オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

【虎に翼】後半「説教臭い」と感じたのは自分だけでしょうか?

2024年10月01日 00時00分00秒 | オズマの懐かしいTVアニメなど

 人気を博している『虎に翼』だが,司法試験を受けるまで・裁判所勤務になるまで辺りでは特段気にならなかった。

 尾野真千子の語りが絶妙で,自身が尾野真千子を好きなので総じてよい印象だった。

 だが,昭和30年頃から「説教臭い」と感じていた。

 たとえば,現代に通じる話題でデリケートな「同性婚」「原爆訴訟」「痴呆」等について,なにかこう,一つの価値観を示しているのではあろうが,それが国営放送ゆえに一部の権力を感じるのであった。

 自身,多様性を認めるべきだと思っているし,そうしないと仕事も家庭も回らないことなど痛感している。

 ただ,これらの問題は「個々人」で置かれた環境が異なるので,一律に「正解」など出ないのではないかとも思う。

 そう,重要なのは「正解を示すこと」でなく「いろいろな選択肢がある」ことを示すこと。

 それでも,国営放送なので,どうしても背景にある「何か」を感じずに居られない。きっと自分の思い込み・バイアスがかかっているのだとも理解しているが...

 役者も台本も素晴らしいが,何かこう「テーマ」が先にあるような気がしてならない。しかもそのテーマに政治的圧力であったり,一部の人の権力を感じる,ということなのだ。

 熱狂的フアンには申し訳ないが,こういう見方をする人間もいる,ということをご容赦頂きたい。


【きまぐれ☆オレンジロード】久々にDVDを見直すと,1クールまでが「原作らしい」。

2024年09月24日 00時00分00秒 | オズマの懐かしいTVアニメなど

 久々に,まつもと泉が亡くなったときに購入したDVDのうち,いくつかをまた見てみた。もう4年も前か

 本放送時は大学の授業がみっちりで19時近くの帰宅だったから,たしかVHSで録画していた記憶がボンヤリある。

 最近,ブルーレイが発売されていることを知ったが,そこまでのフアンではないからあしからず

 どちらかというと,10代のボンヤリ記憶を確かめてみるだけというところもある。

 そういえば,この時代は「ラブコメ」がどの雑誌にもあったような記憶もある。

 週刊マンガ誌を購入しなくなってすでに20年以上の記憶がある。文京区に事務所があったときにコンビニで立ち読みできたから,買わなくなったんだったよなあ...。

 声優陣も気がつくとお亡くなりになった方も多い。鶴ひろみさんの大動脈解離はショッキングだった,たしか50代だったよね。

 そして,原作の雰囲気に比較的忠実なのが1クール12話まで,という感じ。もちろん,他のところも「アニメならではの演出」にかなりの傑作(とにかく動画にバラツキ感がない:とてつもない労力がかかっている)だとは感じるが,10代で見た印象は50代になっても変わらないのだ。

 まあ,たまに見るからいいんだよなあ。そういえば,劇場版では「京アニ」が制作に関わっていたことを今さら知りましたよ


【田中真弓さんといえば】「ダッシュ勝平」の主役だったよ!

