体調最悪で,義務として掃除をやりきった後はフラフラして仮眠。「痰が出るような」クスリのおかげなのか,鼻づまりはおきませんが,喉に絡んで吐き出して....。これ,明日から会社でやるしかないのか。
そんな最悪の気分だったので,1991年度JBTAトーナメントのビデオ(といってもVHSだったのをセルフDVD化したもの)を見ました。
まずは,『今江克隆 ザ・シークレット』です。100回以上見たVHSなのですり減っていますが,DVDにしたら安心。でも,DVDを傷つけたら最後なので,バックアップをとっておきました。
なんといっても,琵琶湖大橋でのニーリング炸裂が驚異的。いまでは普通にある「8フィートロッド」ですが,当時は発想そのものがなかった。「スーパーディッガー8フィート」。その後,遠投用の8フィートモデルはスコーピオンEVでも出た記憶がありますが,実戦で鍛えられたのはスーパーディッガーだけでしょう。もちろん,自分はガニングシャフトで終わりですが。岸からの遠投にはBSR-1702を使っていたしね。
2部作を見て思ったのは,いや,毎回感動していますが,「この世界でやっていきたいという情熱やと思います」と今江プロが,当時26歳かそこらで語っていること。下野プロの逆鱗に触れることも多かったとよく話題になりますが,今江プロはとにかく「田辺プロのパターンフィッシングの追求」をやりきって成果を出していただけに,最終的には92年度バスオブザイヤーも獲得したわけです。
そして最後が,写真の,いまや誰も知らない「佐々木=琵琶湖仙人」が出ている『ファイナルバトル91』です。
下物のバットマンタワーの炸裂ぶりが驚異的です。やらせじゃなく,トーナメント本番でそこまで釣れるのかというのはまさに脅威。僕も,横利根で同様のポイントを偶然見つけて,友人と「横利根バットマンタワーだ」と言っていましたが,いまは潰れました。震災の影響ですっかり地形が変わり果ててしまったようです...。
ナイロンラインしかない時代。いまだったら,琵琶湖でも,木浜でのワームならば10LBフロロで釣りになる世界ですが,当時は16LBナイロンとかを使っています。仙人のヘビキャロは20LB。ナイロンしかないのだから,当然の選択でしょうけどね。
僕は,2011年の夏に琵琶湖ガイドを受けるまで,15年近く琵琶湖ガイドから離れていました。だから,最初にビックリしたのがボートの装備。90年代の装備しか知らない自分にはGPS魚探は山立て不要の脅威の「ヘビーギア」です。4サイクルエンジンの静かな音にもビックリしたっけなあ。
ちなみに,92年以降からのJBTA記録とかってまったく覚えていないに等しいです。それほどに今江プロの活躍が目立ったのかな。
さて,もう見るビデオもなし。また寝て,体力を温存しないと。痰が止まらんです....。
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フロロはベイト14ポンド、スピニング6ポンドが基準です。
毎月、通ってますが聞いた事ないです。