「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

山口県長門市青海島通 ・ 国指定重要文化財 「 早川家住宅 」

2020-01-19 18:30:31 |  滝 ・ 名所 ・ 神社仏閣

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

国指定重要文化財「早川家住宅」

漁業関係の住宅で国の重要文化財建造物は、全国で二ヶ所しかない。

鯨組の建造物としては全国で一つだけである。

早川家は中世には後根と称し、この地域を支配した土豪だったが、

毛利氏の時代には通浦の庄屋役を務めていた。

文禄・慶長の役には毛利軍麾下の吉見長次郎の船頭として功績があり、早川姓を賜った。

以後通鯨組の創業に貢献著しく、代々網頭や浦方役人として活躍した家柄である。


この住宅はもと網頭で回船業も営んだ黒川家のもので、

天明五年(1785) の通浦大火で類焼した早川家が買い取って

移り住み現在に至ったものである。

住宅は様式手法の上から18世紀後半の建築と見られ、

土蔵造りの一部二階で、

南妻入母屋、北妻切妻造りの本瓦葺になっている。

梁間三間半、全面に短い庇、背面は下屋根二間を葺き下ろし、

町家に似た平面で桁行七間弱の北側二間余を通り土間とし、

上手床上部は二列に各三室ずつを縦に配している。

土間部分は太い牛梁を四丁架け渡し、

上に和小屋を組み桁行には貫を通していない。

床上部のうち上手三室は面皮の長押をつけ、奥座敷には床、違い棚を設けている。

奥座敷の次は一間通りの仏間とし、上手に造りつけの仏壇を構えている。

意匠には豪放なところがあり、 漁家の住居にふさわしい雰囲気があり、

全国的にもまれな漁家の遺構として貴重である。

 


今日の二十八宿とコトバ

2020-01-19 06:15:41 | 今日の占い ・ 二十八宿とコトバ

 

昨日から始まった冬の小倉競馬 ” 冬コク ” で、

いきなり中京の代替重賞の愛知杯が行われた所為か?

今朝目が覚めた時に月曜日かと勘違いした。

 

起床してから初めて日曜日だと分かったが、

わずか数分だけ1日損をしたような気になった。

そんなコトを思う今日の二十八宿とコトバは、


 二十八宿  房 ( ぼう )  新規事、婚礼、棟上げなど大吉。   
    


        今日のコトバ  

 
      矯 ( た )めるなら若木のうち 


人の悪い習慣や欠点などを直すには、

柔軟な若いうちからしつけたほうが良いということ。

木々の曲がっている枝ぶりを整える ( 矯める ) なら、

柔らかい若木のうちに手を加えた方がいいという意。