缶詰だけど、それが何か?

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DoaU400日目_Part1_スープパスタとパスタスープの違いを考える

2010-04-04 18:53:35 | レシピ
4/4(日)

昨日、武蔵小山のPALMを歩いていた。
おお、富士そばだぁ!
嫁さんが見たまんまのことを口にする。
どうやらシルシルミシルでの蘊蓄、
それぞれの店がオリジナルメニューを作る、
そんなことを言いたかったらしい。

歩きながらちらっと見る。
不思議な文字を目にする。

カレーカツ丼

カレーライスはごはんの上にカレーをかけた料理である。
ではライスカレーとは何か?
もちろんカレーの上にライスを盛る、そんな皿を出されたら、
かなりウケる、いや、ホントに。
ただ、そんなことをしてくれる店はない訳で、
ライスカレーと頼んだとしても、カレーが出てくる、つまらんけれど。

では、カレーカツ丼とは何だ?
カツ丼にの周りにカレーをかけたもの?
なぜカツカレーではいけないのか?
丼を使っていてもカツカレー丼でいいじゃん。

そう思いながらカルディへ。
そして帰りにショーケースの前で足を止める。

ああなるほど。
カレーライスの上に、とんかつを卵でとじたもの。
ああなるほど。
カツ丼とカレーの融合、だからか、納得する。

10時過ぎに家を出る。
東工大のサクラはもう散ってるかな?そう思いながら裏の階段を登る。
低い雲がたれ込めて、富士山はもちろん大山山地も見えない。
つらつら進む。



新学期が始まったと認知する。
サークル勧誘の立て看板がずらり。
漫画研究会なんて当たり前のサークルもあるけれど、
さすが東京工業大学である、
人力飛行機部とか航空研究部とか・・・。



先週よりはかなり散っているんじゃない?そう思っていたけれど、
ソメイヨシノの花びらがかなり残っている、強風にも雨にも負けずに。



ブルーシートが敷き詰められ、かなりの人出。
ココは大学構内なので、一応、いや、飲酒は禁止である。
しかし、だ。
すでに酔っ払いが大量発生。
警備員が目を光らせている中、
東急ストアのレジ袋に大量のビールを詰めたおにーちゃんが通過する。
サクラを見ながら酒を飲むのは当然の権利だ、そんな顔で。

いやはやなんとも

家に帰れば、嫁さんが熟睡中。
寝られない、そう言っていたのは誰だ?

12時過ぎに嫁さんが起きてくる。
どうやらアタマが痛いらしい、
ああ、なるほど。

昼ごはんもいらない、いや、いらないのではない。
バウムクーヘンを食べる、なんだ?それ。

しょうがないので1人分、何か作ろう。
寒かったからスープかな?

新タマネギ1/2個を細切りにする。
ベーコン1枚、レタス3枚、椎茸1枚も細切りに。
オリーブ4粒をみじん切りにする。
冷凍させていたソーセージ1本を自然解凍する。

鍋にオリーブオイルをひいて、乾燥ニンニクとベーコンを。



中火で炒めて、ニンニクの香りが出たらタマネギを投入。



新タマネギなので軽く火を通すぐらい。
椎茸を加えて、火が通ったら水350ccを加えて強火に。
沸騰したら弱火に落として、固形ブイヨン1個を加える。



レタスを加えたら、白コショウ、ナツメグ、タイムを加えて、
カルダモンも少し。
10分ぐらい弱火で煮詰める。
ソーセージを入れて、再沸騰したら、
ディチェコのカッペリーニを一掴み。

2分ぐらいでできあがり。



世の中にはスープパスタとパスタスープなるものがある。

スープパスタとは、ソースをスープに変えたもので、
イタリアではボンゴレ・ビアンコとか、ボンゴレ・ロッソ、
アサリのワイン蒸しがスープだからであって、
わざわざスープを作るのは日本オリジナルである。
そして、この料理のメインはパスタであって、スープではない。

