缶詰だけど、それが何か?

缶詰、レシピ、散歩、食べ歩き、いろんなものがあります

DoaU396日目_Part1_ガンジーとオリジン弁当

2010-04-01 22:57:58 | 食べ物
3/31(水)

いい考えだったと思う

西洋文明をマハトマ・ガンジーはこう評した。
考え自体はよかったけれど、現実はどうか。
アイデア倒れだったと言いたかったんだろう、そう思う。
思い通りに物事が進捗する、そんなことは奇跡に近い。

朝からハローワークに行く。
春休みの渋谷はそりゃスゴいもんだ。
2娘1どころか3娘1みたいなのまでいる、どこから湧いて出るのか。
しかし、ハローワークの検索機には、何も湧いてこない。
さっさと帰ろう。

青空ならサクラを求めて散歩してもいい、そう思っていた。
しかし、どんよりとした雲が覆う空。
さっさとタワレコに入ろう。

1階から3階まで見て回る。
しかし、何だこれ?そんなジャケットはどこかへ散歩中。
さっさと東急東横店に行こう。

福岡物産展で、玄界灘産のごまサバ丼を買おう、そう思っていた。
しかし、福岡物産展は明日から。
さっさと自由が丘に帰ろう。

自由が丘のサクラを見上げても、薄暗いだけでキレイではない。
ごまサバ丼でアタマの中は弁当が占拠しているし、
マックファーストキッチンと毎週のように食べたのでファストフードは断固拒否。
東急ストアとキミサワを見る。
しかし、おお!と唸るようなものは金星に散歩中。
さっさと家に帰ろう。

ただ、作る気なんてこれっぽっちもない。
肉屋の弁当とかオリジン弁当でいいんじゃね?
オリジン弁当で季節ものの弁当を見つける。
さっさと帰って食べよう。



名前なんて忘れた。
とにかくオリジン弁当では高めの500円ということだけ覚えている。
ハンバーグとチーズの揚げ物、温泉卵も付いて500円、安いとは思う。
ハンバーグはともかく、チーズの揚げ物はうまいし。
しかし、圧倒的に野菜が少ない。
さっさと・・・やることがない。

ここまで思い通りに進まない日なんてそうあるもんじゃない。
マハトマ・ガンジーはいつだって正しい。

DoaU395日目_Part4_白菜とラム肉のうま煮

2010-04-01 17:16:19 | レシピ
恐縮です

内田裕也は何度も口にした。
もちろん普段の内田裕也ではない、映画の中で、である。

頭脳警察というバンドが存在した、70年代の日本に。
1st.アルバムのジャケットは3億円事件の犯人のモンタージュ。
全共闘世代のパンタは無茶の限りを尽くす。
放送禁止、発売中止の山を築き上げて、75年には解散。
リアルタイムでは知らないけれど、衝撃的な逸話は山のようにある。

彼らのファンだったのが内田裕也。
ワイドショーに踊る世の中を皮肉るような脚本を書き上げる。
タイトルは頭脳警察の2nd.アルバムの収録曲から付ける。
コミック雑誌なんかいらない!

その中で、内田裕也は梨元勝のイメージしたキャラを演じた。
北野武以前のビートたけしが役者として出ていたり、
ロス疑惑の三浦和義が本人役で出ていたり、やりたい放題である。
内田裕也自信は好きではない、けれど、この映画はおもしろかった。

自由が丘でサクラをぼんやり眺めた後、
当然だけれど、キミサワに寄る。

なんか疲れた、スーツがいかんのだ、ホント。
猫背のスーツほど情けないものはない。
でも猫背なのだ。
だから姿勢を正そうとする、だから背筋が痛くなる。
おまけに靴である。
だるだるなまま夜になり、
そしてぐだぐだな「ぷっすま!」がダメダメ感を助長する。

食べなくてもいい気がする、三好弥のメンチカツは未だフルパワーだし。
いや、それはダメだ、痩せる。
ただ、キミサワで買ってきたヤマソウ水産の焼津漬を焼くのはやめよう。
賞味期限は4/3だし。

