停滞したりするので天気予報があてにならない。9/4まで東北に雨が降らないとも言えない。秋田新幹線では何度も豪雨の山岳地域を超えて行ったことがあり,その停車時間の長さに結構疲れた記憶も鮮明。

 総論として,危険度>>お金で考えて中止とした。

 ただし,JR東日本の「みどりの窓口」ほぼ廃止には,実際に行ってみて驚くばかり。

 JC中央線は東京を代表する路線なのに,地元駅(快速停車駅)はおろか同じ区域内は全廃だった

 この事態を知るきっかけは「区議会だより」。これに「みどりの窓口廃止」という意見が一議員の声で書いてあったら,本当にそうだった

 台風なので,東京や新宿などのターミナル駅に行ったら大混雑に決まっていると予測し,8/31出勤日に御茶ノ水に行ってみた。

 当然昼休みしかチャンスがないので行ってみると,幸い2名だけが先客。ただし,1名さんは台風で関西方面に行くことができない方だった(と話し声が聞こえてきた)。敦賀を経由して,サンダーバードで戻るとかなんとか聞こえたような気がする。

 以前から「みどりの窓口」には何度もお世話になった。

 一番肝を冷やしたのが財布類を落としたとき。激しい呑み会でヘロヘロになって駅に落としていたのだが,警察やらに問い合わせたりなんだりで落ち着かなかった一晩を過ごした。結局は駅に預けられていたのだが,そのときも大変感謝したものだ。

 カバンを忘れて網棚に放置した記憶もあるが,当時は無事に戻ってきたっけ。30年ぐらい前かもしれないが。

 そもそも,「みどりの窓口」が役目を終えたというならそれまでだが,どの駅に行っても「暇」なんてことはなく,どの時間帯にも「かなりの列」が出来ている

 そもそも,いつのまにこんなに廃止されてしまったんだろう これで「みどりの窓口全廃を凍結」なんですか

 そういえば,東京メトロもほぼ無人化されている。都心の西新宿駅に駅員が居ないという冷徹さがある。

 はい,これが結論です。駅員が居ないことによって殺人事件でも起きたということでもない限り,駅の無人化は加速する。

 田舎の駅(秋田からの東北線でも多かった;十文字駅も覚えている)が無人駅だったり無人改札なのは慣れているけど,都内までそうなってきたことに,「合理化すればするほどかえって真綿で首を絞めるかのように追い詰められる」という持論が展開されるのである。


2024/07/15 神田川・柳橋と隅田川「釣りには来ない雰囲気だが涼しかった」の巻

2024年07月16日 00時00分00秒 | オズマ放浪の旅


一度来た記憶がある柳橋。この護岸はいつ頃できたのだろう。

 連休最終日だが,天候がイマイチなので釣りには行かない。途中で雨が降ってきてリュックが濡れるのが嫌だからだ。

 朝9時の時点では,天候次第で「鉄道博物館」に行ってみようかとも思ったが,梅小路公園での混雑ぶり・地下鉄博物館での容赦ない外様ぶりを実感して,まずは再開発が進む渋谷に行ってみた。

 10時には渋谷に居たが,さすが土地勘のない自分。新宿・池袋はわかるが渋谷はわからない。かつて渋谷サンスイに通っていたときの場所さえも思い出せない。

 山下公園がエキセントリックな建物になっていたが,圧倒されてすぐに山手線に戻ってしまった

 内回り・外回り,どちらか早く来た方に乗るとだけ決めて内回りが来た。品川方面まで行くが,そうだ,浅草橋まで行ってみよう。

 そんなわけで,秋葉原で総武線に乗り換えて浅草橋。昼時だったので「かつ屋」で食事をして隅田川まで歩いてみる。

 川べりには近いが,テラスに入る場所がわからないで戸惑った。


台東区側はテラスが工事中だったりしていた。クロダイの死骸が浮いていた。

 神田川は,奇しくも水源である井の頭公園からほとんど知っている,はずだった。御茶ノ水辺りでも潮の影響はあるから,きっとクロダイもいるんじゃないか。まあ,釣り禁止以前に「あまり釣りはしたくない」雰囲気があるのだけれど...。


隅田川。たしかにきれいになった。でも,釣りするという気分にならない。

 隅田川での釣りにかなり人気があるのは知っている。シーバスやハゼ,そしてクロダイ。自宅からも電車1本で行けるので遠くはない。

 だが,この殺風景がダメだ。メトロリバーで感じる生命感などない。鶴見川が巨大になってきれいになった,というイメージだ。

 両国駅まで戻ると,なにかいろいろあったが歩き疲れていた。いったん秋葉原で下車したが,単純に大きい方を催したのである。

 もういいかとなって,結局13時には帰宅していた

 そうえいば,墨田区や台東区には普段あまり接点がない。23区でも,この辺りはクルマで来るには大変渋滞が多いから来なかったし,特段何か自分の興味になるものも少ない,というだけなのだが...。

 そうそう,隅田川の護岸工事は昭和46年だということが工事の歴史があって判明した。当時は「親水護岸」なんて考えがないから,殺風景になってしまったのかな。たしか,旧中川はいい雰囲気だった記憶があるのだが。