2024年08月12日 00時00分00秒 | オズマの懐かしいTVアニメなど


お顔はともかく,その名前に記憶があった。

 朝ドラを観ているが真剣ではない。だから,そんなに話題を書くこともない,はずだった。

 だが,クレジットに「田中真弓」と出てきたとき,間違いなくカージナルス製記憶スイッチが入った

 覚えている。1980年代初頭のアニメなら「全力記憶」で観ていたから,DVDがなくても声優の名前も出てくるのだ。

 そう,それが「ダッシュ勝平」で主役を務めた,田中真弓さんだったのだ

 朝ドラを観ていると,田中さんが何をいうかが気になってしょうがない。田中さんはとても可愛らしいし,自分の好きなタイプだよ

 8/8放送分ではドラマ中で歌を披露したが,その声は確実に「聞き覚え」があった。

 調べると,俳優さんで,元々朝ドラにも出ていたらしい

 細かい芸歴はともかくとして,「ダッシュ勝平」の公式動画が見つからなかったのはどういうわけだろう

 ややこしい,著作権やらの権利問題なのだろうか


【釣りキチ三平・アニメ】やっぱり漫画原作がよかった!! 演出次第だったろうネ...。

2024年08月01日 00時00分00秒 | オズマの懐かしいTVアニメなど

【29~55話】釣りキチ三平 2024年8月19日(月)まで 全109話 期間限定イッキ見!【公式アニメ全話】



 本放送時,すでに原作を読み込んでいた。本放送時の自分は小学校高学年~中学校だった。

 その当時感じたことをまた感じてしまう。

 原作で重要だったイントロなどがいきなり省かれていて,アニメならではの昇華がされきっていない

 もし,演出が出崎統さんだったら「おしゃれ」になってしまっただろう。「三平」の世界観を語るには,釣りや自然に対して「原則がわかっている」人でないとできないから,非常に難しい注文だと思うのだが...。

 「有明海のムツゴロウ」で重要なイントロとして,肥前鹿島の町並みで昔ながらの茅葺きなどが減っていることを魚紳さんが指摘すると,「そんな感情は都会もんの感傷であり,田舎だって文化的に暮らす権利があるのでは」という問答がある。

 これらの問答は原作でずっと貫かれており,それが子供にもよくわかったもの。

 だから,「釣りの勝負に五分も何もない」し,「大きな魚を釣るのも小さな魚を釣るのも,釣りとしては同じ」というところに幼いながらも感動した。

 まあ,アニメでいいのは魚紳さんの声が野沢那智ということ。三平君は野沢雅子だから,W野沢だったのだ。いま気づいたけど

 見ないよりはいいが,いまの若い人が見てもわかるかなあ,とも思う。そもそも,「釣り」そのものの人気がどこまであるのかわからない時代だし。

 1980年代,こんな複雑なことは考えたことはなかったな...


【山本圭子さんご逝去】大好きな花沢さんの声も聞けないのか...。

2024年07月30日 21時08分31秒 | オズマの懐かしいTVアニメなど

 ここのところショック過ぎる声優さんがお亡くなりになっています。

 やっと,いまのサザエさんで花沢さんの声に慣れてきたけど,なんといっても好きだったのは山本圭子さん演じる花沢さんだった。

 カツオの非常によき理解者で,小学生のカツオにはわからないが「大人になった自分」には必要なタイプ,なのだ。

 いや,表裏のない性格もよいし,家業の留守番なんかもしているから,カオリちゃんやら早川さんに浮気するカツオ君の気がしれない。

 まあ,こればかりは「好み」の問題ですが。

 そんな自分だが,こんな記事も書いていた。

 子供の頃から聞き慣れた声だった。

 小原乃梨子さんのご逝去にもショックだが,個人的には山本圭子さんかと。

 地堂院の三姉妹,長女の声だったんだ。

 他にも役はいっぱいあるそうですが,とりあえずショックだけ受けました。

 御冥福をお祈りします。

 なお,花沢さんの画像はネットから拝借したものです。


【オーイ!とんぼ】TVアニメは概ね成功だった...のかな。

2024年07月04日 08時19分19秒 | オズマの懐かしいTVアニメなど

 『オーイ!とんぼ』TVアニメを毎週録画して見ていたら,6/29をもって「終」というメッセージが出た

 最初は,「やっぱり視聴率がわるかったのか」と落胆していたら,ご覧の通り「秋から第2シリーズ開始」ということだ。

 原作を毎週立ち読みして,コミックも50巻までは買った。コミックは何周したかわからないほどに読み込んだので自分は整理した。

 マンガをアニメにする際の最大の問題点は「細かい設定」をどこまで反映させるか・昇華させるか,だ。

 昭和の名演出家だった長浜忠夫・出崎統らは「原作にない話」を自ら編み出し,それでいながら破綻させるどころか昇華させていた

 今回の『オーイ!とんぼ』では,原作のダークな設定がマイルドにされた。

 イガイガが「賭博ゴルフを暴力団とした」ことは「後輩と八百長試合をした」ことになっていたし,洋子さんが沖縄から異動してきた理由「お腹に傷がある」ことは単に「子供が産めない」になっていた。

