缶詰だけど、それが何か?

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DoaU418日目_Part2_タケノコ屋敷へようこそ

2010-04-23 22:40:21 | レシピ
一応、念のために

編集という仕事に就く人間がはほぼ確実に口にする言葉である。
用例
「一応、念のために、役柄についても聞いておいてください」
「一応、念のために、左からのカットも撮影しておいてください」
「一応、念のために、16ページ増えた場合の原価計算もしておいてください」

集めて編むと書いて編集と読む。
集めるのが好きなのだ、この人種は。
だから、ガラクタの山を築こうと必死になる。
結果、ライター、カメラマンなどスタッフは無駄な仕事、
つまり無駄な時間を費やすことになる。
要するにディレクションができない、
もしくはディレクションに自信がない、その現れ。
情けないことに。

雑誌の仕事なので、嫁さんの帰りは遅いと思っているので、
18時には晩ごはんの支度をする、一応、念のため。

とにかくタケノコである、昼ごはんに引き続き。
穂先の部分を薄めに切って、水を張った鍋に放り込む。
カツオ節粉大さじ1を入れて、弱火でじっくり火を入れる。



みりん大さじ2を入れて煮る。
塩小さじ1/2、醤油大さじ1を加えて煮込む。
油揚げ1/2枚を細めに切って、フライパンへ。
ちょっと水を足して煮詰める。



これぐらいまで煮詰めたら火を落として冷ます。

米1合を洗って炊飯器へ。
フライパンの中身を汁ごと入れて、1合分よりちょい多めの水加減で。
後は普通に白米用のスイッチでOK。



筍ごはん
タケノコを処理するには、炊き込みごはんという最終兵器しかない。
炊きあがったら、菜飯の素をちょっと加えておけば彩りもまあまあ。

米だけではどうにもならんのでもう1品、一応、念のため。

筍ごはんを作りながら、牛肉100gを解凍。
塩・白コショウをふってちょっと放置、3cm幅ぐらいに切る。
日本酒大さじ1をボウルに入れて、牛肉を。
豆豉醤小さじ1、醤油小さじ1、オイスターソースを3滴ぐらいをたらす。
しっかり揉み込んだら、片栗粉、ごま油でコーティングしておく。

前夜の残りのピーマン2個を細切りにする。
エリンギ1本を薄切りに、タケノコも薄切りにする。
フライパンにごま油をひき、乾燥ニンニクを砕いて馴染ませる。
19時には準備が終わり、そのままダラダラ。

21時半、さすがにそろそろ作らないとなあ、そう思ってフライパンへ。
強火で加熱し、ニンニクの香りがたったら牛肉を。
バラバラにするように表面の色が変わったら、エリンギを。



エリンギはしっかりと炒める。
ピーマンとタケノコは同時に放り込む。



タケノコ、ピーマンから水分が出るので、
鶏ガラスープの素を加えて炒め合わせる。

卵2個を割りほぐし、半量を入れて撹拌。
さらに半量を加えたら、火を落として蓋をする。



滅茶苦茶な取り合わせだけれど、
まったく違う食感4種類を楽しめる。
久しぶりに1人で晩ごはんをつついていたら、がちゃがちゃと。

ぐぉー眠いぞぉ
護国寺のレンチン編集部から帰って来た嫁さんが玄関で吠える。
時刻は23時。ぐだぐだである。

さすがにごはんは食べられない。
ただ、音羽の総本山近くの老舗和菓子屋の大福をむしゃむしゃ。
おなかが空いて寝られないと困るからね、一応、念のため
いやはやなんとも

DoaU418日目_Part1_マルタイラーメン

2010-04-23 17:27:16 | レシピ
4/22(木)

レンチン

はぁ?である。
何だ?その略し方。
レンジでチン、「ジで」だけを略してどうすんだ?
意味がわからん、何でも略せば言い訳じゃねえだろ。
クレソルだってさ、なんだよ、それ。

雑誌デビューだぞ
そう言いながら嫁さんが護国寺へと向かう。
雑誌デビュー?顔出しはNGだ、
いや向こうがそう判断するハズである。
問題は、嫁さんがその雑誌をキライなのである。
いやはやどうにも

今日は何もしない、そう決める。
何しろ前日との気温差20度である。
風邪をひくために外出する意味なんてないし、
4月下旬にガスファンヒーターをつけるなんて、アホすぎる。

昼ごはんは嫁さんを送り出した時点でラーメンに決定。
ゆで卵を作り、醤油とみりん大さじ1で漬け込む。
主役はこれである。



即席マルタイラーメン(110円)
これぞ元祖棒ラーメンである。

初めて食べたのは小学生の時、
それまでインスタントラーメンと言えばサッポロ一番。
あの四角い袋でしかインスタントラーメンと認識することができず、
だから、母親が買ってきたときに、嘘くささを感じた。
ただ、食べてみるとサッポロ一番と比較にならないぐらいウマかった。
コレいいなあ、そう思ったけれど、東京のスーパーではほぼ絶滅。
博多に行かないと買えないのか?そう思っていたけれど、
OKストアにはちゃんと売っている、ありがたいことに。

昨日、さんざんタケノコは食べたけれど、まだまだ残っている。
コレで何か・・・ああ、タケノコなんだもん、メンマじゃん。
べりべりと皮をむしった下の方、柔らかそうな部分を分けておいたので、
それを使おう。

小さいフライパンに水を入れて、タケノコを放り込む。



これで火にかけて、沸騰させる。
灰汁が出たらこまめに引く。
和風だしの素小さじ1とみりん大さじ1と砂糖小さじ1を加えて弱火に。
甘みが入ったら、塩小さじ1を加えてそのまま煮る。
唐辛子1/2本を加えて、甘さを引き締める。
最後に醤油小さじ1を加えて煮詰める。

マルタイラーメンは簡単である。
水500ccを沸騰させて3分弱、火を止めて添付の粉末スープと調味油を入れるだけ。



タケノコはいい感じの甘さと塩、そして唐辛子。
味玉はちょっと醤油が強すぎたかもしれないけれど、茹で加減はいい。

マルタイラーメンは、福岡の会社ではあるけれど、
いわゆる豚骨ラーメンではない、塩ラーメンが一番近い味かなあ。
化調たっぷりだけれど、うまいのだ、コレが。
もちろんクレージーソルトなんて比じゃない、当たり前だけれど。