 それでも,いよいよ夏本番前に汗だくにならずに歩けたのはよい結果。まあ,こんな日もあるな


【しんぱち食堂】回転率悪い。味も微妙。いまはいいけど,あっというまになくなる予感がする...。

2024年04月22日 00時00分00秒 | オズマ放浪の旅


ようやく御茶ノ水に新規開業した。周囲は空き店舗がまだ多い。

 3/30の出勤当番日は土曜日であり,一般企業は休暇も多い。

 メインである神保町付近に行くには,めまい症状がある状況で「急坂」がいくつもあり,ちょっと不安である。

 仕方ないので吉野家ぐらいしかないかと思って行くと,このお店ができていた


メニューはいいのだが

 鶏生姜焼き定食をタッチパネルで依頼する。待つこと実に20分以上である。60分休憩のうち,すでに半分が消化されてしまった。


野菜が少ない。味噌汁も。やはり神保町には敵わない。

 もしこれが,平日の昼休みだったらどうなっただろう。店内は非常に回転がわるく,食後の片付け等ができぱき進んでいない

 久々に大きく外した。もうこのお店には行かないだろう

 また,間違っても「鰻」だけは頼まない方がよいだろう。そもそも時間がかかるのが当たり前なのだから,専門店でじっくり食べるか・吉野家のようなところで「ゴム」のような鰻を食べた方が満足すると思う(お金とのバランスってことです)。

 いやあ,めまいであったとはいえ,自分の審美眼,なかったね...


【DOY DOY ケバブ】良心的すぎるお店! 次はここだ!

2024年04月12日 00時00分00秒 | オズマ放浪の旅


近所の商店街でびっくり価格。安くないか

 ケバブのお店が自宅近所に2個所ある。池袋東口では350円という衝撃的なお店を見たこともあるが,それは池袋ならではの「回転率のよさ」が発揮されるからだろう。

 ましてや円安であり,鶏肉は輸入であれ国内であれ,いまや安定供給とも言えないと思っていたらこの価格である


理由が合理的。メニューを単一化する。これは成功するのでは

 ケバブは僕にとってまだまだ「未開拓」の食べ物である。したがって,最初に食べた「チキン」ばかり追っている。葛西だろうがなんだろうが,チキン一択だ。

 ラーメン店で成功するには,いやさ,飲食業で成功するには「回転率を上げる」ことが重要であることに異論はない。立ち食いそばは合理的とも言えるが,それゆえ繁華街にしかない(かつては潮来駅ナカにもあったが,味は覚えていない)。

 今回は開店前に通ってしまったが,次回地元で食べるときにはここに来てみよう


2024/04/03-04 「大阪なんば出張と京都名刹めぐり」SLの汽笛が呼び覚ました!

2024年04月04日 21時39分07秒 | オズマ放浪の旅

2024/04/03-04 大阪なんば出張と京都名刹めぐり



 4/3は懸念されていた業務の打合せのため,自分を含めて2名で大阪は「なんば」に出張した

 仕事の結論は,業務量が2倍以上になる・しかし人は増えない,だ。

 ただ,一見無茶苦茶なことでも,それをこなしてきた大阪の徹底した合理化に深謝したし,感動した。これに感動できなかった経営者がわるいのだと断言する。でも,仕事の話はいくら書いていても自分が苦しいのでここで止める。

 4/3の夜,打合せが終わってから新快速で京都へ移動。それは,僕ももうひとりも「せっかく関西に来たからには」京都の名刹(好みは違う)に行きたい,という思いがあって,4/4を休暇にしていたからである。

 APAホテルに泊まったが,とんでもなく高額になっており,一泊28000円オーバー。2023年9月に瀬田で泊まったときは1万円もしなかったのに,さすがは観光シーズンである。

 4/4は,久々に深酒をしたにも関わらず5:50に起床。雨が降ると言われていたが,朝日がさしているではないか 天気予報も曇りとてきている。運が向いてきたのかも

 8:30に三十三間堂から出発。たぶん,4回めぐらいの来訪である。2000年代初頭,両親ともまだ元気だったときに連れ回した記憶が蘇る。でも,あのとき連れ回していてよかった。わるい意味でなく「冥土の土産」になる。あちらの世界で「ところで京都や奈良には」なんて話題が来たときに,「何も知らない」ではロボットであるからだ。

 三十三間堂で,千一体(1001体)・千手千眼観音菩薩に出会うと,やはり壮観である。どのお顔も美しく,1000年近くの時を刻んだ人々の思いがあふれている。慈悲に満ちた眼差しは,やはり「生きている仏様」なのだと改めて実感した。

 10時近くまで結局観ていて,次は近いから清水寺まで歩いてみることにした。だが,それはとてつもなくきつく感じた。道を覚えていても,インバウンド効果の影響凄まじく,観光客がすでにあふれている

 清水寺がこれまた大混雑。記憶では,一体だけ撮影可能な仏様があったはずなので,それを目指して行く。そして見つけた。



 これだけで十分ご加護があろうというもの。

 清水寺といえば縁結びの地主神社,というのが有名だが改修中。まあ,要らんけどネ。

 清水寺に長居はせず,次に向かうは永観堂。見返り観音さまの御慈悲にあやかりたいのである。

 だが,バスのめぐりあわせがわるいのと,クタクタになったのでタクシーで移動。とても気さくな運転手さんで楽しいひとときだった



 永観堂は基本的に禅寺だから仏教美術も絵画などが多い。しかし,この見返り観音に初めて出会ったとき,それは衝撃を受けたもの。自分のいままでの悪行を悔いた。今回なら,これからどうなすべきか,そのヒントが得られたようにさえ思う

