缶詰だけど、それが何か?

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DoaU423日目_Part2_豆腐のステーキ、トマトソースがけ

2010-04-28 18:35:23 | レシピ
おみやさん

渡瀬恒彦主演の刑事ドラマである。
お宮入りした事件を捜査するからおみやさん
櫻井淳子が番宣でそんなナレーションを被せていた。

CXの「絶対零度」もそうだけれど、刑事ドラマ、
いや、ミステリー小説には未解決事件を取り扱ったものがよくある。
時効成立まであと何時間、そうタイムリミットを設定することで
緊張感、平たく言えばハラハラ感、ドキドキ感、それを演出できる、
そんな理由から。

しかし、だ。
殺人罪に関しては時効がなくなった、
今も継続捜査中の事件だけだけれど。

ただ、遺族の方には申し訳ないけれど、たぶん時効がなくなるだけで、
ほぼ何も変わらない。
だって、捜査員の数が飛躍的に増える訳では決して無い。
日々、事件は起き、そして未解決事件も積み上げられる。
日々の事件に追われ、25年前の事件を専従で捜査する人間はいない、
渡瀬恒彦も上戸彩も実在しない。
だから、未解決事件は永遠に未解決のままにならざるをえない。

困るのは犯人だけ、いや、犯人だけではない。
ミステリー作家がまず困る。
時効成立との闘い、そんなテーマでは書けなくなる。
テレビ局も困る。
おみやさん自体がもうお宮入りだし、絶対零度で凍り付いたままになる。
とにかく時効を扱った過去の小説は一切ドラマ化、映画化できなくなる。
レギュラーはともかく、長時間ドラマとか、どうするんだろね?ホント。

いや、眠くはないんだよ
嫁さんが帰ってくるなり言う。
ただね、エステの、いや主治医がね、30分は横になれって
昼ごはんを食べた後、嫁さんは近所のエステへと出かける。
いつも、そして何にでもてんこ盛りで使うニンニクを、
オムライスから抜いたのはそんな理由。
ただ、ちょっと心配なんだよね
そう言って発酵器をのぞき込む、まだ2.5倍にはほど遠い。
ちょっくら行ってくるわ
嫁さんはそう言い残してベッドへと姿を消して1時間。
ぐあぁ、眠いぞぉ
よくぞ1時間で起きられたもんだ、そう感心する。

嫁さんはパンの整形に取りかかる。
その横でオレは晩ごはんの支度に取りかかる。
賞味期限ぎりぎりの豆腐の水気を切る。
キャベツをざくざく切って水にさらす。
新タマネギ1/2個を薄めに切る。
トマトの水煮缶1個を大きめのボウルに開けて握りつぶす。
残っていた壬生菜も水にさらす。

嫁さんにパンの焼き上がりの時間を聞く。
19時45分ぐらい。
そのちょっと後に出来上がるようにスタート。

焼き上がりまで、あと45分
まずはフライパンに水を張って沸騰させる。
塩をひとつまみ入れて、壬生菜を茹でる。
芯の緑が濃くなったら引き上げて、水にさらす。
しっかりしめたら、食べやすい大きさに切って、ポン酢で。

焼き上がりまで、あと35分。
フライパンから湯を捨てて、今度はオリーブオイルを。
乾燥ニンニクを砕いて入れて、弱火で加熱。
香りが出てきたら、水気を切ったキャベツを放り込んで炒める。



キャベツがしんなりしてきたら、タマネギを放り込んで炒め合わせる。
白コショウ、コンソメを少し加えて味を調える。
最後にバジルを大量にふって、皿に盛る。

焼き上がりまで、あと15分
野菜を炒めたフライパンにまたオリーブオイルを大量に。
手で握りつぶしたトマトの水煮缶をざばっと流し込む。



トマトとオリーブオイルが混ざるように、
1分に1回ぐらいフライパンを円を書くように大きく揺する。
火加減は強めの弱火で。

焼き上がりまで、あと12分
別のフライパンにオリーブオイルを引き、縦に4等分した豆腐を。



塩・黒コショウをふって、こちらも揺すりながらしっかり火を通す。
こちらは中火ぐらいで。

焼き上がりまで、あと5分



豆腐はこれぐらいの焼き加減でひっくり返す。
もう片面にも塩と黒コショウ。
裏面もこれぐらい

焼き上がりまで、あと2分



2/3ぐらいまで煮詰めたら、塩を小さじ2ぐらい入れ、
またぐるぐるとフライパンを回しつづけていると、
ガスレンジの下で、ガスオーブンがぴーぴー鳴りはじめる。

嫁さんがガスオーブンを開け、
オレは皿に豆腐をのせ、トマトソースをかける。



最後にパルメザンチーズをふって出来上がり。

ぴったりすぎるよ
嫁さんはまだオーブンの横でパンの撮影中。
冷めちゃうじゃん
かなりご不満な様子で、オレを見る。
時効成立ごっこをしたかっただけなので、反論できませぬ。

DoaU423日目_Part1_誰をオムライスで嘲笑う?

