オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

2021/12/30 メトロリバー 「釣り納め...なにより無事でよかった」の巻

2021年12月31日 00時00分00秒 | 2021オズマのバス釣りレポート


懲りずにまたやってきた。

 釣り納めである。メトロリバーでの釣り納めは,もはや修行。なにしろ釣れた記憶が1回しかない

 修行ポイントと名付けよう,ここは。そのぐらいに厳しい。とにかく可能性はあるのだ。いや,ありそうなのだが


朝9時から14時10分まで。暴風になって止めましたけど。

 今日はマジでノーバイトの猛攻 ただ,他の釣り人がデカイナマズを釣っていた。かなり満足らしい。いや,聞いていないけど雰囲気でわかるのだ。

 実際満足されたようで,釣ったらあっというまに竿じまい。ああ,もう羨ましいなあ。なぜに僕にはアタリすらないのだろう。

 いやいや,修行だった。釣れないことがこれで確定した。2022年度にこの修業ポイントに来ることは当分ないだろう。


シャローブッシュを撃ってみる。無駄だけど。

 無駄を承知でやってみると,フナは居た。でも,やっぱりバスはいない。水も冷たーい

 メトロリバーの真冬は水温10℃以下にならないはずが,手を入れてわかる限り10℃以下。これは厳しい。実際,12月にバスが釣れている人を見ていない

 修行が終わった。2021年度もコロナ禍であり厳しい環境にあったが,ほぼ毎週釣りに行けただけでもよい

 釣りに行くたびに感じているのは,ああ,自分は自然の中にいるのが好きなんだということ。管理釣り場で釣果を求めるのはヘラ釣りのときから性にあわないと感じていたが,やっぱりその通りなのだと。

 釣り堀自体は否定しない。むしろ肯定する。しかし,僕にはなじまない。それだけのことがよりはっきりした一年であった。

 そして帰宅すると嬉しいものが届いていた


それは,哲さんからの贈り物だった。リンゴ一箱。ありがとうございます。

 お礼の電話をすると,哲さんは創作活動に燃えているようだ。

 「寧ろ拙なるも功なるなかれ」という有名な書の言葉を贈ったが,そういうことなのだ。

 釣りも同じく。けして結果のみを求めず,過程を楽しむ。それでこその釣り。趣味としての釣り

 そして今日大晦日。

 2021年が無事終わろうとしている。激動の2021年。社会人になって30年が経過してしまった2021年。走馬灯のように思い出すのは釣りばかり。

 それでは,みなさんにおかれましてはよいお年をお迎え下さい。

 来年もよろしくお願い致します


2021/12/25 メトロリバー「1バイトあり...可能性が見えてきた...」の巻

2021年12月25日 17時45分13秒 | 2021オズマのバス釣りレポート


素手で釣りができるという暖かさ。

 懲りずに釣りに行く。ボウズが怖くて釣りは出来ない。いや,今日は来年度の入漁券も買っておきたいし

 9時ごろに現地到着。北風が吹くという予報が外れているようで無風である。暖かいのでなく,暑いのだが

 ベイトタックルで重めの釣りをしてみるが,あっというまに12時になるのはいつものこと


ライトリグ,やってみよう。

 ライトリグにすると,「コツ」という魚のアタリ。すかさずアワセたが何もかからない。さすがに,岩やらと勘違いしたわけではない。

 そういえば,根がかりしたのかとズルズル引っ張っているとワームがちぎれて戻ってきたこともあった。カニの仕業かもしれないが,カニはまったく見えない。でも,カニと考えるのが妥当な線


15時になったら怪しい雲行きに。寒くなって退散。

 退散と同時に来年度の入漁券をコンビニで買っておく。ウム。売れていないようで店員さんが手間取っているが値上がりもない。安心価格に良心的配慮を感じる。

 それでも,今日は久々に魚のボイルらしきものをみた。バスかどうかは不明だが,だんだん魚に近づいているような気がする。

 あとは年末年始にどれだけ釣りに行けるか まあ,今年の初バスは1/9と上出来過ぎたが,少なくとも1月中に釣っておきたい...といって,2月になったことは何回かある。

 しかし,そんないままでの常識が通用していないのも現実。

 次回から戦略をさらに進化させよう

 やっぱり,バス釣りはルアーでないとオモシロクないと思う。エサで釣ること自体を否定しない。しかし,エサ釣りはエサ釣りで割り切らないと,どこかやりきれなくなる自分がここにいる