 11:30になって,もうお昼というところだが,これ以上奥地を回るときりがないし,そもそも一回は行っている。そうだ,東寺に行こうということで,地下鉄・蹴上駅まで歩く。

 南禅寺は変わらず人が多いが,実はまったく興味がない。そう,禅寺に興味がない。いや,仏像に興味が深いというか,単純に信仰しているだけである。

 地下鉄で烏丸御池まで移動。烏丸線で九条まで移動。もう,東寺まで1キロチョイだ。



 見覚えある交差点を超えて行く



 東寺である。京都のシンボル的象徴。日本人のココロの故郷がここにある,と思っている。

 たぶん,東寺には10回以上の来訪歴あり。ただ,このブログ以前の時代でガラケーだったりしたので,撮影記録がまったくない

 護摩木が1本200円なので,最初は自分の満年齢を書いてしまった。講堂が先だったと記憶している。次に金堂に行く。

 そのとき,ふと見ると「数え年」で年齢を書くようにとなっている。したがって,護摩木をもう1枚追加である。1枚200円だったからいいけど。

 それにしても,自分が薬師如来のポーズを真似ていたら,外国人のある方が同じような所作をした。言葉は通じなくとも,あの方とはきっとココロでつながったのだと思う。

 この時点で13時。もうこれで帰宅するかと思っていたら「SLの汽笛」が聞こえた。耳鳴りとめまいのせいなのかと疑ったが,2回めが聞こえた。

 これは,星野鉄郎が『さよなら銀河鉄道999』のときに言った,あのセリフだ。「999...,999だ!」と。

 そこで,さすがは東寺,すぐにタクシーが来て「梅小路機関区に」と運転手さんに話すと,「いまは梅小路公園になっていて,さらに鉄道博物館があって,そこですよ」と教えてくれた。

 やはり気さくな運転手さんで「いやあ,いい年齢をして,鉄道が好きで」なんて話したら,「そういう感覚は大事にしておくのがいいですよね」という話になり,日本人・日本語のルーツ・ワビサビ・芸術がわかる東洋人は,という話になった。

 御免なさい,運転手さん,そのお話なら『ゴルゴ13』で知識にしていますなんて言っても大丈夫。いや,ホント,タクシーの運転手さんも大変なお仕事だが,実に気分よく移動できた

 そして,ついに鉄道博物館だ。








 会いたかった999。自分の中ではC62は999。それにしても動輪が大きくカッコイイ。これが昭和20年代のものとは思えない。黒光りしているのだから。


ここでやっと昼食。ラスト1個だったが旨かった。1300円の価値あり。


整備中だよ。マジで感動するう。


この言葉にもこれからの道のヒントがあるように思う。


SLの正体はC56だった。汽笛と水蒸気が「生きている」と教えてくれた。

 そういえば,14時頃に館内を移動しているとき「新幹線,少し遅らせよう」とスマートEXを確認すると16時予約のはずが14:03発になっている。速攻で予約変更をしたのはいうまでもない。あと3分遅ければとんでもない無駄遣いになるところだった。これを「見返り観音」の御慈悲であろうと理解するのは,僕だけだろうか

 15時近くになり,お土産をさらにここで追加。京都駅では何も要らないね,ビール以外は。

 そして15:30ののぞみにて帰京。19時前には自宅に戻っていた。

 4/5以降は「ロードマップ」を作成し,まずは上長に口頭で理解を得る。ややこしい人間関係ももちろん仕事だからあるが,もうそうした次元を飛び越える必要性を合理的・客観的にやるしかない。感情が先に動くのが日本人だが,データには素直に向き合おう。

