12月8日(金)、標記の製品が完成しました。緒方さんが11月にマザーグースの家で阿波弁を書道作品にする授業をしました。その時に書かれた利用者さんたちの書道作品から11点と、それ以前にマザーグースの家で描かれてあった絵画作品3点を使って、カレンダーを作ることになりました。この1週間ほどで、大学の印刷機で印刷して完成させたものです。昨日、緒方さんとお父様に、マザーグースの家に納品していただきました。その折にマザーグースの家にて、緒方さんは徳島新聞の取材も受けています。
解説文は下記のとおりです。よろしければ、ご購入下さい。マザーグースの家で販売しております。マザーグースの家のホームページは下記です。http://mazagusu.lumiere-tokushima.or.jp/
詳しくは、次の番号にお電話して下さい。088-672-3595
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この度は、私たちの制作したカレンダーをお買い上げいただきありがとうございます。マザーグースの家は平成5年(1993)に知的障害者通所更生施設として開所以来、地域の皆様の多大なご協力を得て活動してまいりました。
平成29年10月に、四国大学文学部書道文化学科4年生の緒方彩佳(おがたあやか)さんが卒業研究の一環として、マザーグースの家にて授業をしてくださいました。この時は施設利用者の皆さんが「うちわ」にお好きな文字を筆で書きました。さらに11月の第2回目の授業では、皆でいろいろな「阿波弁」の短文を書きました。楽しい作品がたくさんできましたので絵画作品も一部に加え、それらを元にカレンダーを制作することにしました。
緒方さんの指導をされている、書道文化学科の太田剛(つよし)教授に題字や編集をお願いし、奥様である書家の太田純(じゅん)先生に、「マザーグース」の意味を漢字に直した「母鵞」(母ガチョウ)の印を彫っていただき、作品に押しました。
なるべくシンプルにしたいので、クリップを使って掛けていただく形式にしました。月が替ったらお手数ですが、クリップを一旦はずし、前の月の紙を最後尾に移してから、クリップを付け直してお掛け下さい。風でめくれないように、念のため上辺両側にゼムクリップを付けておきますが、無風の場所ならば取りはずしても結構です。
なお、各ページの意味は次の通りです。
表紙 「いぬ」には戌年という意味と、阿波弁の「帰る」という意味をかけました。そのため、絵は「カエル」さんです。
1月 「びんび」・・・新鮮なサカナ
2月 「若いし」・・・若い衆、若者
3月 「しよい」・・・楽だ
4月 「勉強しときないよ」・・・勉強しておきなさいよ
5月 「しわしわ行きよ」・・・のんびりいきなさいよ
6月 「ごめんなして」・・・ごめんください 、失礼します
7月 「てんこつ」・・・てっぺん、頂上
8月 絵画「すいか」
9月 「かいらしい子やなあ」・・・かわいい子ですね
10月 「そないにほうほうしたらあかんでえ」・・・そんなに甘やかしてはいけませんよ
11月 「ほれみいだ」・・・それみたことか
12月 絵画「雪だるま」
ご意見・ご感想などがありましたら、下記メールアドレスまでお寄せ下さい。
mazagusu@lumiere-tokushima.or.jp
制作協力費 300円