2021/12/19 メトロリバー 「一声かけて釣りしましょう!」の巻

2021年12月19日 19時15分44秒 | 2021オズマのバス釣りレポート


今日はベイト2本。釣れないっす。

 結論からいえばアタリすらなし

 9時から15時30分ごろまで頑張ってみたんだけどね


先行者が2名。お話を伺うとアタリがあったけど,そのままとか。

 ウウーン。これは厳しい。釣れない人同士では会話は弾まない。いや,もちろん挨拶してから開始しましたよ。十分に距離をとってネ。

 しばらくすると,エサ釣りの人が現れたようだ。しかし,なんか揉めているような気が...

 どうやら,ルアーの人が先行者なのに挨拶なしに隣に釣り座を構えたらしい。

 それはアカンヨ

 もう聞こえてくるだけでも気分がよくないから,「漁協の人呼んでもいいですか」とまで諭したら,グダグダ屁理屈言いながら結局去っていた。なんか最終的には自分の過ちを認めたみたいだけど。

 釣りは,いうまでもなく「先行者利益」の遊び。だから,後攻者は挨拶が基本ですよね。

 挨拶してもダメな人には近寄らない。そういうものだと子供の頃から学んできたのに,メトロリバーでこんな気分になったのはガックリです。いままでも,けして自分から問題起こさないように,せっかくいろいろなポイントでもお話してきて楽しんでいるのだから,ね


リールが外れないと思ったら,リールシート前方の接着剤がとれてしまった。

 この他に,新規購入した防寒手袋がいきなりほつれてしまう帰宅して補修完了したけど)。

 もう今日は「釣りするな」DAYなんですかね


これは買ったけど食べなかった。

 帰りに釣具店に寄ると,来年度の入漁券は12/23発売らしい。こんなトラブルがあると,やっぱり入漁券は心強いから買っておこう。実際,漁協の方々とトラブルになったことはないし。そういえば,いつも入漁券買っていたおじいさん,最近見かけないなあ...。

 いやしかし,まったくアタラナイ釣りは辛いっす。まあ,真夏でもこういうことはあるから,まだまだ頑張ってみよう

 あ,冒頭に紅葉を載せたのは,とくに意味ないです(笑)。たまたま見かけたときのものです,ハイ


【CHAMPION BOAT 221DCX】ついに引退。今江克隆=CHAMPION,という時代も終わったのか。

2021年12月10日 00時00分00秒 | 2021オズマのバス釣りレポート

 今江プロがCHAMPIONをついに手放したようである。

 ウーム。さすがに古すぎたのだろう

 今江プロの言葉に「最新=最善」という言葉があるように,やはり「試合」では使えないということなのだろう。

 あとは,大きすぎるということ。22フィートである。僕の知っている今江プロは19フィートにも乗っていた(19-DCX)。あのときは150psのエンジンだったが,それでもスゴイと思っていた。なにせ,4AGEエンジンが140psの時代だから。

 普段オカッパリばかりしていると知らないことがわかるのがボートの釣り。八郎潟でも,水郷でも,琵琶湖でもそう感じた。

 反面,大きすぎるボートだとバスが警戒する。それは当然,エレキだなんだといってもオカッパリの方が静かに攻めることができるから。

 でも。

 バス釣りに本格的にのめり込み始めた20代前半。友人たちとバスボートを購入しようか,という話は結構していた(手取りで20万円もいかないのに)。だが,電卓を叩くと強烈な維持費がかかることがわかる。毎回釣りに出るだけで数万円がふっとぶ。新入社員そこそこの自分たちには,それよりもクルマが先だった。

 水郷というフィールドのおかげで,ボートよりも釣れるポイント,いやボートでは無理なポイントをいくつも開発した。水路などは典型例だが,与田浦などもデカイボートで入ってくることは不可能で,やりつくした気持ちがある。

 メトロリバーに移籍したのは偶然と必然。そこを語りだしたらきりがないが,やはり自分の体力やそもそもの動機として,片道2時間・往復5時間以上のロングドライブを楽しむ余裕は,さすがにない。

 おっと,ここは今江プロの話だった

 やはり道具は「最新=最善」ということは最近モロに実感している。

 そろそろストラディックCI4+にも限界がきたようである,と感じるこの頃。でも,VANFORDはなんかしっくりこないネエ...。コンプレックスXRもネエ...。困ったな。


【DAY2-Basserオールスタークラシック「KING OF KINGS」】光あるところに影がある! まこと栄光の影にいつも...。

2021年12月04日 15時15分13秒 | 2021オズマのバス釣りレポート

【ライブ配信】DAY2-Basserオールスタークラシック「KING OF KINGS」歴代のオールスター集結!