 結局,先週来のめまい症状はかなり軽快された。まさに仏様のご加護であろう


本当のメトロネットワーク。駅名を暗記したもの。

2024年03月27日 00時00分00秒 | オズマ放浪の旅

 釣りのメトロでなく鉄道のメトロである(なんのこっちゃ)。

 この地図というか鉄道路線図が子供の頃から好きで,行ったことのない駅でも暗記したものだ。

 一番暗記したのは,学生時代初期の東武東上線。

 急行で池袋から川越まで,当時は「成増・志木・川越」しか停車しなかった。まだ,和光市駅ができる前の話である。

 したがって,途中駅を暗記する。車掌さんが「次の駅をご利用の方は,各駅停車にお乗り換えください」っていうからね。

 帰りの急行で成増に到着間近なら,「下赤塚・東武練馬・上板橋・ときわ台・中板橋・大山・下板橋・北池袋」ご利用の方は,と早口で言うので,こちらも必死に暗記した。

 これが川越駅だと「新河岸・上福岡・鶴瀬・みずほ台・柳瀬川」ご利用の方は,となるのである。

 いまはだいぶ駅が増えたし,停車駅も変わってしまったが。

 それにしても,地下鉄博物館に行ったお陰で,久々にメトロ乗り放題とかやってみたくなるね


2024/02/12 メトロ本丸「地下鉄博物館」の巻 -トキメクね!-

2024年02月14日 00時00分00秒 | オズマ放浪の旅

2024/02/12 地下鉄博物館に行ってきた。



 連休最終日,釣りの疲れがやたらと残っているのだが,以前から気になっていた「地下鉄博物館」に行ってきた。

 自宅からは東西線1本で行けるのだが,地下鉄は当然閉鎖された地下空間を走るので意外とつらい。1時間地下鉄に乗るっていうのは結構きついのです...。

 それでも葛西駅に開館時間の10時過ぎには着いた。

 入館料が非常に良心的で220円。メトロ本丸はこんなにも暖かいのか

 丸ノ内線の建設展示を見るのも目的だが,まずはザッと見ようと思うと,幼い子ども達が,まるで自分の50年前のようにウキウキ・ワクワクしてる。圧倒的に男の子が多く,女の子は連れてこられた感ありあり。まあ,そんなものでしょうけど。

 丸ノ内線の展示には「ああ,乗っていた,この車両」という感動もある。一番感動したのはこれ。


たしか駅の途中で停電するところがあってこれが点灯したもの。

 いまだったら,「電気が消えるなんて何事か」って揉めるだろうけど,サードレール(第三軌条方式での給電)が構造上そうなっている(途中で切れている)から仕方ない,という説明を幼少期からよく覚えている。このランプ(予備灯という)があったのは丸の内線と銀座線だけだったよね

 とにかく館内は親子連れ含めてかなりの混雑。子供だからすぐに飽きてしまいそうでも,模型の展示が嬉しい。


この大きさがカッコイイ。東西線といえばこの車両だった。冷房改造もされたっけ。


丸の内線はこの側線が好き。このイメージは最新型にも継承されているよね。

 実は,一番感動したのは「東西線建設記録映画(東陽町から西船橋間)」だった。子供たちにはきっと不評だったろうけど,自分は「見てぼんやり知っている知識」が「確実な知識」になったと思えた。

 いまでこそ,江戸川区には都営新宿線・東西線・総武線が東西に走っているが,昭和40年代までは総武線のみだった。とてつもない通勤地獄が紹介されており,いまの時代では感じられないものがあった。

 なにより,この「東京(江東)デルタ地帯」と紹介された地域は湿地帯。見渡す限りの蓮田や田んぼ。「葛西水郷」という釣り場がその昔に存在したことを知っているが,まさにその風景をカラーで見ることができた。帝都高速度交通営団時に作成された記録映画だが,やはり重要な記録だ

 都合2時間館内を見ていたが,いつまで経ってもシュミレーターの順番など来ないというか,そこに並ぶのがちょっと恥ずかしいので遠慮しておく。まあ,20年位前まで交通博物館が万世橋にあったときなど,土曜出勤・休日出勤の帰りに立ち寄っていたほどだし。

 そして,お昼はやはり葛西ならではの,これでしょう。


ケパブを探したら駅下にあった。


ケパブが600円でビールが700円。紙コップなのはしょうがない。

 地元で食べても,アキバで食べても,葛西で食べてもみな同じに旨いし,ヘルシーだ。ビールがかなり割高だけど,北風が寒かったので店内で食べたかったんだよ。

 そして,何回か来ている葛西駅周辺を歩いてみる。北西風が冷たいけどね。


メトロセンターか。メトロ本丸だなあ。

 そんなわけで,12時40分には帰路につき,歯磨きだけ確実に行って昼寝しよう。なんか,もう,疲れているんだよね...。

 目が覚めると16時だった。ちょっと寝すぎたか。

 ホント,交通系の博物館はワクワクするよね。問題は,幼児達に圧倒的パワーをもっていかれそうになることだけだが,あのパワーを大人になっても継続している子たちが居て,運転士になったりするんだろう。

 ともかく,駅直結博物館なので便利でいい。葛西駅になぜ,という感じはするが,高架下の効率的利用でもあったのだろう。


蚕糸試験場,たしかにあったなあ。桑の葉を取りに行ったボンヤリ記憶も蘇ってきた。


【すかいらーくは生きていた】から好し。親子丼が旨くて安いのだが!

2024年01月23日 00時00分00秒 | オズマ放浪の旅


自宅の最寄り駅にもあるが,親子丼は知らなかった。

 神保町界隈であっても,僕の昼食予算ではなんとか1食700円ぐらいに収めたい。いまどきラーメンが850円する時代なのでなかなか難しいけれど,やはり安くて旨いものが嬉しい

 から好しには,以前地元駅で入っていて「そばが美味かった」と記録したはずだが,なんとなく神保町にあることも思い出して行ってみた

 メニューを見ると親子丼があるらしい。それもかなり安価である。400円台だったか


そばとセットでも720円だったはず。そばが旨いのだが。

 いやいやビックリである。

 ガストの「チープな味」は「ファミレスに入ったことがない」という老親に異なる意味で新鮮だったが(つまり二度目の来訪はない),こちらの親子丼こそ「えっ,こんなに美味しくて安いのか」と驚きを隠せなかった。