パスタスープとは、スープが主である。
カップスープ等で見るように、ショートパスタであったりする。

しかし、これは何だ?
レタスと新タマネギのスープにしようと思っていた。
スープは多いし、パスタも多い。
いやはやどうにも
スープなのか、パスタなのか、訳のわからん食べ物に
嫁さんが手を伸ばす、当然の権利だ、そんな顔で。

DoaU399日目_Part3_ようやく焼津漬にたどり着く

2010-04-04 16:21:07 | 食べ物
ガキの頃、東急目蒲線は地上を走っていた。
目黒と蒲田を結ぶという、誰が使うんだ?そんな路線、
走っていたのは緑色の電車。
床は板張りで、ぼわんぼわんとしたシート。
3両編成の電車が滑り込むホームは当時ですら古くさかった、
今の矢口渡駅にその名残が残るように。
それが、目黒線と多摩川線に分断され、
多摩川線は古いまま放置され、目黒線は地下へと潜る。

武蔵小山駅もかつては地上にホームがあった、4年前まで。
目黒線の車窓からミスタードーナツを見る、それが嫁さんの習慣だった、
もちろん訳がわからんことだけれど。

かむろ坂からずんずん進んで、かつてホームがあった道を横切る。
ミスドで2点、お買い上げ。
食べるぞ
えっ?絶句した口に沖縄黒糖ドーナツを放り込まれる。
PALMの入口で頬張る40半ばの夫婦ってどうよ?

カルディまで行って、つらつら見るけれど、おもしろそうな缶詰はない。

嫁さんはミスドの紙袋を持ってご満悦である。
さあ帰ろう。16時をとっくに過ぎている。
17時半に嫁さんが言う。
ちょこっと横になってくる
絶対的な表現でない限り、人それぞれの主観によって長さや重さは変わる。
起きてきたのはきっちり19時半。
2時間をちょっとと言うか?まあ、長い人生のなかで2時間は僅かだ。
ああ、眠かったぁ
これは完全に誤りだ、なにしろ眠かったのではなくて、寝たんだから。

晩ごはんは出来たも同然である。
てか、買ってからすでに4日、ようやく出番である。



ヤマソウ水産「焼津漬 さけ粕漬 本造り」
初めて食べたのはアジの粕漬け
アホみたいにウマくて、しかもかなりのボリューム。
すごいね、そう思って次に食べたのがサバの粕漬け
マズくはないけれど、サバっぽさが今イチ。
で、今回はサケである、どんなもんだか。



スズメ並みの一口で、嫁さんと叫ぶ。
しょっぺぇ
粕漬けっぽさはまるでない。
単なる塩鮭に成り下がっている、しかも辛塩並に。
これでキミサワで売っている3種類は全て食べたけれど、
アジが一番だ、ホント。

あまりに塩辛いので、ミスドだ、ミスドを喰おう。



東京プレッツェリング ハニー(136円)
見た目はプレッツェルっぽいけれど、ドーナツでしょ?ドーナツ。
いやはやどうにも
食感はもっちりとしたドーナツっぽいけれど、
卵が多いプレッツェルという感じの味、そう塩が強いのだ。
蜂蜜入りというグレーズがさらにそれを強調する。

ペンギンだったらくちばしの塩類腺から塩をだせるんだけど、
残念だ、あいにく40数年も人間として生活している、花より団子の生活を。

DoaU399日目_Part2_1年ぶりの禿なサクラを見る

2010-04-04 11:32:05 | 散歩
ハゲ坂だと?
嫁さんが目をむく。
決して嫁さんがハゲだと言っている訳ではない、
多少、他人よりデコの面積が広い、それだけだ。

東横線で今日のコースを話す。
中目黒から目黒川沿いに目黒通りを越えて、
目黒線不動前駅手前を右に曲がって、道なりに進む、
武蔵小山までソメイヨシノで満腹になろう、そういうコース。

もちろんハゲ坂とは、去年の4月に上ったかむろ坂のことである。

東横線のガードを越えると、サクラとともに人がぐっと減る。
100mぐらい進めば駒沢通り
12月に上ったさいかち橋歩道橋を登る。



中目黒駅方面
東横線の向こう側に目黒川の桜並木が続く。
左手には東急ストア、1階のトイレは大渋滞である。
そして黒いビルは大橋ジャンクション近くに建つマンション。