 赤羽修弥の優勝で終わった。霞ヶ浦の鬼の復活だ

 圧倒的な強さ。エレキ故障にも釣ってしまうというメンタルの強さ。

 魚がとれた選手とボウズだった選手の違いは,技よりもメンタルの差だったと改めて気付かされた。そもそも技に差はほとんどないのだから。単純にキャストうんぬんであれば,もう高水準過ぎるレベルなのだ。

 自分は今江克隆の活躍を信じていて,見せどころもあった。釣ったときにあげる「雄叫び」も健在で,若手バサーにひけをとらないだろう。

 吉田秀雄が言った。「今江克隆選手の苦労を知っているのかと。若い選手は知らないのが多いので。」というセリフもよかった。

 バスブームを過ぎて衰退期にすらあるバス釣りの世界。それでも,トーナメントフィシングの凄さを知った

 何しろ,使っていたルアーから場所まですべて公開される。ネットの世界では,僕も含めて「場所の公開,ルアーの公開」に否定的だが,この試合ではすべて公開される。

 かつて今江克隆が語った。「すべて公開してしまえば,あとは技量の勝負になる」と。その技量を,単に釣りだけでなく,釣りに行く環境整備も含めて提示し続けていることが明確な事実だし,評価は高い。

 僕自身の釣りも見直そう。人と同じことをやっている限り発展はない。まだ何か残っているはずだ。

 明日12/5は仕事で,その次の週末は釣りではない方法で今しかできない気分転換をしよう


【今江克隆・ラジオ出演】全部聞いた話だったけど。まあ,よいかなと。

2021年12月02日 21時15分13秒 | 2021オズマのバス釣りレポート

2021年11月27日放送分  ゲスト:「プロフェッショナルアングラー」今江克隆さん



  今江克隆を知らない人にはオススメ。

 僕のように30年以上知っていると,知っている話題でした。

 次回に期待。


2021/11/27 メトロリバー 「アタリ1回...正解に少しだけ近づいたのか?」の巻

2021年11月28日 07時50分37秒 | 2021オズマのバス釣りレポート


13968歩=12キロ歩きました。

 北西風が強いとのことで,まずは風裏になるであろうポイントに行ったら工事中で立ち入り禁止だよ

 ガックリしながらも,思い切って対岸への移動を決意。すでに汗だくで,気がついたら猛烈に日焼けしているのは何故だろう

 頑張って対岸に着くと,やはり北西風が強い。とりあえずベイトで強気の攻めをすることに。スピニングだと投げられないから,たぶん10mぐらいの風だよね。

 そして,30分ぐらい経過したころに待望のバイト 竿先がググンと入った。しかし,反射的に思い切ってのけぞってしまった

 そしてコケた。尾てい骨を強か打撲。おまけに頭部にも軽く被弾。5分ぐらい動けませんでした。自宅に戻ったら,頭よりも衝撃をとっさに支えた首やらに痛みが残っております...。

 「そのアワセ方ではないですよ」と,しばらくぶりの常連さんに釣り方を教わる。ルアーセレクトまではよくても,やっぱりわかってないことが多かった。ラインの太さ,ルアーアクション,勉強したつもりでも,実地になると難しい。やはり釣りは実戦か

 その後,16時近くまで粘るも寒さのため撤収。フル防寒一歩手前の装備だったが,鼻水が止まらなくなるいつもの真冬。

 6時間近く頑張ったが,周囲ではバスを釣った人は見えなかった。でも,ナマズを釣った人がいたので非常に羨ましい。なにせ2021年度はナマズ出家なんだよ...


