缶詰だけど、それが何か?

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DoaU425日目_Part2_鶏もも肉のソテー、ネギソース

2010-04-30 14:35:20 | レシピ
♪ゆけゆけ~川口っ浩 ゆけゆけ~川口っ浩♪
♪ゆけゆけ~川口っ浩 どんとゆ~け~♪

嘉門達夫はホントにすごい。
替え歌メドレーもすごかったけれど、その遥か昔、
オレがまだ学生だった頃に出した「ゆけ!ゆけ!川口浩!!」というシングル。
まだ、CDではなく、アナログのシングルである。

もちろん川口浩本人の許諾を得ている。
嘉門達夫以上に、これを世に出すことを承諾した川口浩はもっとスゴい。

♪川口浩が洞くつに入る♪
♪カメラマンと照明さんの後に入る♪

昼のパスタが多過ぎた、何もする気が起きない。
ベッドという名の洞窟に入る、照明さん、もしいたら迷惑だ。

♪洞くつの中には 白骨が転がる♪
♪何かで磨いた様な ピカピカの白骨が転がる♪

洞窟から抜け出して、晩ごはんの支度をする。

フリーザーの中には、鶏もも肉が転がっている。
日本酒をふって、電子レンジで解凍する。
塩を多めにふって、また日本酒をふりかけて臭みをとる。
これだけやっておけば、後は20時ぐらいから焼きはじめる。

♪恐いヘビがおそってくる♪
♪何故か不思議な事に しっぽから落ちてくる♪

フライパンにオリーブオイルをひいて皮を下にして強火で焼く。



ばしばしと脂が飛んでくる。
やたらと熱いけれど、そんなものは怖い蛇の比ではない。
唐辛子1/2本を入れて、味に締まりを。

♪ヘビの攻撃さけると動かないサソリがおそってくる♪
♪サソリの次は毒グモだ ヒロシは素手で払い落とす♪

脂の攻撃はまだまだ続くけれど、素手で払い落とせる訳が無い。
3分ぐらいでひっくり返す。



肉側も最初は強火で焼き目をつける。
こちらは5分ぐらいしっかりと焼く。

♪原住民が底なし沼にはまる♪
♪溺れている原住民の顔は笑ってる♪

鶏から脂がでて、鶏もも肉が溺れそうになる。
もちろん焼かれているし、そもそも顔が無い、笑いはしない、もちろん。
また、皮側を下にして弱火でじっくりと焼く。

♪川口浩はピラニアにかまれる♪
♪かまれた素手が突然画面に大アップになる♪

レタスは噛まない、安心だ。
3枚を手でちぎって水にさらす、もちろんボウルにピラニアはいない。

♪さらに未開のジャングルを進む♪
♪道には何故かタイヤの跡がある♪

しっかりと水で洗ったら、きっちり水を切る。
タイヤの跡が残るのは水はけが悪いからだ、だからしっかりと。

♪ジャングルの奥地に新人類発見!♪
♪腕には時計の跡がある♪

野菜室にネギを発見。あまり見ない青ネギである。
1週間近く放ってあったけれど、まだまだ元気そう。
4本を小口切りにする。

♪こんな大発見をしながら けっして学会には発表しない♪
♪川口浩の奥ゆかしさに 僕らは思わず涙ぐむ♪

タマネギを切った時に涙が出るのは硫化アリルが刺激するからである。
青ネギを切りながら、タマネギと同じくネギ科の植物であると認識する。
ネギの奥ゆかしさに、オレは思わず涙ぐむ。

♪大発見をしてジャングルを後にする♪

大発見はしなかったけれど、鶏もも肉をフライパンから取り出し、
レタスを敷いた皿の上にのせる。

♪来る時あれだけいたヘビやサソリ毒グモ いやしない♪

フライパンにあれだけ出た脂やコラーゲン、
それを絡めとるようにネギを入れて加熱。



麺つゆとスタミナ源たれを入れてちょっと煮詰める。



鶏もも肉のソテー ネギソース
上からネギソースをかけるだけで出来上がり。

♪底なし沼さえ消えている♪

20時40分ぐらいに帰って来た嫁さんはまたも餓鬼になる。
どうなってるんだ?ホントに。
チキンはもちろんレタスさえ消えている、嘉門達夫でさえ驚くほどのスピードで。

DoaU425日目_Part1_トマトベースではあるけれど

2010-04-30 09:36:54 | レシピ
4/29(木)

プラトンは私の友である。しかし、私は彼よりも真実を友とする
プラトンの弟子であるアリストテレスは言った。

プラトンは私の友、アリストテレスは私の友、最大の友は真実である
引力の法則を発見したニュートンは言った。
彼はプラトンともアリストテレスとも交遊がなかった、
当たり前だ、ニュートンは17世紀のイングランド人。
プラトンもアリストテレスもイングランドなんて知らない紀元前4世紀のギリシャ人。
引力がこの2人のギリシャ人を引きつけたのかもしれないけれど、
友とは、かように混沌とした関係なのかもしれない。

昭和の日である。
21年前までは天皇誕生日と称されたこの日は、
昭和天皇が死んだ1989年からは緑の日となり、
2007年には昭和の日となる。

いやはやなんとも

こんなに名称が変更された混沌とした祝日ってほかには無い。
そんなに昭和天皇の名を残したいのか?インテックの社長は?

そんなことはどうでもいい。
世の中はGWのスタートだけれど、嫁さんは出勤である。
今日はのんびりしよう、そう思う。
ただ、だらだらしていても、腹は減る。
てか、嫁さんが昨夜の晩ごはんをあらかた食べてしまったので、
12時前に食べたいな、珍しくそう思う。

残っていたキャベツを千切りにする。
ショルダーベーコン1枚も3cm幅ぐらいに切る。

フライパンにオリーブオイルを大量に入れて乾燥ニンニクを。
弱火で香りをだしたら、キャベツを投入。



中火でしゃかしゃか炒め、白コショウとコンソメを少々。
あらかた油がまわったら、赤ワインを入れて強火に。
アルコールを飛ばして、水をとぼどぼと、
昨日の残りのトマトソースも加える。



あとはフライパンが勝手にやってくれるので強めの弱火で放置。
煮詰まってきたら一度火を落として、生クリームを大さじ2加える。



分離しないようにとろ火で温め、ショルダーベーコンも加える。
パルメザンチーズをふる。

かなり濃厚そうなので、ディチェコのスパゲッティにする。
ヨコイのソースには勝てなかったけれど、これなら勝てるでしょ。
熱湯で11分ぐらいでちょうどいいぐらい。
水気を切ったら、フライパンへ、しっかり撹拌すれば出来上がり。



ポモドーロとはほど遠い、
アマトリチャーナともかけ離れている。
何だ?これ?
まあ、トマトとキャベツの甘みはいいだんけれど、
相当濃厚である、生クリームも入っているし。
混沌とした昼ごはんに真理はない。