 このときは会社から遠回りをしてしまって時間に余裕がなかったが,メニューをじっくり見るとそば類のメニューも美味しそうだ。

 ウム。残念なことに「いわもとQ」神保町店が潰れてしまったから,ここも新たなローテーションに入れよう


【豚汁と唐揚げ専門店】これは回転率が悪いね...。味はいいのだが...。

2024年01月05日 00時00分00秒 | オズマ放浪の旅

 神田猿楽町にはまだまだ僕の入ったことのない店舗がある。

 そこに,こんな「豚汁と唐揚げ専門店」が出来たようなので行ってみた。

 味に問題はない。価格もこのボリュームで860円。十二分だと思う。

 問題は,唐揚げ「揚げたて」に拘っているせいで回転率がよくないこと。

 僕が入ったのは13時過ぎだったが,それでも列が出来てしまっていた。

 唐揚げは1回揚げておいて,もう一度軽く揚げるようにしたら配膳が早くなるのではないか

 しかし,問題はまだあって,このメニューは「熱々」なので,けして早く食べることはできない。熱々なのは美味しいが,これも回転率に影響する。

 飲食店の成功有無はお客の回転率にあり,とはけだし誉れ高い尊師の教えによるものである(一部嘘)。


【2023年末のご挨拶】本棚整理と秋葉原散策をしてみた-変貌する街とともに-

2023年12月31日 06時00分00秒 | オズマ放浪の旅


オーイ!とんぼで下段が一杯だ。どうするかこの先。

 これは12/23のことである。

 自分の本棚は上下2段マンガがびっしりとある。さらに1段につき前後あるが,「思い出枠」で1段使っているので,実質3段がマンガで埋め尽くされている

 いい加減電子化するかとも考える。かといって自炊する気にはなれない。ドキュメントスキャナーを買うことも,ましてや電子版を購入するなど,とても馴染めない。

 ダイワSVに慣れたら最後,シマノSVSには戻れないのだ(なんだこの例えは)

 そんなわけで棚を整理したに過ぎない。少年時代から集めた『サイクル野郎』を裏側に,『釣りキチ三平』はさらに別段にあるのだけれど

 本棚整理に2時間を費やし,掃除にさらに2時間かかったが,ようやくすっきりしたので,久々に「昼間のアキバ」(夜は行っているが単にヨドバシに行っているだけかも)に出かけてみたい 夏のアキバなんて絶対に嗅ぎたくない男の汗が漂ってくるので,僕にとっての秋葉原はもっぱら冬が旬である。

 また,なにより雑誌やらネットで見ている「情報」など限られたもの。実際の雰囲気に勝るものはない。幸い定期圏内だから交通費は往復0円というセコサだ


マジンガーのTシャツは売っていなかった。

 最初に入ったのがこのビルの2F。ふと見上げたら「マジンガーTシャツ」でも売っているのかと期待したら,他の萌え系グッズで退散した


そういえばここにも入ったが。目当てはなし。

 レトロゲームが好きなので入ってみたがまたもや肩透かし。瓶のコーラが200円もしたが美味かった。おっと,その前にアキバ名物となったケパブを食べたからだろうけれども。

 それにしても,アキバにはさすがケパブのお店が多い。地元には1店しかない。まあ,八郎潟駅に行ったらコンビニ1店しかないから,十分なのだけれどもネ。


アキバといえばこのおでんの自販機。お味は? チチブ電気だったよなあ。


入っていないが夜に来たら楽しいかも。

 残念ながら,鉄道オタクとまでは行かない中途半端な自分。バス釣りだったらかなり細かいどうでもよいことばかり記憶しているのに,ちょっと深すぎて入れないかも...


出崎統演出を狙ってみた。凄い混雑ぶりが遠目でもわかる。

 寒い日だったが,さすがに午後は少しは暖かい。まあ,北風がないので助かったのである。そんな日に釣りに行かないというのもいいものなのだ。釣りばかり行っていて見えない風景がある。釣りに行かないと見えない風景もあるからね


「近くのトイレ」検索でこの公園に。1931年に作られていたとは。

 アキバというか外神田にはいくつかの公園がある。かつて須田町勤務だったとき(20年以上前だが)にずいぶん歩いたから覚えているはずが意外に忘れていた


2次元アイドルで盛り上がっていたのだと思う。アキバらしい。

 てっきりリアルなアイドルでも出るのかと思ったら,2次元アイドルだった。当然知らないが「知らないことを知る」こともまた重要だ。

 「釣りバカ」「仕事バカ」はそれ以外に何も知らないことになる。もうそうした人生でなく,「以外も知って」いることが重要だと理解しているつもりだ。うん,「つもり」である。


神田川の和泉橋。1年来ないとすっかり変わっている。

 自分の勤務地は,同じ千代田区でもほぼ神保町・猿楽町。電車で数駅,徒歩でも20分ぐらいしか離れていないのに,アキバの変貌は激しい。まさに停滞することを知らない街。逆に言えば,何が文化なのかはっきりしない街。しかし,実態は「ときに合わせて変貌する」のがアキバなのだろう。


京急グッズは売っていない。

 個人的に京急グッズがあれば買いたいが,どうにも家から遠い場所(品川でも売っていない)でしか売っていないようである。急の「快速特急」ロゴTシャツなんてあったら,超カッコイイのに あ,夏に半袖を釣りでは着ないけどね。