缶コーヒーとピザマンで暖をとる。

 それにしても,工事が思わぬところで展開中。歩ける距離に限界もあり,やはり12キロ近くを歩くとヘトヘト

 それでも,帰宅後日本シリーズをみる余裕もあるし,タックル整備もすでに完了。

 果たして年内釣れるのか いや,真冬どうやって過ごすのか。

 ポイントめぐりは正解だったかもしれないけど,あと2箇所は可能性があるから,余地としては残しておこう。

 ホント,振り返ると,2020年は北西風が奇跡的に弱い日に釣りができたものだ。釣れなかったけどね(笑)。


2021/11/20 メトロリバー 「気配を察知されていた」の巻

2021年11月20日 17時56分35秒 | 2021オズマのバス釣りレポート


久々にシャア専用ポイントに来た。

 水量がすっかり少なくなった中流域を見切り,下流域で釣りを続ける作戦として第二弾

 ポイントは,久々のシャア専用ポイントである。

 それにしてもバサーがたったの一人しか居ないぞ。天気もいいのに一人っていうことは外しているのだろうか


すべて無視されていた。

 9時から釣りを開始するも,アブクが浮いていたポイントではまったく魚の姿を見ない。

 少し移動してみると,ご覧の通りクリアになっており,魚の気配はしっかりある。

 しかし,コイのブッコミ釣りが3名,バサーが自分を含めて5名ほど攻めていたが,少なくとも13時過ぎまで誰一人として竿が曲がらない


魚は手前を回遊していた。そしてこの影がいけない。

 あまりにもバスを見ないので,影が水面に映らないように下がってみる。すると,バスが一定の間隔でやってくることがわかった。

 しかし,一箇所にとどまる様子はなく,ルアーはすべて無視。もう,ラインの存在からして見切られているようだ。

 このポイントで実に5時間やってみたが,完全試合達成の予感である。

 ここで思い切って少し上流に移動する。河原を俯瞰してみると,良さげなポイントが1箇所,いや2箇所見つかった

 しかし,見事に遮断された道。メトロリバーの冬は,なんといっても「お土産草(=別名「ひっつき虫」)」が多いので,気がついたら足にしっかりお土産が着いている

 そこでは,先にルアーを投げてみる。しばらくやって反応がなければポイントに近づくという手段をとった。

 やはりバスは居た。少なくとも2匹である。

 おそるべきはメトロリバーの渓流なみの水質。ド・クリアのため,やはりうかつに水面に近づいてはいけないのだ。

 15時を過ぎるともうクタクタである。

 今日もまた出家。しかし,魚はやっぱり居た。巡ってみるべきポイントはあと2箇所。

 とにかく冬に機能するポイントはあるはずだし,釣り方もあるはず。

 地道に頑張ろう。それがバス釣りじゃないか 自分の足で探さないと釣りの価値は半減してしまうと考えている以上,ね。


【今江克隆・Basserオールスターに復活】1991年初優勝。このときの感動を忘れていない。

2021年11月16日 00時00分00秒 | 2021オズマのバス釣りレポート

 今江克隆が,『BasserオールスターKing of Kings』に出場するそうだ。

 歴戦の強者が現れる夢の大会といって過言でない。

 記憶があっていれば,1987年芦ノ湖大会は田辺哲男が優勝。1988年河口湖大会で沢村幸宏。1989年河口湖大会で佐々木保信。1990年河口湖大会も田辺哲男。そして,1991年琵琶湖大会で今江克隆が勝った。翌1992年も勝って連続優勝して,そこから参加してこなかった。

 開催場所などはどうでもよい話で,参加するメンバーがスゴイ。逝去されてしまった林圭一,霞の帝王だった本山博之は,僕も好きなバスプロだったが,さすがにあの世にいらっしゃるので参加は無理ですよ...。

 他にも,そうだ。藤木淳が参加するようだ。僕が初めてバスプロガイドを受けた人。ガイドなのにガイドが釣りまくるという,いま思えばとんでもない記憶があるが,まあ若気の至りである。琵琶湖でヘビキャロやって50UP釣らせてもらったけどね。

 この写真は,僕も持っている『Basser』の見開き。ホント,30年前の大会なんだよね。シマノ・スコーピオンプロチームがあったし,なによりカッパがかっこ良くて,僕も初のゴアテックスモデルとして購入したっけ。たしか4万円ぐらいしたなあ。

