デカダンとラーニング!?
パソコンの勉強と、西洋絵画や廃墟趣味について思うこと。
 



11月末の紅葉ツアーでは生憎雨に見舞われてしまったが、後日、もう一度個人的に真如堂へと足を運んだ。快晴だったらもっとよかったが、曇りでも綺麗な紅葉だった。


吉田神社からしばらく登ったところ



真如堂は燃えんばかり



散紅葉も美しいのです①



散紅葉も美しいのです②



イチョウの黄色はまぶしいのです












私個人はこれがこの日のベストショットかも









イチョウの葉が散り始めたころが一番見ごろかもしれません


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夜にはベトナムを発つのだから、無用の汗はかきたくないなどと思ったいた。でもバスを降りて市場を回り、興味の涌いたチャータム教会を探して歩き回っていると、そんな考えなどもろくも崩れ去り、汗がダラダラ流れ出すのだった。
地図を持ってなかったのでチャータム教会まで道に迷いたおし、さらに暑さでへばってきた。一度ハンカチを落としたまま歩いていて、後ろでパンパンと手を叩いて私に落し物だと知らしてくれた青年にさえ、つぶやくようにしかお礼が言えないくらいだったといえば大げさだろうか。とにかく暑かったのだ。


チャータム教会

何はともあれ、教会にたどり着いた。旅行ガイドブックには高くそびえるように立っている感じで書かれ、また写真も町のどこからでも見つけられるような風だった。実際、確かに高い建物ではあったがなんか細身で、目立った教会という印象は受けなかった。
観光客は私だけだった。教会の敷地内で作業をしていた3人の男性の内の1人が、突然なにやら叫んで地面にうずくまった。「?」と思ったが、一応信仰篤き人なのかも?と思うことにした。


岩窟をイメージしたもの?

聖堂の手前にはマリア像があったが、これは岩窟の聖母を表現しているのだろうかと思った。


誰一人いなかった

聖堂内には誰もおらず、町の喧騒がかすかに聞こえるだけの静かさだった。やっと落ち着けるわいと少し休もうとすると扇風機の風がほしくなったりした。でもスイッチの場所なんて分からないものだから、コンセントを挿したら回った扇風機があったらそこでしばらくじっとしていた。ときどき小鳥が窓から入ってきて鳴き声が堂内に響いた。なんとも心地よい気分になった。


祭壇:とてもきれいだった



説教はベトナム語と中国語の二ヶ国語でおこなわれるそうである



聖母子のイコンがここにも。




あとで知ったのだが、この教会は1963年11月に南ベトナムで起こったクーデターで、当時の南ベトナムのジェム大統領兄弟が逃げ込んだところだそうだ。彼らはクーデターに降伏したが間もなく殺害されたそうだ。

堂内をゆっくり見回り出ようとすると、飾られている花を替えに二人の女性が入ってきた。花瓶に花を生けながら二人の声が響いていたのを覚えている。私は扇風機使わせてもらった御礼のつもりで小銭を寄付して外に出た。

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先日の幻日の意味するところが現実になったかも。

10月に行ってた旅で知り合った人に私が自分のカメラの画像をCD-Rにして送り、届いたのが大体11月上旬。
そのCD-Rの画像の大半が私への断り無しに、さらに撮影者名すら私とは異なった名前でネット上に公開されてしまっている。
公開した人には現地でとても世話になったし、悪い人ではないのは分かっているが、遺憾としか言いようが無い。
黙っとこかと思ったが、やはり
「前もって知らせて欲しかった。私が撮影した分は撮影者名を付してほしい。私の撮影分について誰かから感想があったら知らせてほしい」
といったことをメールで伝えた。

私にとって、その人は恩人だし旅について学ぶところが多かった。この場合、白虹(はっこう)日を貫くではなく、日が白虹を貫いたというのだろうか??

********

相手から早速返事があり、相手に悪気は全く無かったことが分かった。でも英語が第二外国語である人間同士なので、やりとりの内容は笑える英文になっている。もっと英語勉強しなきゃぁねぇ…。(11:52追記)

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紅葉を撮るつもりでカメラを持ち歩いていたら、冬ならではの珍しい現象を撮ることができた。

寒い中だけれども、、、幻日(げんじつ)はすばらしいねぇ!

