防寒シューズを新調した。早速雪かきに役立った。
2/10に積雪があった。少なくとも勤務先,そして地元では。それでも釣りは相手が自然 氷結しない川なのだから,積雪がない限り釣りに行こうと決めていた。
朝5時50分のいつもの時間に起床。川の情報を探ると,なんと積雪していないようだ ウム,これなら釣りに行ける。しかも,常人なら釣りに行かない雰囲気がある。チャンスかもしれない。
その前に,コロナワクチンのブースター予約だ。前日2/10の21時過ぎにはまったく予約枠がなく困り果てたが(4月になっても接種できないという暗闇),朝になってみるとなんとか3/9の夕方に予約がとれた。交互接種でもなんでもしてやるともヨ。釣りに行くための努力なら惜しまないのである。
そして根性の雪かきスタート。雪国の人は毎日やるのだろうかと思うほどの腰痛になったが,お尻の筋肉をストレッチしてラジオ体操したら釣りに行けそうだ。
ドロ濁りです。下水がひっくり返った匂いがします。ヤバイのかいいのか。
いつものように9時頃に着いてみると,すでにカーロス様がHOTポイントに鎮座ましましているではないか。挨拶をして,おっと,下流の釣り人にも挨拶して間で竿を振らせてもらう。
しかし,寒さなのか濁りのせいなのか,バイトが僕にもカーロス様にもないまま10時30分になった。
カーロス様が「来た」という重量感のある引きは,コイかもしれないなあなんて会話をしていると,僕の竿に違和感あり。同時に腕が動いてアワセテいた。
その魚は妙に引きが強い。「自分もコイかも」なんて言っていたら,あれまバスですよ。
10時40分に42cmが来た。仕事終わったかも。
もうこの1匹でかなり満足した。なによりアタリが少ないというか皆無である。周囲に釣り人も数名しか見えず,掟破りの爺さん吸い込み釣りが明らかに釣り人のマナーを逸脱(バサーの間に挨拶もなしに割って入ってくる;自分なら激怒しているが...)しているのが気になるだけだ。
11時40分。いつもの昼食タイムに。ヒエヒエの握り飯でも空腹には利く。
ここからしばらくすると,2バイトあり。しかし,ショートバイトでフッキングできない。
さらに,14時ぐらいに「クッ」と穂先に重みを感じてフッキングしたが,30秒ほどでバレてしまった。
何かがオカシイ。こういうときはまずはフックを変える そしてリーダーシステムを組み直す。
そうこうしていると,カーロス様が1本釣ったようだ。僕も負けじと投げる。
「ジジジジジ...」。フォーリングバイトでドッカン級がきた。ちょっと引きが尋常じゃない。コイのようにも感じるが,重量感が微妙である。
数分の格闘で見えてきたのはバス。間違いなく45UPだ。慎重かつ大胆に寄せる。岩にスレてもあわてない。もう,このリグというか仕掛け全体に慣れたようだ。
そしてネットをつかんで,ネットイン。
48.5cm。ほぼ寸止め。やったぜこれは。
どういうわけか手が震えなかったが,興奮冷めやらず,自分のメジャーが見つからない。ご厚意でカーロス様のメジャーで厳密に計測された。
もしかすると地合いが来ているかもしれない。この日当たり加減と風の弱まりこそ冬の釣果の必須条件ではないだろうか。
すると,わずか数投で「グン」と来た。
元気に走る魚だが重量感を感じない。48.5cmのあとでは重量感が麻痺するのだろう。
それでも慎重にネットイン。39cm。
これでトリプルコークである(なんのこっちゃ)。いやいや,バイト数は少ないが確実にとれた貴重な魚であった。
以降,16時を過ぎると,前回同様風が猛烈に冷たくなってくる。H様がご来場し,憧れのコンプレックスXRを持っていたので投げてみたが,実によい竿だった。だが,僕の12000円の竿はすでに十二分の仕事をしている。2021年は折れる(折れてほしくないけど)まで使い込むぞ。
17時近くまで粘ったが,カーロス様が何匹だろう。複数匹であることは覚えているが,まあ,だいたい同じような結果だったような気がする。
それにしても,雪の後で強烈に寒くなったにも関わらず,条件さえあえばやはり釣れる。
バス釣り,いや釣りが机上の論理で終わらないからこそ続けている。
そういえば,A山さん,久々にアダー師匠にもお会いしたが,その後どうだったのだろう
兎にも角にも,2月になってもマダマダイケルような気がする。
桜が咲いたら,マジでこんなビッグフィッシュシーズンは終わるであろうが,2022年はマジでこのリグをやり切るぞ。
末尾となりましたが,カーロス様,H様,A山様,アダー師匠にはお世話になりました。引き続きよろしくお願い致します。