 30年かあ...。若かった自分。20代のときに50代を想像することなどできなかったが,バス釣りを辞めていないことは想像できた。

 優勝に期待はしないが,誰が勝っても不思議じゃない。

 すごい大会なので,ネットでライブ配信が決まったら見ることにしよう


2021/11/13 メトロリバー 「ついに出家脱出!」の巻

2021年11月13日 18時53分17秒 | 2021オズマのバス釣りレポート


今日こそはと初心にかえってZODIASに。

 今日は事前に水位を確認した。やはり下流域しかない。自分が知る限り,これから春先まで機能するであろう場所は4箇所知っている。

 全部,実際に行ってみて,歩いて釣ってみたからそれはたしかだ。中流域の状況が僕に向かない以上,しばらく下流域で頑張ろう


やはりSTEEZの方が使いやすいのかも。

 ベイトリールもSTEEEZに戻してみた。

 やはりというか,当然なのか,パーミングのしやすさという点でZILLONより好みである。あとはハンドルノブをメガバス・ハイパーコルクノブにしているので,断然使いやすく感じる。

 とりあえず,ZILLIONの正当な評価は,ハイパーコルクノブにしないとわからない。それだけダイワ純正ノブは僕に合わない。SS-SV純正ノブが安価なら買ってもいいが,フリマとかでも売ってないんだよね...。できれば新品にしたいしね。

 さて,着いたポイントでは9時から試合開始。すでにバサーが2名居て,そのちょっと上流に入ってみる。自分としては何度も釣ってきたポイントなのでむしろ好都合。年に数回しか来ていないのにそれなりに自信があるのは,中学生の頃に通っていたポイントの近くだからだろうか

 しかし,バスがまったく見えない。ボラはいるのにバスが見えない。

 不安になって高台から覗いてみると,黒い巨大な影がある。コイだろうと近づくとそれはビッグバスだった。しかも2匹も居た。完全に岩かと勘違いしてしまったよ

 そして,あっというまに12時を過ぎるが誰も釣れていない。僕は,幸いちょっと上流でボイルを発見した。

 すぐにワームを投げると反応したし,フッキングしたがすぐにバレてしまった。くそう,なんで食いが浅いんだろう

 しばらくすると,20分おきぐらいでボイルがある。サイズは小さいがこれはイケル予感がする。

 気付いたのは,上流から下流に投げるとことごとくバスに見切られること。ラインの存在をできる限り消さないとこれは難しいゾ


2インチセンコー・スプリットショットリグ。必殺ワームとも言える。

 もうこうなったらこれをやるしかない。いままでなぜ封印してきたのかわからないが,もうこれをやるしかない。

 かくして上流にキャストしてラインを沈ませる。アタリはまったく気にしない作戦開始である。

 すると,回収時に微妙な重さを感じる。魚の予感である。いや,魚が着いているではないか


ジャスト20ぐらい。やったよ2ヶ月ぶりだよ。


この時期にこのサイズが釣れるだけでもよし。

 出家回避は12時40分。やはり昼マズメである。ちょうど風向きも変わってきたころだったし,お昼を食べて少し落ち着いたのもよかったかもしれない。

 この後も周囲をウロウロしながらキャストすると,都合15匹以上のバスが確認できた。しかし,こちらから見えるということは魚からも丸見えで,まったく釣れない。

 そして,沖のポイントにいる魚はおそらく活性が猛烈に低いので反応しない。その反応しないビッグバスを実際に見たが,狙うにはもっと特殊な釣り方が必要だろう(目星は付けたつもりだが...)。

 アップダウンの激しいポイントなので足が疲れてきた。15時を過ぎた頃,ふと見るとバカでかいカニが歩いているではないか。これは取らないと。取って味噌汁にしないと


つかまえたが片チンバだった。これでは可愛そうなので放流した。

 かつてない巨大なカニだったし,振り返れば2021年初のカニだ。ホント,メトロリバーは上流から下流までカニがかなりいるけど,これだけの大きさはそうはないよなあ。


16時になったので帰宅しよう。

 帰宅するとき,エサ釣りの方とお話していると,なんでも他のバサーは何も釣れなかったようである。僕もマグレだからなんとも言えないが,やはり出家と1匹では雲泥の差がある

 苦手の11月。2020年はナマズ2匹釣った記憶があるが,あのポイント,どうして2021年はバスがイマイチなんだろうか...