 TVアニメ,とくに朝の10時からでは子供といっしょに観るという可能性が大いにあるので,このような設定変更がされたのだろう。

 マンガでは,とくに最初の1-8巻ぐらいまで「しばしば絵が変わっていく」という原作の成長を感じることもできたが,さすがはアニメであり,「安定した」画像が続けられていた。

 CGアニメ特有の違和感を感じなかった(安っぽいけど)。むしろ,原作で読み飛ばしていた「ゴルフのややこしい打ち方」が動画でわかりやすくなっていた(が,記憶に残らないのも動画視聴のミソ)。

 声優も及第点だった。とんぼの声に最初は違和感を感じたし,つぶらはさすがに21世紀の女子になっていたが,見ていると大丈夫だった。

 秋は長いが,おそらく3ヶ月かけてトカラでの生活を描いたから,ここから3ヶ月かけて再放送している間に制作を進めるという,そうだコロナ期の朝ドラ『エール』作戦が発動されているのだろう。再放送だとわかっていても見てしまったし,それで人気も上がったからね。

 気がつけば,アニメ化されてからその話題について記すのはこれが初めてである


【あだち充・ナイン】アニメを先に見ていたことを思い出した。

2024年05月07日 00時00分00秒 | オズマの懐かしいTVアニメなど

 『ナイン』の文庫本が新品で買えるということで買ってしまったが,さすがはあだち作品,すぐに飽きてしまう(笑)

 きっかけは,3/25の消化器内科受診。待っている間,診察室に『ナイン』があったのだ。

 読み進めていくと既視感がある。「あだち充ワールド」はこの作品で完成されたというが,それだけではないと感じた。

 体調がよくなった頃合いでアニメを探すもDVDなど皆無

 しかし,アマゾンプライムのオプションで3部作があることを知った。

 無料登録期間に一気見した。

 なるほど,古谷徹が主人公。優柔不断さをやらせたらさすがは古谷徹 アニメは1983年放映となっているから,自分の「アニメ時代」に合致する。

 それにしても,坂本千夏演じる「元気な女の子」もこれまた怪演。坂本千夏さんの声,本当によくはまっていたよ。

 そして塩沢兼人。もう,この声といったら「天才」。マクベ司令も好きだが,要は塩沢兼人だったんだろうなあ。

 そんな風に,アニメ3部作をガッツリみてからの文庫本購入となった。おかげで,主人公やらの声が脳裏に浮かんでくる。

 しかしだな,これは,どうなんだろう,という感じである。

 青春時代ならともかく,感情移入できなくなっている老化現象がある。

 まあ,文庫本だからかさばらなくてよかったな。


【トップガン・マーベリック】「考えるな,動け」か!

2024年04月18日 00時00分00秒 | オズマの懐かしいTVアニメなど

 氷雨降る3/23に,アマゾンプライムで観た。

 きっけかけは,かつての上司に「泣けた」というメールをもらって,それが脳裏に残っていたからだ。

 そもそも,映画館に行くことが激減した。腰痛のせいもあり,長い間同じ姿勢はキツイが自宅ならなんとかなる。

 トム・クルーズは,僕的には「どんなに歳を重ねても,二枚目は二枚目」だと改めて思わせた。ほうれい線が残っていても二枚目は二枚目なのだと....。

 いや,物語は「I Shall Return」で思い出す,強い意志を象徴するものだった。

 なによりも「考えるな,動けというセリフには,自分が釣りをしているときに唱えているようなセリフですらあるから不思議だ。

 直感を大事に,直感を全開に,しかし直感に溺れずに,というところだろう。

 ちなみに,一作目は観たことがない。ウム,実はその程度だから,ツッコミは容赦して頂きたい

 純粋に「アメリカらしい映画」とも感じた。結局は,努力と友情。

 シャア少佐が「モビルスーツの性能の違いが,戦力の決定的差ではないことを教えてやると言ったように,トム・クルーズもひたすら巧みにこなしていた。

 物語なのに創作なのに,いやあ,これはイイモノ観たなあという感じである。

 アマゾンプライム,やっぱり入会していてよかったな


【川上哲治の肉声】さすがは伊集院光。エピソードが梶原一騎盛りだくさんだった。

2024年02月06日 00時00分00秒 | オズマの懐かしいTVアニメなど

 このラジオをたまたま聞いていたが,途中を聞き逃したので「らじるらじる」にて再度確認した。

 『巨人の星』ではしばしば星一徹が「川上は,こういう男だった」と解説するのだが,まさにその肉声があった。

 しばしば言われる「絶好調のときはどんなボールも止まって見える」であるが,この肉声をはじめて聞いた

 僕は,『巨人の星』『侍ジャイアンツ』という「TVマンガ野球」で野球規則などを覚えた。高校生の頃にもギリギリ再放送があったので,早朝の再放送を見るために早起きしたものである。