と素直に思うのだった。そして周りの人がほとんど気づかないことが残念だった。
こちらによれば幻日はmock sun(紛いものの太陽)ともいうらしい。


2006.12.5(15:58)

幻日は左右と上に見える、太陽を中心にして内側を赤にして虹のかけらのように見える。でも、こんなに尾を引いた幻日を見たのは初めてだった。


刻々と変化するのです。



上のほうが消えちゃいましたが左右はくっきりと。



こう見たら「紛いものの太陽」と見えるかもしれません。

たしかにこういった現象を見ると、UFOを見たとか天変地異の前兆とか思っちゃうよなぁ。

冬にカメラを持ち歩くと寒さのせいかタッチが狂い、これまでの体験ではブレ画像が多くなってしまっていた。デジカメを持ち歩く冬は初めてだが、なるべく持ち歩くようにしようと決めた。

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先月の最後の日曜日に私の独断ルートによる京都紅葉ツアーを決行した。天気は週間予報では晴れだったはずが、一日ずれて曇りのち雨になるという生憎の天気になってしまった。

ツアーに来てくれた仲間と京都駅で待ち合わせしたものの、観光客らによるものすごい人でごった返していた。
行列のできる100円の洛バスは避け、一般の環状バスに乗り込みさっさと昼食の店へ。


スマートコーヒーにて

ぱすてるさんより教えていただいた寺町三条のスマートコーヒーで、昔の香りと雰囲気を堪能できる昼食とコーヒーを楽しんだ。落ち着ける雰囲気も手伝って、お喋りに興じることができたのだが、冗談ながら紅葉見に行かなくともここでいいではないかと思えたかも?

一日乗車券を使いバスで大徳寺に向った。広い大徳寺にあっては拝観できる庭園はいくつかあり、その度に拝観料がいるので正直つらいところがあるが、そういう場合は一ヶ所に絞るに限ると思う。


芳春院にて①



芳春院にて②

雨のときの観光は写真撮影に限って言えば、条件的に悪いものがある。この日の私が撮った写真の中でまともに写っているのは、コーヒーカップと芳春院での紅葉、そして晴明神社の分だけだった。やっぱり雨のときの光の弱さに加え、多くの観光客で集中力が散漫になり、レンズが動く観光客に合わせようとして、紅葉がぼやけたようになってしまうのだろう。また傘を片手に持っているので片手撮りになってしまい、手振れがどうしても出てしまう。


この日はこれで精一杯



室内からの撮影も難しくなります



オート機能で撮ると、あまりおもしろくない…


さて、写真のことはいいとして、一日乗車券についていた50円引きの券が使えた高桐院について書こうと思う。高桐院は入口から見事な紅葉が映えるので観光用のポスターにも乗ることがあってか、とても人気のあるスポットだ。私たちが行った日にも雨にもかかわらず、多くの人が訪れていた。よくTVのお天気コーナーで紅葉の名所を紹介する企画があるが、リポーターと案内人がゆっくりたたずんで情緒を覚えるような光景を、昼間に期待することは止めた方がよい(笑)。


正座して茶菓子を楽しむ風流は、希望はすれど夢の又夢



写ってませんが縁側も人でいっぱいなのです。


高桐院は、千利休、細川忠興と細川ガラシャ縁の地として有名だが、歴史を彩った現場の荘厳さを十分に感じることができたと思う。高桐院にまつわるエピソードを一つ一つ頭に入れていくと、利休がいかにして威厳と権威を発揮して秀吉に物申したのか、分かる気がする。





細川忠興とガラシャの墓。灯篭部分はあえて欠けている。



細川家代々の墓



正面より細川忠興とガラシャの墓






移築された利休の書院

他、細川忠興が建立した茶室「松向」も見た。茶室でおじさんの観光客?が一人で正座し、茶の作法の手まねをして思いにふけっておられた…。多くの観光客が訪れ時に騒がしい中でも、黙々と左手に架空の茶碗を乗せて右手で回しておられた…。




高桐院のあとは、ネタのつもりで晴明神社に行ったが、戦国時代の縁の物をじっくり見た後にこの神社に来ると、「新築神社」のという感じだったので、一気に傾いたそのギャップに笑いが起こるほどだった。


修学旅行生の方は陰陽師の携帯ストラップがもらえるか割り引かれるとか書いてあった…



巫女さんはなんか面倒くさそうでした



カァーンと音が鳴りそうな厄除桃(やくよけもも)

10分たらずで神社をそそくさと後にした。ネタとしておもしろいかも?とか言いながらバスを待っていると、なんとツアー仲間の買っていた馬券が当たったという。寛大な陰陽師の神通力かも知れぬ…とさらにネタは増えるのだった。

晴明神社のあと真如堂に行った。4時でも薄暗くなり雨も強くなってしまったので、真如堂の紅葉はせめて曇りならという気持ちの残る綺麗さだった。本堂に入って間もなく坊さんが「もう閉めます。出てください」と偉そうな口ぶりで観光客たちを外に追いやった。