 さて,これで下流域での自信を回復したし,「リュックを変えると釣れなくなる」ジンクス(笑)も消えた

 次回からは,残り3箇所含めていろいろやってみよう。Nポイントは,きっと2月下旬頃のいい時期に再開できるといいね。


【今江克隆・JB TOP50年間3位】久々に,強い男が帰ってきた!

2021年11月11日 22時21分37秒 | 2021オズマのバス釣りレポート

 ついに,今江克隆(以下敬称略)がJB TOP50で年間ランキング3位になった。

 いままで何度もランキングを落とし,ギリギリのラインのことも多かった。

 しかし,最終戦においても,若手「e-fishing」世代に負けない独自の視点と洞察力で,勝負を切り抜けた

 結果がすべてだった。JBTA時代,圧倒的な強さをほこったのは間違いなく「魚探を駆使した山タテ」といった地道な努力だったが,その努力をいまでも継続できていることに尊敬の念を抱かざるを得ない。

 1980年代から活躍し,そして2020年代に入っても活躍するなど,同世代では沢村幸宏ぐらいなもの。他はみな,バストーナント自体を辞めるなどして表舞台から去っていった。

 僕が今江克隆を知ったのは,この画像の出典『燃える今江克隆 トーナメントシュミレーション』(NBC出版)というビデオからである。VHSが擦り切れるまで見たので,DVD化するときもかなり慎重に行った。今回の画像は自分のDVDからのものである。

 いまだに,バス釣りになると今江克隆や村田基が思い浮かぶ。もう,村田基はバス釣りをほとんどしていないが,それでも役立つことは変わらず言っているし,やはりバス釣りメインだったときの村田基こそ,自分が「シマノ信者」になる大きなきっかけだった。

 初代コンバットスティックを一時10本以上在庫したが,その後ロッド製法は格段の進歩を遂げて自分の釣り方も大きく変わり,タックルをそのまま受け入れることはなくなった。

 だがしかし。

 僕は,今江克隆の活躍を嬉しく思う。僕の姉と同学年であるのも大きな理由の一つで,つまりそれだけ身近に感じるということである。

 そういえば,1993年の東京国際フィッシングショーでは何度か記念写真を撮ってもらったこともある。

 あれからもう30年近くが経過しようとしているのか。

 瀬戸内寂聴が99歳で他界したこの日に,あらためて「生きる意味」を「釣り人」として感じた夜


2021/11/06 メトロリバー 「daialogue in metoro-river」の巻

2021年11月06日 18時01分01秒 | 2021オズマのバス釣りレポート


事前に確認しないとこういうことになる。大減水。もちろん出家だ。

 しまった。工事をするという話をすっかり忘れて事前確認を怠った

 着いた河原に水がない。いや,水深3m近くの大減水だ。おかげで,魚の密度が濃くなりすぎたところに入れるポイントが激減し,もはや釣りどころではなかった


この岩陰から何匹釣ったか記憶にないほどなのに。ルアーはすでに回収されていた。


魚との距離が近すぎる。バスがすべて逃げていく。


超ライトリグはトラブル多発。しばらく機能しないので封印しよう。

 9時ぐらいから開始して,大減水にガックリして下流域に移動。釣りはできるが4時間粘ってバイトなし。バスそのものがまったく見えないヤバイ状況。

 そして,上記のポイントに行くとバスはいるが強烈なハイプレッシャー。1インチワームでさえも見切る

 天候も落ち着き,朝は寒かった北風がなくなった午後になると,さまざまな方々から話かけられる。

 そのうち,バサーがたしかにいて盛り上がったが,なんでもその方は6ヶ月で6匹だそうだ。ウム,自分といい勝負である釣りウマの人との会話は自慢されて気分がよくないんだよなあ(笑)

 さらに進むと,小学1年生(=坊やたちは何年生と聞いている)のサッカークラブ帰路に遭遇。いきなり「何が釣れますか」とか「おじいさんのマネ」などと,まとわりついてくるのは可愛いのだが,ルアーをしているので怖いのも事実。それでも,なぜか心癒される子供の笑顔

 さらに続けると「スマホ,落としましたか」と落ち着いた小学5年生。小学生も,やはり1年生と5年生では違うし,落ち着いた子はやっぱり落ち着いていて,河原の危険さなど,防災の話をまともにしてしまっ。先週も来ていたとのことだから,すれ違っていたのかもね。