2010-04-28 16:35:13 | レシピ
4/27(火)

すべての人々が可能な最高の健康水準に到達すること

World Health Organization、WHOと略されるこの組織、
高邁な理想を掲げているけれど、平等なんてホントに考えているのか?
平等なんてマルクスの理想でしかない、
ソ連は崩壊し、中国も北朝鮮も平等な社会ではない。
アメリカなんて国には制度として、健康保険すらなかった。

そして、このアホな機関がまた言い出した、タバコに引き続き、
酒を禁止すべきだ

酒とタバコ、どっちが危険か?
そもそもタバコが絶対的に危険なのは比の不始末による火災である。
肺がんの確率は上がる、しかし、それは確率である。
タバコを吸わなくても肺がんにはなる、それが現実である。

酒はそもそも危険である。
肝臓に負担がかかることは間違いなく、肝硬変へまっしぐら。

ニコチン依存の煙は鼻が痛くなる程度だけれど、
アルコール依存の拳は人の鼻を砕く。

ニコチン依存で人を殺すヤツはいないけれど、
アルコール依存で無差別殺人を犯すヤツはいる。

アルコール依存は健康どころではなく、生命すら脅かす。
ただ、生命の危険で言えば、アルコール依存者に殺される確率よりも、
車に轢き殺される確率の方が確実に高い。

ただ、そうやって規制に規制をかけつづければ、
日本で言えば縄文時代以前の生活に戻されることになる。
WHOって何なんだ?

体に悪い食べ物なんていくらでもある。
卵類のコレステロール、バターの動物性油脂、
どちらも生活習慣病へまっしぐらである。

ここ何日か、嫁さんはオムライスまっしぐらである。
ズーラシアで、なぜ海老かつ重を頼んだんだろ?そう言いつづける。
そんなこと言われてもなあ、そう思う。
フリーザーに冷凍ごはんがたまってきた、それを処理しよう。
チャーハンだったら手抜きできるし。
しかし、フリーザーから冷凍ごはんを取り出すところを見た嫁さんが叫ぶ、
オムライス?オムライス!
めんどくせえな、そう思うけれど、作りますよ、はい。

新タマネギ1個とニンジン1/3本を粗みじんに。
ベーコン2枚は細めに切る。
冷凍ごはんは電子レンジで温めておく。

フライパンにオリーブオイルをひいて、タマネギとニンジンを放り込む。



中火で炒めて、タマネギが透明になってきたらベーコンを加える。



白コショウとナツメグをふってしっかりと炒め合わせる。
コンソメを少々加えたら、ごはんを投入。



おえっ!となるぐらいの米の量、
ちょっと不安がよぎるけれど、
おえっ!とフリーズしてはいられない。
木しゃもじで切るように、ごはんをほぐし、タマネギやニンジンと絡める。
ごはんがばらばらになったら、奥に寄せる。
手前にケチャップとソースを入れて撹拌しながら水分を飛ばす。
ごはんと手前にもどして和えるようにする。
これをもう2回繰り返せしたら、シュレッドチーズをふりかけ、
とろ火に落として放置する。

卵3個を割りほぐし、生クリームも大さじ2ぐらい加える。
濃厚卵白を切るようにしっかりと撹拌する。
フライパンにバターをたっぷりと溶かして強火に。
卵を一気に流し込んで、バターを含ませるように、外から内へと。
シュレッドチーズを加えてまとめる。



ごはんの上にのせ、ナイフでえいやっ!と開こうとしても、
シュレッドチーズの抵抗に出くわして、開けない・・・
おたおたしている間に、半熟とろとろではなくなる。

2人分なので、うんざりするぐらいの量だけれど、
いやはやどうにも
嫁さんが餓鬼のように食べるのだ、どうしたことか。
ちょっと足りなくね?そんな言葉すら出るぐらい。

バターもチーズも卵もがっちりと摂ってやった、
WHOを嘲笑うかのように。