 もっとも,DVDを入手してからは「あの話はどうだったかな」と思い出すのに,いまだ観ている。正規品がたしかBOX3セットで3万円だったので即買いした記憶が鮮明だ。

 それにしても,肉声を聞くと,普段声優さんの素晴らしい声を聞いているだけにショックである。なんというか,肉声がしょぼく感じるのだ。いや,川上哲治は偉大であり尊敬しているのだが,単純に声だけの問題である。

 それほどにアニメの影響は強く,王貞治は特に実際の活躍を見ていたから「声優さんの声の方がオカシイ」なんて感覚も残っている。

 それでもよい企画だった。そしてこうした企画を任せたらまさに伊集院光でもあった。

 次回,「野球ロボット・オズマ」について期待しよう


【アタックNo.1】石松のCVは誰なんだろう(聞き覚えがあるのだが)?

2024年01月16日 00時00分00秒 | オズマの懐かしいTVアニメなど


地堂院の八木沢三姉妹。何度見てもインパクトが強烈だ。

 これは,北陸地方を襲った地震が起きる前1/1のPMに,「TVはつまらないから,アタックNo.1のDVDでも見直すか」と見直したときのものである。

 本放送では見ていない。あくまで放送。記憶に残っているところでは学童保育の時間に自由時間があり,16時ぐらいからの再放送をガッツリ観ていた。

 「TVマンガバレーボール」は見ているだけでも強烈で,実際に中学生になって授業でやるようになったら,とてもじゃないが「手が出ない」だった

 それにしても,本放送が50年以上前なのでロクに資料が残っていない。正規版DVDなのに,同梱パンフレットへCVが全員記載されていないなんてどういうことだろう。

 それでも,八木沢三姉妹が,山本圭子・松島みのり・三浦利子という3名で構成されていることは確認できた。お姉さん役の山本圭子なんてナイスなボイスで,『オーイ!とんぼ』なら間違いなく「つぶら」役にピッタリだ。


ツインテール(当時はそういう言葉はなかっただろうが)のキャプテン・大沼みゆきは栗葉子だと判明。重要なキャラだ。

 手書きセル時代だから静止画でキャプチャするとこうして分解写真のようになる。だが,これでよい これこそアニメの原典だ。戦争に敗北しながらも,わずか25年でこうした技術を獲得していた当時の日本の勢いを感じることができる

 しかし,やはり問題なのは...。


本郷先生が仲村秀生であることは判明。問題は石田松江である。特徴があるのだが。

 いくら聞いてみても思い出せない。この当時のアニメには欠かせない声優(当時は俳優の兼業だろう)なのだが,これが手持ちの記録に残っていない。ましてや,検索しても「これだ」と確定できる信頼できる情報は見つからない

 だが,BOXパンフ3冊目に,ついに石松:東 美江」のクレジットを見つけた。

 これで名前がわかったのだが,その後のご活躍などがさっぱりである。1970年代でご活躍は終わったのだろうか。

 なお,野沢雅子はこの時代から当然活躍。増山江威子もだ。小鳩くるみは引退したよなあ...。
 それでもなお,正規版DVDを購入しておいてよかった。総額5万円近くしているが,『巨人の星』と並んでスポ根の金字塔作品であることに疑いはない。


【伊藤蘭と娘・趣里との共演なし】出演したら最後,「専業歌手」を食ってしまうからだ!