 これらこそ,まさに「daialogue in metoro-river」である


もうダメだ。緊急事態宣言明けたので許してください。

 歩いてヘロヘロになってしまって,2021年釣行で久々のビール解禁。さすがに購入先では飲めないが,河原で楽しみました。もちろんゴミは捨ててないです


当分来ません。2022年2月ぐらいまで下流域に移動します。

 Nポイントや周辺のポイントが工事で浚渫されるということは知っていたのに,さらにそれを事前確認する手段もあったのに,うっかりしていた。

 しかし,下流域が機能するであろうこともわかったし,さまざまなポイントの「釣れる」「釣れない」意味がわかったのもたしか。

 それにしても,大減水で釣り人も多いのに,誰もバスを釣っていなかった。

 毎週バスを釣っている鬼軍曹はスゴイな。そもそも,メトロリバーで毎週釣ること自体,僕にはロマンポイントが潰れて以降夢のような話だからね。

 今後の工事で釣り場が増えることと,防災が両立することを祈念しています。

 それにしても,小学生との会話,少なくとも会社の女子との会話より楽しいや。やっぱり,自分自身が子供なんだろうなあ...


2021/10/28 メトロリバー「ついに10月丸ボウズ...」の巻

2021年10月28日 17時10分14秒 | 2021オズマのバス釣りレポート


今日はZILLIONを試し投げする日。

 また釣れない。やはり秋は迷走の季節というか,今日は小バスが1匹ルアーを追ってきただけで,バイトはまったくなし

 10/30が出勤当番なのでその代休である。ホント,平日は電車が混むようになったなあ。たぶん,自分の路線では在宅ワーク率10%ぐらいだと思う。

 肝心のZILLIONは,とにかくよく出来ていた。以前,ニシネ師匠が買ったものは,きっと何か設定を間違えていたのだろうと思うほどに。

  1. SVなのに最後の失速がない。これがSV-BOOSTということかと。
  2. バックラッシュ皆無に等しい。
  3. ギア比8.5という数値にも関わらず,巻き抵抗を感じないというか,ボディ剛性を感じる

もっとも,シマノの「X-SHIP」に比べるとこれでもまだまだ,という感じではある


ライトリグも効かない。半年もやってないし。

 半年触れなかった超ライトリグタックルだが,整備はしてきた。スピニングのベールはもう何回リフレッシュしたことだろう。今回もベールの内側が真っ黒になっており,洗浄とグリスアップで復活させた。


出崎統のような入射光を撮影してみる。『三平』の「ススキ河原エレジー」,思い出したっす

 逆光なのにホント,よく撮影できるなあ。「AI-AUTO」という設定にしているが,このスマホ(アクオス・センス5G)はカメラ性能が以前のものとはかなり違うね


終始北風6m。寒くないが,また季節が変わっていたような感じ。

 ベイトはZODIAS-1610-MH-2を購入して,これまた正解。重いワーム(イモリッパー95mm)の操作がやりやすい。なにより竿が軽くて,大昔のMH;たとえば「スーパーウオリアー」なんて使えないね。

 そうそう,1990-2000年代は「MHの時代」だった。これについては別途語りましょう。

 結局,イモリッパーを引いていると手前までバスが追ってきたが,そのサイズはイモリッパーと同じ。つまり10cm近くですよ

 ライトリグはさまざま試したが,本栖湖のような透明度に完敗。いつから富士五湖のような透明度になってしまったのだろう。まあ,とにかくプラクトンが減っているのはたしかで,あと少しで「冬」になるのだろうか。

 これで10月全部出家。2020年と同じ。成長してネエ

 次回は11月。

 もう,このポイントにはしばらく行かないようにと思っていても,つい近くて行っちゃうんだよなあ...。片道1時間が遠いなんて贅沢すぎるね。


2021/10/16 メトロリバー 「出家街道まっしぐら-ついに封印を破るときが来た」の巻

2021年10月16日 18時29分59秒 | 2021オズマのバス釣りレポート


終日曇りときどき雨。ポイント選定から失敗したような。

 またもや出家

 今日こそはと,ベイトに12LBナイロンを巻いてきて,こんな釣りも展開したのに。


TOPに反応なし。

 だが,Nポイント上流域に行くと,エサ釣りメンバーが居た。いわく「49をアタマに...」とのこと。

 エサ釣りに誘われたが,やはりルアーで勝負したいので丁重にお断りした。あの,釣った後に虚しくなる気分に耐えられないのだ。

 そういう自分は,お昼を過ぎてもバイトなし。

 すると,左隣の人に,エサ釣りのおじいさんがペンチを借りているので何事かと見たら,指から出血しているゾ。どうやら釣り針で自分の指を釣ったらしい。エサ釣りならスレバリで釣ればいいのに...。