帰りのバスは主要鉄道の駅に向う人たちでいっぱいだった。雨こそ降ったものの日曜日の秋の京都という割には比較的スムーズに、またエキセントリックなのにどこか笑いが混じえたおもしろいツアーだった。

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京はかろうじて紅葉のシーズンなので、またまた紅葉を載せたいと思います。きれいな紅葉なのに逆光という少し悔しい条件での画像です。
場所は大徳寺の高桐院(こうとういん)。


高桐院①



高桐院②



高桐院③



高桐院④



高桐院⑤



高桐院⑥



高桐院⑦



高桐院⑧



高桐院⑨



高桐院⑩


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ベトナム最終日(本当は最終日にするつもりなどなかったのだが)は思いっきり朝寝坊した。
考えていたことは一つ、なるべく汗をかかずに今日一日を過ごして、23時の飛行機に乗ることだけだった。クーラーのよく効いている国営百貨店でじっとしていようかなどと考えたりしたが、そんなのはもったいなさすぎる。というより人間そうなかなかじっとしていられないものだ。

チェックアウトだけ済まして荷物を預かってもらい、ホテルを出た。ホテルの前では人力車の即設屋台があって、ベトナム独特のお米みたいな何かを溶かして砂糖を混ぜたような飲み物を飲んだ。後で調べてみるとこれはヌック・ミアというサトウキビジュースだったのだが、そのときは米をパリパリ噛み続けていると甘く感じてくるあの感覚をおぼえたりしていた。
とっし~と二人でジュースを飲んでいたとき、現地の二人の若者が話しかけてきた。靴磨きをさせてくれ、タダにしておく、というのだ。私の靴は磨ける生地ではなかったので遠慮したが、とっし~はいぶかしがりながらも無料を約束させた上で、右の靴をみがかせた。
確かに、右の靴は光沢が出た。だが左の靴は磨かないという。いわゆる左の靴は「有料」という策謀だったのだ。彼らはケラケラ笑っていたが、とっし~が苦笑しながらも断ったことは言うまでもない。
彼らはなおも話しかけてきた。ビルの上の階での売春を持ちかけてきて、本気なのか冗談なのかよく分からない。彼らは下品な仕草と声を何度も発したので、相手にせずさっさとその場を去った。

とっし~とは夕方の待ち合わせ時間だけ決めて、ベンタイン市場で別れた。


チャン・グエン・ハイ像

何度も見た↑の像。でもチャン・グエン・ハイがどのような偉人なのか、未だによく分からず。
ベンタイン市場の近くにバスターミナルがあるのだが、チャン・グエン・ハイ像がスロープになっているのでバスターミナルにたどり着くにも少し命がけである。
今から思うとデジカメのメモリを節約するためバスターミナルの様子は撮らなかったのだが、あの独特の雰囲気は一枚ぐらい撮っておいてもよかったなぁと今にして思う。


バスの中から

バスターミナルから1番のバスに乗ってチョロン地区に向うことにした。ガイドブックに綺麗な教会があって、どうせなら見ておきたいと思ったのである。
バスはいつものよう?になかなか進まないようで、ボチボチ進むのだった。上の画像にあるとおり、前にはおびただしいバイクが…。


たぶん学校だろう。



昼食を食べに出てるのだろうか。


バスに乗ること30分。チョロン地区に着いた。終点で降ろされたとしても何をどこに行っていいのか分からず、とりあえずビンタイ市場へ。


ビンタイ市場までにも、露店がひしめきあっています。





とりあえずビンタイ市場まで来た。ベンタイン市場は高いのでビンタイ市場で買えとバイタクのおっさんらによく言われたものだが、買うものが特に無いので多くの品物でひしめき合うビンタイ市場は息が詰まってきた。


ビンタイ市場



ビンタイ市場の中庭

市場の中庭に、何かが祭られていて、噴水まであった。ここにはいくつかベンチが在るのだが、妙に静かだった。そして顔の皮膚が爛れ普通では考えられない怪我を負った年配の男性を見かけた。恐るべきことが身に降りかかった後遺症ではなかったろうか。ただ黙ってベンチに腰掛けておられたが、何も語らないところがかえって私にベトナムの歴史を感じさせた様な気がしている。

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まだどうにか京都は紅葉シーズンなので、私が出歩いたときに撮った紅葉を載せたい。場所は大徳寺。


大仙院(だいせんいん)にて①



大仙院にて②



大仙院にて③



大仙院にて④



大仙院にて⑤



芳春院(ほうしゅんいん)にて①



芳春院にて②



芳春院にて③



芳春院にて④



芳春院にて⑤



芳春院にて⑥



芳春院にて⑦


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