2023年12月28日 21時47分31秒 | オズマの懐かしいTVアニメなど


gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/hochi/entertainment/hochi-20231226-OHT1T51219

 ネットのニュースも見事,気配を読んでいる。そう,芸能界の掟を破ることはネットのニュースでもない

 今回の真相は,ズバリ「趣里さんが出たら最後,本業歌手が食われてしまう」からだ。これを,趣里さんが自粛したのだ。

 本業歌手ではない趣里さん(CDは出しているが)。芸能界で長くやっていくために「無駄な敵は作らない方がよい」と母や父に言われたと推測する。両親は伊藤蘭と水谷豊である。その二人が「掟破り」の意味を痛いほどわかっているはず。

 とくに伊藤蘭は「普通の女の子に戻りたい」と言いながらも芸能界復帰した。その影に複雑な駆け引きがあったと推察することは容易である。

 もし,伊藤蘭と趣里が出たら,まずは伊藤蘭が食われる。「ラッパと娘」を歌われてしまったら最後,他女性歌手(なんとか48系)なぞ全員敵になってしまいそうだ。

 おそらく,芸歴からしても,そんな状況を保護できるのは郷ひろみぐらいしか見当がつかない。

 「スケジュールが合わない」は行くべきでない仕事・やるべきでない仕事を断るのに十分な理屈である。

 それを,趣里の両親がちゃんと教え伝えたと解釈するのは,僕の深読みすぎるかな

 いずれにせよ,紅白は2023年も見ないことが決まった。最初の5分で脱落するんだ

 やっと,今日12/28で年内の業務は終了した。明日12/29は庭仕事を頑張ろうか


【仮面ライダーV3】「風見志郎は不死身の男」ってカッコヨスギ!!

2023年12月10日 21時53分37秒 | オズマの懐かしいTVアニメなど

「仮面ライダーV3【風見志郎】」♪不死身の男



 政治不信が変わらずあるが,もう怒ってもしょうがない。怒って疲れるのはゴメンだ

 僕のヒーローはいまだにV3だ。仮面ライダー=V3,より正確には風見志郎であり,宮内洋。

 この変身,バイクに乗っての変身ポーズ,これは一歩間違えれば事故になるので,スタッフをよく説得できたものだと思う。宮内洋の発案らしい。

 自転車で「電人ザボーガー」乗りをして何度も転けそうになった,自身では小学生ぐらいの記憶もあるが,「ブイスリャアー!」と叫ぶ変身がいまでもカッコイイ

 幼児というか,3-4歳でリアルに観ていたのだが,『マジンガーZ』でホバーパイルダーの超合金「のみ」を買ってくれた母。ジャンボマシンダーが欲しくて欲しかったが,それは敵わぬ夢だった。

 「V3変身ベルト」にも憧れていたはずだが,V3グッズに対しての欲求はなぜかほぼなかった。代わりに「少年探偵団BD7」のバッジやスポーツ自転車(セミドロップハンドルやFF機構のついた変速装置)に憧れて,小学5年生でようやく「モンテカルロ」を買ってもらった記憶がある。

 おっと,「V3」だとやはり「メガバスV3」というルアーを忘れてはいけない。「V3ミノー」というスピナーベイトが「リアルヘッド」の時代を告げ,僕にも容易にスピナーベイト入門をさせてくれたもの。何しろ,爆釣時代だったとはいえ,投げて数投で釣れてしまうのだから。

 とくに「V3バズベイト」ではバズベイト童貞を喪失するどころか,その翌年には「TOPはバズしか投げない」という,水郷時代の基本にもなっていたほど。

 V3。やはりカッコイイなあ。なお,この変身ポーズで毎朝体操をしているのはここだけの秘密にしておく


【ブギウギ】『ラッパと娘』。もはや本業の歌手が敵わない!

2023年12月07日 08時25分47秒 | オズマの懐かしいTVアニメなど

[ブギウギ]『ラッパと娘』フルバージョン オンステージ | 朝ドラ | 連続テレビ小説 | NHK



 ありがとう,NHKだ

 公式チャンネルはありがたい。歌詞がついているのが最高だ。

 国営放送たる義務は,もはやこうしたネット配信を無視できない。

 とくに今回の『ブギウギ』は,もはや毎日がクライマックスかと思うような展開。『らんまん』でそのまま逃げ切るかと思われたが,大阪放送局がとんでもない隠し玉を持っていた(この辺りは星一徹風に解説する)。