 アタマが半分ぼけているのか,僕が除菌アルコールと救急絆創膏を差し上げても手当がおぼつかない。

 さすがに気になって僕が手当する。「とにかくすぐに帰宅して病院に行ってください」とも伝えたが,果たしてあのボケ方で通じたろうか 比較的近所だったが,出血ダラダラでは危なすぎるよ...

 その後,左隣りの人といろいろお話すると,先週は釣れたとか。毎週とは行かずとも,1周おきぐらいで釣っているらしい。もちろんルアーで,である。結局は,テクニックなのか


対岸に行ってみると,そこに生命感はなく,釣りにくいだけ。

 エサ釣りの釣れ方を見ていると,まるで真冬のようである。そう,1・2月の頃の雰囲気そっくりになっている。

 そういえば,いよいよこのNポイント周辺も浚渫工事が始まるとの看板を見た。

 工事が完成すれば素晴らしい釣り場に...なるのかわからないが,ともかく真冬の釣りに影響が出ること必至であろう。

 工事といえば,2020年は秋からずっと工事で濁っていた。それでもなかなか釣れなかったが,いまの自分には「あのリグ」がある。

 次回「あのリグ」の封印を破る

 まだまだ,アキラメてはいないぞ


2021/10/09 メトロリバー「やってはいけない迷走」の巻

2021年10月09日 16時57分24秒 | 2021オズマのバス釣りレポート


4年位前から気になっていた場所に行ってみた。「第二くたびれ大橋」だった。

 今日も出家。もう,メトロリバーをひたすら散策しているかのようだ。今日の歩行距離もまた10kmオーバー

 朝8時30分頃に最寄り駅に到着。事前にグーグルマップで確認しているが,スマホでも随時確認。スマホが役立つのはなんといってもこの地図機能のような気がする


先行者2名。しかし,浅い。激浅だった。リュックを変えた。安物だけど。

 事前にグーグルマップで確認した限りでは,反転流などがありそうな気配だが,想定外。さらに,ネットの画面は真冬に撮影されているので,とにかく川べりに出られないのだ


確信が持てないから粘れない。バスはいるけど。

 それでも,ボイル1回・30UPを1回見かけた。バスは当然いる。しかし,ネットに情報がほぼない理由がわかった。とにかく釣りになるところが少なすぎるのだろう。

 ど根性で歩く。次の橋まで3キロだとか。まあ,いまは歩ける。そしてその橋の下がまたまた浅い。土砂で埋まっているみたいだ


ここは真夏にくるべきだった。先行者2名。ここなら釣れるが「ここしかない」という問題。

 たしか,4年前にここには来たことがある。そのときは手前のテトラまでしっかり水があったのに,流れが絞られた。流芯に魚がいるのは間違いないが,僕が投げるスペースはない

 さらに下流に行くと10UPが釣れていたが,これまた小規模過ぎるポイントである。

 この時点でお昼になっていた。もうクタクタだが昼ごはんを食べるとエネルギーが復活した。よし,電車で一気にIDポイントに移動しよう


常連さんから「釣れませんよ」と言われて,悲しいかなそのとおり。

 雰囲気はよくて,ちょうどよい流れとストラクチャーにやる気が出るが,周囲5名ほど誰も釣れない

 15時になると,もう元気がなくなっていた。完全に敗北した。撤退を決意した。

 いままで,何年も通っていながら「それまでのこと」を捨てきれなかったため,新規開拓に行ったが,今回の場所には「二度と行かない」ことだけは決まった。真冬にも真夏にも機能するには小規模過ぎる。これだけでも収穫があったということになる。やはり,自分の目と足で確かめない限り事実はわからない。

 それにしても,まったく釣れないのはちょっとさみしい

 ハゼ釣りにでも行こうかな もう,ルアーなんて拘り,しばらく放置しようかな。ハゼ釣りで出家したら悲しいけど。