 都合3時間ほどの散策で,食べたものがチキンケパブ・駄菓子・岩本町ならでは(山崎パン本社があるから)のヤマザキパン。まあ,しっかり歩いたので問題なかろう。

 そして神田駅から帰路に向かう。車内の揺れが心地よく,気がつくと中野駅まで戻っていた

 これにて2023年終了である。今年一年お疲れ様でした。


【再掲】2011/11/29-30 群馬・草津温泉 「さすがの草津!」の巻

2023年12月25日 08時09分13秒 | オズマ放浪の旅

 ★2011/12/05の記事ですが,自分の草津最初の旅行なので再掲します。この当時はハッシュタグを自由につけられなくて「国内旅行」にしかカテゴライズされなかったことがわかりました。

 水郷での釣りを終えた11/29。本来は潮来を6時ぐらいに出発して午後に草津到着を目指していた。

 しかし,釣行レポートにあるように安眠できる環境は潮来になく,オズマ1600GTは深夜1時に潮来を出発せざるを得なかった。

 潮来から草津への経路は,高速代をケチル意味もあり,結局練馬ICまではいつものように利根川高速メインで戻る。さすがに真夜中なので90分で帰京できた。

 ここからは関越で渋川伊香保ICまで行き,あとは国道を70キロ近くひた走るのである。だが,さすがに眠くなってきたので高坂SAで寝ていると....

 「おはよう! おはよう! おはよう!」

周囲がうるさい。寝ぼけ眼で周囲を見るとまだ暗い。もしかして6時ぐらいなのかと思ったがまだ4時半だった。不思議な「おはよう軍団」に安眠妨害されて(それでも1時間は寝ることができたが),次は上里SAを目指した。

 上里SAでは6時ぐらいになってしまったので,潮来で購入しておいた朝食をとる。そして,トイレでスッキリした後は一気に草津を目指した。

 しかし草津。地図で見るとおり高速ICから遠い。いくら田舎道でも茨城の平野ではないので結構運転は疲れる。それでも何度も休憩をとりながら,8時半には道の駅・草津についた。


平日なので静かでした。


日本ロマンチック街道。夏に制覇しようと思います。

 この道の駅から草津市街地まではすぐである。中央駐車場にとめて,共同浴場めぐりをしようとワクワクしながら歩いてみる


駐車場。2時間500円。


あの湯畑です。


これを見たかったのだ。これぞ草津。本場の温泉だ。


標高が高いので空気もいい。


自然湧出量は日本一。


この強酸性の成分が効能ありなのだ。


あふれる温泉。沸かしてないよ。

 まずは湯畑周辺を散策し,無料の足湯に入ることにした。これが実に疲れた体に効く。10分も入っていると体中ホカホカになってくるのだが,身軽になってきたところで,とにかく共同浴場に行かないと。実は地図ももたずに来たが,それこそ野生のカンで動くのが旅の楽しみなのです。


足湯でゆったり。いやはや最高です。

 白旗の湯という共同浴場に行くと,地元の方が数人居た。からだを流し,さっそく湯船に入ろうと思ったが.....

 「アチチチチチチチチ

 猛烈な湯温に感じた。地元の方に聞くと45℃ぐらいあるらしい。なので,じっくり体を慣らさないと入れないということなので,あの「ケロリン」桶でザバザバ体に湯をかけながらなじませていく。

 かくして15分ぐらい経った頃に,「この辺がゆるいですよ」と聞きながら入ると,なんとか湯船に数分は入ることができた。同時に,やたらと体にピリピリくると思っていたら,pHは実に1.6しかない強酸性である。あらゆる菌が高温とこの泉質で死んでしまうという。そのせいもあって,せっけん不要(使えない)の湯なのである,草津は。

 もう上がろうかと思っていると,茨城弁の方が入ってこられた。何でも常陸太田から日帰りで来られたらしい。アトピー治療のために2週間前にも来たという。肌がツルツルになってとても調子がいいとも言っていた。

 というわけで(いつものとおりなんとなく仲良くなってしまうので),しばらくはその方と湯めぐりをすることになった


ここが一番強烈だったかも。

 一口に草津といっても,実は源泉がいくつかに分かれており,微妙に効能が違うとのことである。この浴場でも地元の方から

 「メタボでも眼病でも何でも治るよ。水虫なんて1週間で消えちゃうよ。」

とも伺った。たしかに実感として,強烈な酸性なので効能もすごいのだろう。反面,カラダにあわない人にとっては地獄になる可能性もあるらしい...。

 そうそう,「源泉かけながし」はいいのだが,とにかく草津は湯温が高いので,こうした共同浴場も「少し人がいるとき」に行ったほうが入りやすいとも思う。とにかく熱いし,水道がついてないところもあるので,お湯が緩められるのを待つ,というところだ。

 かくして,湯めぐりは午前中だけで5箇所に及んだ。さすがにオズマはくたびれてきたので一度ホテルにチェックインして,それからまた散策をすることにした。


オイシソウなおそば屋さんを発見


ソースカツ丼セット・1050円。うまい。文句なし!

