ぱたぱた仙鳩ブログ

徳島から書道文化を発信します。

マチ★アソビ2016秋 1日目

2016年10月08日 | 日記

10月8日(土)、今回は、書道文化学科も徳島駅近くのポッポ街のマチ★アソビに公的に参加することになり、学生から希望者を募って、分担して参加しています。今日から3日間続きますので、詳細に紹介いたします。下の写真は、駅側の入り口です。

アーケードの中央付近に、四国大学のブース「シコダイ★アソビ」があります。部屋の中は、書道作品10点ほどの他、生活科学科デザインコースの作品や、漫画アニメ研究会の作品も展示されています。時間は10:00~16:00の6時間です。

ゆるキャラのシコポンと、パンダも大活躍です。

その部屋の前に、机を一つ置かせていただき、学生2名が常駐して、通行人の皆様のリクエストにお応えして、作品を書かせていただいています。午前中には、1年生の坪井さん、久保田さんが担当でした。久保田さんは着物のコスプレをしてくれました。大阪から来られた「よしの」さん、「もきゅたん」のお二人から作品を頼まれて書いて一緒に記念撮影をしました。ゲーム「刀剣乱舞」のキャラクターのひとつ「三日月宗近」(みかづきむねちか)のコスプレだそうです。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%80%E5%89%A3%E4%B9%B1%E8%88%9E#.E7.99.BB.E5.A0.B4.E3.82.AD.E3.83.A3.E3.83.A9.E3.82.AF.E3.82.BF.E3.83.BC

彼女たちのコスプレのモデルはこれです。三日月宗近。

徳島市内のコスプレイヤーさんの依頼で作成しました。「一期一会」

午後の前半は、3年生の中川さん、笠原さんの二人です。二人とも、ウィッグをつけてコスプレをして担当してくれました。

午後の後半は、1年生の森川さん、池内さんの二人が担当してくれました。通行された家族のお子様のお名前を書いています。久保田さんは午後も手伝ってくれました。

書道作品を書いてさしあげた皆さんは、例外なく喜んで下さいました。半紙への揮毫は無料ですが、うちわと色紙は販売しました。思った以上にたくさんの作品を制作することになりました。

もう1ヶ所、関係する場所があります。東新町のチュチュチュロスカフェの2階です。東新町もいつになく若者で一杯でした。

卒業生の糀(こうじ)さん、石川さんが中心になって、そこに3年生の渡邊君がお手伝いで入っています。こちらのブースは、大学の発表ではなく、一般人としての自由発表で、夜9時までの公開です。

糀 真理子さんです。

糀さんは、卒業後に書道塾を経営しながら公募展でも活躍し、時々このようなイベントでも自身の作品を販売して活動しています。作品の質は年々上がっていて、ファンも増えつつあります。すばらしい才能を持ち、なおかつ書道に人生をかけた生き方を貫いています。たいへん期待している若者の一人です。

渡邊君が、会場で篆刻の最中でした。

今回は、絵入りの短冊を制作して、展示していました。宮崎県の黒木先生の水墨画の授業を受けて以来、彼は水墨画や墨彩画にも熱心に取り組んで、センスを高めています。今は呉昌碩や斉白石の作風を熱心に学んでいる最中です。

才能を持った若者たちが、幅広い経験を積み上げながら、新しい書道の世界を切り開きつつあります。どのような分野であっても、若者が生き生きと創造しながら活躍する分野でなければ、そこには未来はないだろうと思います。彼等は我が国の書道芸術における希望そのものです。

マチ★アソビは明日・明後日の連休も続きます。全国から多くの皆さんが集まって、徳島の街が活性化しています。ぜひお出かけ下さい。