さいかち橋歩道橋で駒沢通りを越えると、一段と人が少なくなる。
そしてソメイヨシノの樹も若くなる。

300mぐらい進めば、田楽橋。



中目黒駅方面
振り返れば中目黒アトラスタワー
左の右岸、矛盾しているようだけれど、それが正しい、困ったことに、
いや、そんなことはどうでもいい、右岸に目黒区立川の博物館。



五反田方面
田楽橋で下流を見るとこんな感じ。
川幅が広くなり、ソメイヨシノも巨木ではないので、
目黒川を覆い尽くすような感じではなくなるけれど、
コレぐらいの方がいいんじゃない?

左に目黒清掃工場の煙突がそびえる。
正面には目黒通り辺りのビルがくっきり見えている。

右岸を進む。
しかし右岸側はビルの陰、寒過ぎる。
次のなかめ公園橋で左岸に戻る。
まだまだ人は少ない、のんびり進むにはいい感じである。



中里橋 五反田方面
目黒清掃工場の手前にかかる橋から眺める。
左手の白い清掃工場を覆うようにサクラが枝を広げる。

目黒通りが跨ぐ目黒新橋まであと橋は2つ。
田道橋を右に進めば、田道歩道橋に出られる。
もちろん今日はサクラを見に来たのだから、そのまま進む。
左岸の田道広場公園でもさくら祭をやっている。
ふれあい橋の下をくぐって500m。



目黒新橋 中目黒駅方面
12月に目黒通りの歩道橋を巡ったときとはまったく違う景色。
あのときは枯れ木だったのにね。
右の左岸側、清掃工場の煙突の手前に緑のネット、
タクシー会社の駐車場の上に作られたゴルフ練習場。
ちょっと怖い、いや、ホント。

目黒新橋交差点で目黒通りを渡って、右岸を進む。
目黒エンペラーの壁面に
2007 RIVIVE
何語だ?



太鼓橋 五反田方面
目黒新橋から200mぐらいとところに架かる橋から見る。
左岸にアルコタワーと目黒雅叙園。
すでに東急目黒線の高架が正面に見える。
川面をぼーっと音を鳴らしながら船が滑って行く。

この先、目黒線までの間に橋はないので、右岸を歩く。
橋のたもとにOGGIというチョコレート屋。
名古屋にいるころに買ってきてくれたんだよ
嫁さんがそう言いながら店内へ。
ニューオープンだからって
そうだっけな?まったく記憶がない。
てか、目黒に来るか?
冷やかすだけで表に出る。
でもね、おいしくなかったんだ
2人で大笑いする。
ウマいモノよりもマズいモノの方が記憶に残るかもしれない。

そのまま目黒川沿いを進む。
東急目黒線の2つ手前で右に曲がる。
山手通りを渡る。



かむろ坂 武蔵小山方面
かむろ坂交差点を渡った所で見上げる。
反対の車線に渡って、ほら、と坂名の由来を嫁さんに見せる。
ハゲじゃないじゃん
いや、だから禿と書いてかむろだって、言ってるじゃん。
このかむろ坂、かなり好きだ。
道幅とそしてサクラの高さとのバランスがいい。
適度な剪定なのか、目黒川のように鬱陶しさはない。
日の光がいい感じでこぼれてくるし。

かむろ坂を上りはじめて300mぐらい。



株式会社オリエンタル東京支店
こんな所にあったなんてねえ。
どうみてもマンション、まあそれぐらいの規模の会社だけれど。
カレーを売ってくれないかな、そう思う。
あんまり好きじゃないんだけどなあ
嫁さんは勝手なことを言う。
レトルトのマースカレーの方だって、オレが言ってるの。

かむろ坂を上りきると、品川区から目黒区に一瞬変わる。
再び品川区に戻ると、武蔵小山駅はすぐ。
よく歩けるな、嫁さん、そう思う。
当たり前だ、ミスドに行くのだぁ
いやはやどうにも