デカダンとラーニング!?
パソコンの勉強と、西洋絵画や廃墟趣味について思うこと。
 



フィリップ・ド・シャンパーニュ「リシュリュー枢機卿の肖像」(1639年頃)

パサージュのプロトタイプとなったパレ・ロワイヤルの元の持ち主であったリシュリュー枢機卿の肖像がルーヴル美術館にある。描いたのはフィリップ・ド・シャンパーニュで、同じ頃に活躍した画家にはニコラ・プッサンやクロード・ロランなどがいる。
リシュリュー枢機卿といえば私のなかでは「三銃士」ものを扱う映画でいつも悪役のイメージが強い。しかし今となれば、中央集権化と王権の強化に尽力した歴史に名を残す重要人物というのは記録も残っていることだし後の表現者からすれば描きやすいのかもしれないと思う。いつか詳しい伝記を読みたいものだ。


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