 きっと,これは正式にカバーバージョンとしてCDや配信もされるだろう。

 紅白歌合戦,趣里さんが出るなら観ようかな


【私的考察・山田洋次】寅さんで描きたかったのは,失われつつあった日本の風情・風景だったのかもしれぬ。

2023年12月01日 00時00分00秒 | オズマの懐かしいTVアニメなど

 『寅さん』を毎週土曜日に観て,実はその影響もあって小さな旅行というか,特段あてのない旅というか,そうした「行き当たりばったり」の小旅行を楽しんでいる。

 そして気がつくのは,たった2回しか行っていない週末日帰り旅行なのに,もうすでに「昔の面影などない」ということだ。諸行無常である。

 実際,毛越寺跡に行ったのは2004年の9月末だったが,「これぞ,まさしく,兵どもが夢の跡,か...」とつぶやいた記憶がある。

 山田洋次が『寅さん』を企画して撮影を続けたのは,もしかしたらこうした思いがあったからではないだろうかと,私的に考察する。

 『寅さん』の時代は高度成長期。1970年は公害元年だった。この中原理恵がマドンナとなる作品ではサラリーマンが「東京通勤のために牛久沼に家を買った」という話がある。正確には「牛久」だろうが,まあ同義である。

 1980年代に長距離通勤が加速したのではないだろうか そして,郊外だった土地が開発されて,どこも同じような町並みになっていく。

 撮影する度,いやさ,移動する度に「ああ,変わってしまった」と山田洋次も実感したのだろう。でも,映画監督として出来ることがある。それは風情と風景を撮影して記録することであると。

 いまでこそ,スマホでいくらでも撮影できるし,バックアップなどたわいない(自分の場合,ヤフー・アマゾン・グーグルと3つのクラウドにバックアップという念の入れようだ)。しかし,ほんの20年前の写真は気軽に取り出せない。もっとも,重要なときにしか撮影していないので,一生懸命にアルバムをめくると記憶はフラッシュバックされるよさもあるのだが

 「人間の引き際はどこか」も訴求した『寅さん』でもある。

 以上は,繰り返しになるがあくまで私的考察に過ぎない。

 柴又にはもう5年ぐらい行っていない。もしかして,また何か変わっているのかどうか,2025年元旦に,家族が元気であれば再訪したいものだ。


【NHK・朝ドラ・ブギウギ】主役・趣里さん。これは,桁違いの女優だ!

2023年11月15日 00時00分00秒 | オズマの懐かしいTVアニメなど

 NHKの朝ドラは,BSでの視聴が出来るようになってから,おそらくこの10年くらいは出勤前に観ている。

 いつも気になるのは「大ヒット作の後はつらい」ということ。しかし,今回はよい意味で裏切られた

 「らんまん」を神木隆之介が圧巻の演技でこなした一方,「ブギウギ」では趣里さんという,自身には馴染みがないが妙に馴染む女優さんが,とてつもない・桁違いの格さえ感じさせる

 それはなにか,具体的には次の通りだ。

  1. 子役からイメージがまったく変わらない(という最高のキャスト・演出もあり)。
  2. 趣里さんは1990年生まれの33歳というのに,童顔を活かして,若い女性役も難なくこなしている。
  3. 母親役の水川あさみさんと,実年齢に「きっと差がない」と感じさせるシーンもあり。
  4. で演技する(田中裕子などの女優陣と同じく,一撃でメロメロにされる自信あり)
  5. 歌って踊れる,さらに演技もできる そんな3役こなすなんて,役者根性の賜物
  6. 御本人の素顔はよく知らない。しかし,少なくともクラシック・バレエを幼いときからやっていたという体幹は理屈抜きにスゴイ
  7. 今回の「ブギウギ」は劇中劇でもあり,その贅沢な演出(NHKだからホールがあるのはアタリマエとも言えるが)に,民放のケチなドラマなど足元に及ばない,という制作陣の意気込みも感じる

 おそらく,趣里さんは年末の「紅白歌合戦」でも出場するかもしれない,それも歌手で。本業歌手でおそらく適うのは,知っている限りヒロミ・ゴー,ぐらいだろうか

 いやあ,毎日「燃えてくる展開だぜと唸らされています