 このお店はなんでも創業300年だとか。それでも価格はリーズナブルであり,そばもご飯もみんな美味しかった。そばが美味しいと本当に幸せになるねえ。水郷でも昔はおいしい蕎麦屋さんがあった(佐原地区)のだが,最近はわからなくなってしまったなあ。


今度は西の河原(賽の河原)公園に。


そこかしこから温泉が湧き出ている。
まさに「賽の河原」の風景。

 この水がすべて温泉という事実。そしてこの先に露天風呂があるので入浴したが,そこは水道で緩めていた。そのせいか,どこか物足りなく感じた。もっとも,「アチーということはないので,それはそれでいいのだが,巷の温泉施設のように水道などは浴場にないので(草津のお湯は強烈なので入るだけで殺菌されるから),とくに女性は髪のケアに注意が必要だろう。

 賽の河原からは温泉街をふらふら歩く。歩いているとオイシソウなおせんべいが。


買ってみたら京都のお店だった。でも美味しかった。

 温泉に入っていたら,もう風邪が完全にカラダから消えている。そして食欲が戻ってきて,お昼のおそばのあとにソフトクリームとこのおせんべいを食べてしまうほど。万歩計が11000歩超えていたから大丈夫かな。


ゆもみちゃんです。
草津のキャラです。

 いわゆる「ゆるキャラ」とは違い,歴史を踏まえたキャラ設定に違和感なし。

 さて,チェックインして少し昼寝をしよう。


1泊13000円。ホテル一井です。いいでしょ,たまには贅沢も。

 ネットで予約したのでどういう部屋とかはまったくわからなかったが,潮来の騒音ホテルに比べるとさすが老舗のホテルである


メーテルも草津に着ていたよ。

 ホテルでの暇つぶしにバス釣り雑誌を買っておいたが,メーテルも着ていた。鉄郎も。999は「932」になっていた。松本先生も草津が好きなようである。このパンフは記念品なのでとっておこう。

 夕食・朝食はバイキング形式。まあこれはそれなりにということで。久々にビールが美味しかった。そして熟睡できた

 11/30。チェックアウトして再度散策してみると,まだまだ面白そうである。


これも共同浴場。今度来るときは半袖にジャケットでいいかも。
とにかく温まるよ。


道にはこういう案内板がある。


至るところに共同浴場。

 こうして,潮来→草津→東京という,意外に走行距離の多い旅行が終わった。

 東京に戻ると体からは硫黄のかおりが漂ってきた。だが,なんだかんだいっても練馬ICまで3時間かかるのは結構遠いかもしれない。オススメは高速バスかもしれませんね。温泉旅行だけなら荷物も重くないし。

 よし,来年は温泉旅行もカテゴリーに入れておこうか。

 そしてオズマ1600GT。12万キロまであとわずかとなったのである。


【あると助かる充電器】AC電源,USB電源,そしてイヤホンかな。

2023年12月18日 00時00分00秒 | オズマ放浪の旅

 かつてガラケーだった時代に充電など気にしなかった。

 超タフで売り出されたG’z-one-TYPEX。マジで充電しなくてもフルに一週間使えたのである。

 スマホになって不便になったことは,「電池長持ち」と言われている割にバッテリーが上がること。たった1日で50%減る,なんてこともよくある。

 WiFiをオンにしているので,それが影響していることは知っている。そうした知識があっても,いざとなると充電器がなくてアタフタする,という現実を,2022年草津旅行で実際に見た。

 中国人旅行者がバッテリー切れ寸前で,予約している宿などに連絡できないという話だった。そのとき,自分もAC電源対応のもの(この写真ではピンクのもの)は持っていたが,高速バス車内はUSB対応だったので,他の方が貸していた。

 そんなことも思い出して,これら3種を1泊以上の旅なら持ち歩くことになる。いや,単にバッグに入れておくだけなのだ。

 モバイルバッテリーという手段もあるが,さらにかさばってくる。一度,会社の何かのお祝いごとでもらった記憶があるが,規格違いで使えなかった。まだ自分がガラケーだった頃だろうか

 なお,こうしたケーブル類の購入は通販なら楽天が比較的充実しているようだ。なにより失くしやすい小物なので「派手」な色にしておくと忘れにくい。実際,八郎潟・佐藤旅館にガラケー充電器を忘れて,10キロぐらいしてから宿に戻ったこともあるぐらいだからね


2023年度草津温泉旅行(12/15-12/16)-地球の力を借りて元気になるのだ-の巻

2023年12月16日 23時00分39秒 | オズマ放浪の旅

2023年度草津温泉旅行(12/15-12/16)

 長い文章を書く気合もないので,写真はまとめてダイジェストで行きましょう

 結局は,「地球の力」たる温泉は,体内から湧き出るものをより効果的にして健康にする,ということがわかったのが,特に今回の旅だった。

 12/14の時点で7連勤となっており,会社的には「!」が付いてしまってよくない勤務状況。さらに,いくら良性頭位めまい症とはいえ,会社では冗談ヌキでフラフラだった日があり,この企画を決めた11/25とは体調がまったくわるい方向に向かっていた。

 それでも,12/14になんとか仕事を切り上げて「後は任せた」状態で,金曜日朝からの出発という,毎年度の旅行開始である。

 バスタ新宿は変わらず賑わっているが,コロナ5類以降して,いまはインフルが猛威をふるっている。だが,インフルに関してはワクチンはとっくに接種しているし,いざとなれば特効薬もある。

 一番はっきりわかったのが,バス車内でコロナ2類までは「飲食禁止」だったのが自由になったこと。それはそうでしょう。高速バスで片道4時間の旅,けして短くない。酒がダメぐらいならわかるけど,弁当も何もダメなんていう意味のない飛沫対策は,もう止めてくれたわけである。