ニンニクとショウガ1片をみじん切りにする。
白菜の残りを縦に切って、横に半分に。
椎茸2枚を薄切りに。
ラム50gに日本酒をふって解凍し、白コショウとナツメグをふる。
蒲鉾を5mm幅ぐらいで6枚ぐらい切り出し、厚みに会わせて細長く切る。

フライパンにごま油をひいて中火に。



ニンニクとショウガを入れてざっと香りを出す。
ラム肉を入れて表面の色が変わるぐらい炒める。



蒲鉾を入れて、少し焼き目をつけてから椎茸を。
すこし火を入れたら、強火にする。



白菜を放り込んで一気に炒めたら、鶏ガラスープの素と水を少し加える。
芯の部分がしんなりするぐらいで、水溶き片栗粉。
スープがまとまったら、火を落としてごま油をひと回し。



蒲鉾の塩分が強かったので、塩は一切入れていない、
鶏ガラスープの塩分と蒲鉾の塩分で十分。
中華は簡単でいい。

加工食品の分野でのシェアはNo.1らしいけれど、
CookDoなんかいらない

恐縮です、いやホント

DoaU395日目_Part3_自由が丘の桜

2010-04-01 15:23:43 | 散歩
中野新橋の変貌ぶりに打ちのめされ、
いや違うな、正しくは三好弥のフライだけれど、
丸ノ内線に揺られて、南北線を乗り継いで自由が丘に帰ってくる。
西の空は薄ぼんやりとしていたけれど、東はキレイな青。

サクラはやっぱり青空の下で見るもんだ、ホントに。



MASTビル前
GAPやFrancfrancが入っているビルの手前で。
この緑道だけ、異様な咲き方。



ラ・クール自由が丘前
自由が丘駅方面から緑道を進んで、自由通りを横断した先。
スイーツフォレストやクオカ、キミサワが入っているビルの手前から。

自由が丘のさくら祭は今週末。
もう8分咲きを越えて、散りはじめたものもあるぐらい。
まだ火曜日、週末までもてばいいんだけどなあ。

DoaU395日目_Part2_三好弥(定食/中野新橋)

2010-04-01 14:47:48 | 食べ歩き
イビチャ・オシムは言った。
追いつこうとするから、離されるのだ

追えば逃げる、当たり前である。
しかも追おうとしている相手は、高次なレベル。
追いつける訳がないのである。
だから、追うのではなく、まったく違ったサッカーを創造するしかない。
ただ、こっちの方がさらにやっかいなのだけれど。

花見橋からちょっと戻って駅前通りに復帰する。
ダーツバー、ポポの先にあるのがこのお店。



三好弥
かつてパーコー麺を食べた店、それがココだった・・・
いや、ココだったよなあ、そんな曖昧な記憶。
店の表には定食系ばかりだけれど、まあいいか。

もちろん自動ドアではない。
左手にカウンター席、右手にテーブル席。
こんなんだっけ?と思いながらも、テーブル席の椅子には見覚えが。
収納を兼ねたベンチ型シート、ココでの記憶だよね?

カウンターの上に貼られた短冊形のメニューを見るけれど、
焼きそばや焼うどんはあるけれど、パーコー麺はない。
参ったなあ、そう思うけれど、着いたテーブルは一番奥、
逃げ出せる訳もないので、ランチメニューに逃げる。



盛合せ定食(750円)
これに加えて、冷や奴、サラダなど4種類の小鉢から1品。
わらじのような白身魚フライとメンチカツ1枚、
ごはんの盛りもかなりのもので、ボリュームは相当である。
出てきた瞬間に思う、逃げろ、と。

メンチカツはけっこう味をつけてあるので、ソースは入らない。
白身魚フライは魚の種類すらわからない、食感も味も。
こちらはマヨネーズとソースを少し。
キャベツが山盛りなのはかなりうれしい、だって揚げ物だし。

最後はのけ反るようにしながら30分かけて完食。
しかし、やはり揚げ物は辛い、ホント。
パーコー麺の記憶を追いかけた、だから逃げられた。
イビチャ・オシムはいつだって正しい。