3月30日から始まった朝のNHK連続テレビ小説「エール」が、途中コロナ禍のため中断がありましたが、今日11月27日で120回の放映を終了しました。
NHK朝の連続テレビ小説の放映の1回から最終回まですべてを見逃さなかった(?)ということは、私としても初めてです。 いや、正直に申しますと、開始から数回目の時に、朝も再放送の昼の時間も、用事でテレビを見ることができなかったときがありましたが、4月に今まで加入していなかったNHKオンデマンドに加入し、何時でも遡って見ることができたということです。
「エール」は、作曲家古関裕而氏をモデルとしたもので、彼は昭和という激動の時代にその時々に寄り添った曲を生み出し、妻と共に音楽に生きた夫婦の物語でした。
テレビの中では、主人公として小山裕一と音。これらを演じる俳優窪田正孝さん、二階堂ふみさんの呼吸がぴったりでとてもひかれるものがあった。
最終回のお二人。
毎回、最初に放映されるあの海岸を走る状景は、撮影監督が撮影前に裕一役の窪田さんと音役の二階堂さんには「とにかく走って行ってくれ」とだけ伝えたという。そのため、そこから先は完全に二人の自由演技で、しかも一発撮りだったとある記事に記されている。
また、「福島三羽ガラス」として 鉄男役の中村蒼さん、久志役の山崎育三郎さんの演技は、「エール」に溶け込み、裕一、音を盛り上げていた。
そうそう、小学時代の藤堂先生、「自分の好きなものを見いだせ」という教え、裕一に音楽の道に進めた恩人です。
そして、昨日の物語としての最終放映は、古関裕而さんの「1964年東京オリンピックオープニング曲(入場行進曲)」。
最後に二人の「あなたと一緒で幸せ」という言葉。感激しました。
今日の最終回は、モデルさんたちによる古関裕而さんの歌のオンパレード。
良かったですね。
いずれの写真もNHKテレビ放映から。拝借してすみません。
途中、このドラマに出演していた志村けんさんの逝去もあり、撮影には大変ご苦労なさったことでしょうが、裕一と妻音の夫婦物語としていつまでも心に残っていくことと思います。そして改めて作曲家「古関裕而」の偉大さを再確認させていただきました。
ありがとうございました。
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