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空白のページを埋めるように、日々のできごとあれこれつづります。

私の財産告白/本多静六

2009-03-18 21:35:14 | 貧乏神を叩き出す!~豊かさへのシフト~
私の財産告白
本多 静六
実業之日本社

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この本は「お金が欲しい」と思っている人……
ではなく、「お金のことで人生をふりまわされたくない」と
思っている人におすすめの本。

著者の本多氏は明治~昭和初期にかけて東大農学部の
教授として職務につくかたわら著作活動もし、独特の貯蓄方法で
莫大な財産を築いた人です。

以下、本書より引用。

金儲けは理屈でなくて、実際である。
計画でなくて、努力である。
予算でなくて、結果である。
その秘伝はとなると、やっぱり根本的な心構えの問題となる。
金というのは重宝なものだ。
ところが、世の中には、
往々間違った考えにとらわれて、
この人生に最も大切な金を
頭から否定してかかる手合がある。

私的にこの方は本当にすごいな、と思うのは
給与の4分の1をとにかく貯金という節約の一方で、
ある程度たまった段階で投資をして資金運用を
して大きな富を築き、最後は全財産を寄付している
ところにあります。

倹約という堅実さと投資という大胆さを持ち合わせ、
なおかつ財産を社会貢献にも使うという。

こういうお金持ちに私もなりたい~~(爆)。

何年か前に「金持ち父さん貧乏父さん」という本が
ベストセラーにもなりましたが、その中に「収入を得るために
する借金はよい借金」という考え方がありましたが、
昭和25年に出版されたこの本の中に既に同じ内容が
出ています。

また、今でこそ投資は市民権を得ていますが、時代背景等を
考えると当時はそうとう先進的な考え方だったのでは
ないかと思われます。
その意味でも著者は時代の先をいっていたともいえる。

倹約の話だけでなく、投資の方法など実際的なことも
書かれていますが、私が特に印象に残ったことが
「貧乏征伐の決意」というくだりでしょうか。

貧乏だから……という理由でしかたなく生活をきりつめる
のではなく、もっと積極的な気持ちで倹約をして貧乏を
やっつけなければならないと著者は主張しています。

ああ、私がもっと若いときにこの本を読んでいたら~(泣)。
遅まきながらこの本をひとつの指南として豊かさ修行、
がんばりたいと思いま~す(^_^;)

子どもに対するお金の教育の書としてもおすすめ!

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■今日の小ネタコーナー1■
世の中、「お金が欲しい」という方はたくさんいますが、
単にお金があるだけでは本当の意味では解決しない。
「お金の使い方」そのものを身につけないと、
宝くじがあたったとしてもただ浪費するだけに
なってしまうんですよね。
お金の奴隷になるのではなく、お金の主(あるじ)に
なるためには、それ相応の努力をしなくては
ならないんだな~ということがやっと最近
わかってきました~

■今日の小ネタコーナー2■
外を歩くたびに道路の雪の溶け具合をチラチラ
見てます。
明日、夏靴をはいていこうかしら~
でも、明日は雨の予報。。
どうしようかな~悩む!



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コメント (2)
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