デカダンとラーニング!?
パソコンの勉強と、西洋絵画や廃墟趣味について思うこと。
 



一昨日、台風が来ていた。
たしかプレゼンソフトの扱い方を習って、実際にスライドを作成した日だった。
次の日が発表なので、訓練が終わっても鬱状態だった。

地下鉄の構内から外に出たとき、午後五時半ごろだったろうか。デジカメを空に向けている、おっちゃんがいた。
デジカメの方角を見てみると、たしかにデジカメを持っていたらさぞラッキーだったろう、と思うような空だった。
形がユニークでまばらで色が白色から灰色まで、大きさが大きいものから小さいものまで、数々の雲が西の果てまで見通せるような夕光に浮かび上がっていた。台風の後で透き通ったような青空も、雲や夕光の存在感に負けていなかった。
当たり前のことだが、午前中に台風が去っても、真夜中に台風が去っても、決して見れない空だった。去るタイミングと夕方というタイミングがぴったり合わなければならない、なんというダイナミックでエキサイティングな瞬間だったことだろう。
それにしても、台風の後の夕空は嵐のときの空と同様、いつか見たようなもののように映るのは気のせいだろうか。過去にも現在にも未来にも決して同じ空模様など存在しないから、なおさらいつか見たものに対する印象は強いものなのだ。
だから、今回の夕空も、いつか見たような気にさせるものだったのだろう。

というわけで、いろいろ思ったのだが、デジカメが欲しいという欲求もまた忘れないのだった。。。

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