 往路は特段問題なく,雪がまったくなく(2022年の旅では降っていた)気持ち悪いほどの暖かさ。

 それでも,まずは共同浴場一直線。今日も激熱かと思ったら,感覚的には43℃ぐらいのようで「ちょっと熱いがじっくり入れる」ので,この時点で疲れがかなりふっとぶ。

 元気になれば食欲も出て,昼ビール&まいたけそば。草津のそば屋さんはどこも美味しいねえ。妙な行列のできているお店もあるけど,SNSなんてやらんし,そもそも「どうでもよい他人の感想」を参考にしないので,そうしたお店には縁がない。

 ところが,食後にちょっと歩いているだけで妙に疲れてきた。今日の宿をよく把握していないからナビに頼ると,とんでもない回り道でヘトヘト。

 でも,宿はさすがに1泊15000円以上なので,期待をよい意味で裏切ってくれた。

 宿で着替えて内風呂に入る。やっぱり温い。感覚的には,外湯が中国鍼で,内湯は日本鍼。そのぐらい刺激も効果も違うように感じる。そう,温泉は鍼灸治療と似ているのではないかと感じたのはまさに今回である。

 部屋に戻ると眠気がやってきて1時間ほど仮眠。待ちに待った夕食だが,マグロ食べ放題とかって興味がないし,いや,群馬でマグロって言われてもピンと来ないという感じです。マズイとかでなくて,単に気持ちの問題。

 部屋に戻って,今回はアルコール持ち込みしていないのでマジメにTVを見る。チコちゃんの声や動作が変わっていたし,「いまどきの若者」特集も役立った。

 さあ寝ようと布団に入ると,けたたましい雨音が一晩中。こればかりは文句が言えぬ。まさに土砂降りで朝8時ぐらいまで降っていたんだよね。

 朝食前に内風呂に入って,朝食は普段の4倍ぐらい食べてしまった。暴飲暴食じゃないか。

 幸い天候も晴れてきたので9時にはチェックアウトして,お風呂巡りを再開する。

 先行者の方があいさつしてくださった(尾藤イサオのような方)ので,状況を訊くと「いい感じにゆるいです」とのこと。

 実際,温度計では46℃にもなっているが入れる。20分ぐらい入っていたら,もう体が芯から暖かいぞ。

 水分補給ができるよう湧き水もあるのでこれを頂く。いやあ,ホント,日本の旅行は水あたりの心配がないからいいよね,って海外旅行したこと一度もありませんし,九州・四国もまだ行ってないけど,なにか問題でも

 さあ,今度はちょっと急坂を登った先にある温泉だ。すっかり観光地になっているが,いや,マジで熱いんですけど。足湯からして激痛にすらなるんですけど。でも,効く鍼を打たれたような気持ちよさもあるんですけど,だ。


地蔵の湯。マジで効く。


中国鍼のような刺激が最高だ。

 湯畑に戻ってフラフラ歩く。幸いゼロコーラが160円だったのでこれを飲む。いやあ,やっぱりコーラも美味いねえ。

 西の河原温泉まで行ってみようかと歩くが,もう見慣れた景色なので途中でオシマイ。時間も11時,そろそろラストのお湯かな。


西の河原。見慣れた風景になってきた。

 仕上げに白旗の湯に行く。湯畑が眼前にあるが,ここがまたイイ。唸るほどに熱いのがなぜかわからないが,それが地球の神秘。金曜日の同時間帯は余裕で入れたんだから。

 と,とても品のよいお祖父様がいらした。「とても熱いのでじっくり慣らした方がいいですよ」なんて会話から,その方のいままでのご苦労を伺うことになった。

 人間,やはり無理したらいけないし,無理するとガタが来るのかと とてもいい経験が出来ました。いやあ,それに「こんな柔和そうな方でもご苦労が」と驚くことばかり。

 人生とは,本人以外はわからぬものなのかと思った次第である。

 そして昼食をまたまたそば屋さんで。たしか,一番最初に来たときに入ってとてもよかった「ソースカツ丼セット」の美味しいお店。今回も美味しかった。都内のお店ももっと頑張れよって言いたくなるよね。


大野屋さん。金曜定休なのでご注意を。これで1400円。満腹です。

 さて,帰りのバスは15時,いまの時計は12時40分だが,バスターミタルで時間つぶしでもしていよう。歯磨きしたり,ゴルゴ13を読んだり,あっというまに2時間経過。


毎年1回,ゴルゴを買うのが草津のコンビニ。

 帰路のバスは,東松山周辺で渋滞こそあったものの,約40分遅れでバスタ新宿へ戻ってきた。やっぱり自分で運転するのアホラシイって思いますよ。マジで疲れが楽だしね。

 そしていくつかのお土産を元に帰宅したのである。

 また来年も来ますよ


カッコイイ高速バス。運転手さんのエンジブレーキさばきもお見事,さすがはJRバス関東。


今年も また 草津 温泉 で 放浪 の 旅

2023年12月15日 15時30分24秒 | オズマ放浪の旅
仕事に 疲れて もう 本当に 嫌に なりそうな 日々。
草津温泉は そんな 時の 救い。
何と言っても 体中 暖まる ので、 もう 日頃の ストレスが 消える かのようだ。