昨日は「薬膳salon の料理教室・体を温める食薬講」に行ってきました。
寒い季節は、体を温める料理が恋しくなります。
でも、特にミドルエイジからは温め過ぎには要注意
温めすぎると
ほてり。汗をかいて、潤いを失ってしまう
“気”を消耗して、だるくなる
という事も。
薬膳のポイントは、
温める食材→体調に応じて、量を調節。
(特に効果の高い食材(桂皮など)は、少量ずつ様子を見る)
+潤いを与えてくれる食材+気の巡りを良くしてくれる食材を摂る。
ということで、今日のメニューは
●春の山菜の土佐酢添え+豆腐干すと人参、パクチーのネギ油和え
苦みのある山菜も歯ごたえよく、体が目覚める〜
中国食材の豆腐干すの食感もしっかり。
体を温める
ネギ油、
気の巡りを良くしてくれる
香菜の風味も効いていて、爽やか
先生が6時間もコトコト煮込んで作ってくださった、鶏の骨のスープ。
鶏は、体を温めてくれる食材。
そして、鶏の骨のスープは、生命の源=腎を補ってくれるスペシャルなスープ
2種類のお鍋で。
●黒ごま入りイカ団子鍋(写真下)
気血を補ってくれる
イカに
黒ごまをプラス。
黒ごまのプチプチ食感、気と潤いを与えてくれる
大和芋も入ってふんわりイカ団子が美味しい
澄んだ鶏骨スープ一番だし+和風だしはあっさりしながら、体に染み入ります。
●鶏のニラつくね鍋(写真上)
にら…身体を温め、気血の巡りをよくしてくれる。
スタミナをつけ、古血を取り除いてくれる作用もあります。
定番の鶏のつくね、ニラも加えると温活度
ちょっと白濁した鶏骨スープ2番だしは全くしつこくなくて、深〜い味わい
それぞれのお鍋に具材をプラス。
●あっさり一番だしには、生麩としいたけ(写真下)
●二番だしには、マリネした鶏もも肉ときのこ(写真上)
それぞれの具材の味が加わって、スープの味も更においしく
鶏肉もにんにく、しょうが、陳皮、ネギなどで一晩マリネしておくと、
味もしっかりして温活度
ですね〜。
そして、お鍋の〆は、ラーメンで。
気の巡りを良くしてくれる
セリ、ニラを薬念(ヤンニョム)で和えたセンジョリ。
体を温めるキムチをトッピング。
深〜い味わいになったスープに、キムチの味、センジョリの風味も加わって、
ラーメンも薬膳度
●ショウガ、シナモン入りなつめ茶
胃腸を整え、気血を補ってくれる
なつめ
一晩漬けてしっかり煮だしているので、なつめのエキスがしっかり出ていてて、美味しい〜
★種に精神を安定させてくれる作用があるので、種も一緒に煮だしましょう
ショウガ、シナモン、黒糖も加わって、温め度
シナモン…パウダーや桂枝よりも、桂皮は温める力がとても強いので、
ほてりやのぼせのある人、妊産婦さんは要注意
スペシャルなお鍋で、滋養たっぷり。身体も潤って
に。
お家で鶏骨スープはちょっとハードルが高いだけに
手間ひまかけて作って下さり、ご馳走さまでした
まだ、もう少し寒い季節が続きますが、
温め+潤い+気の巡りを浴してくれる食材をバランスよくとって、
気持ちよく春を迎えたいですね〜
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