昨日は、薬膳Salonのお料理教室に行ってきました。
今回のテーマは「むくみ解消の薬膳」
体重の約60%は(血液を含めて)水分。
その水分がうまく流れず、むくんでしまうのは?
冷え、冷たい物の取り過ぎや過食、運動不足、
生理前などホルモンバランスの変化などが考えられます。
水分代謝に関わるのは、五臓では、脾(消化器系)、肺、腎。
そして、「水(血液も含む)」を押し動かしているのは「気」
ということは、脾(消化器系)、肺、腎が元気で、気が巡っている事が大事。
薬膳としては、
発汗、利尿を促進して体内除湿をしましょう
淡味(冬瓜や白菜)の食材は、むくみの解消に効果的)
冷たいもの、生ものの食べ過ぎに注意
☆胃腸の弱い人は、胃腸を元気にしてくれる食材(はとむぎ、とうもろこしなど)を摂って、
コンディションを整えましょう。
甘いもの、油っこい物、アルコールはむくみの原因となります。
「気」を補って巡らせてくれる薬味(しょうが、みつばなど)などをアクセントに、
塩分を控え、あっさりした食事に。
冷え性の方は、身体を冷やさない、
そして代謝を高めるために、適度な運動は必須
ということで、今回のメニューは、
●はと麦入り豆とトウモロコシのサラダ(写真左)
はと麦は、胃腸の働きを高め、余分な水分を排出してくれる。
デトックス効果もあり、美白効果も期待出来る。
はと麦、枝豆、大豆の食感と、トウモロコシの自然な甘み、
ショウガ入りドレッシングが効いていて、美味しい。
☆ショウガの皮に、余分な水分を排出してくれる作用があり。皮ごと使いましょう。
●ナムルの春巻き(写真上)
薄味だけどしっかり味付けされた、キュウリ、人参、豆もやしのナムル、
牛肉のにんにくそぼろ入り。
しそやホワイトセロリも効いていて、ソースなしでも野菜がたっぷりとれて、美味しい。
●キュウリと鶏胸肉の三つ葉ソースがけ(写真右)
熱を冷まし、余分な水分を排出してくれる
キュウリ
ふっくら柔らかい胸肉に、鶏肉の茹で汁にとろみをつけて、三つ葉の効いたソースが
優しい味で、ついつい箸が進んでしまいます
●冬瓜と海老団子の煮物
冬瓜は、余分な熱を冷まし、余分な水分を排出してくれる。
優しい味だけど、出汁と海老団子の旨味をすった冬瓜、生麩も美味しい。
●空豆と桜えびのごはん(写真左)
胃腸の働きを高め、余分な水分を排出してくれる
空豆
新ショウガの風味が効いていて、薄味でも美味しい。
●わかめスープ(写真右)
余分な熱を冷まし、水分代謝を高めてくれる
わかめ
ミネラル、カルシウムなどの栄養豊富。
血を奇麗にすると言われ、韓国では産後の肥立ちにも飲まれます。
昆布と煮干しのお出汁、そして、牛肉の旨味も加わって、
身体に染み入る美味しさ
まさしく、韓国版おふくろの味。
これだったらいくらでもわかめ食べれちゃいます。
●黒豆、黒米、小豆、さつまいものお汁粉ココナッツ風味
余分な熱を冷まし、水分を代謝してくれる
小豆、
胃腸の働きを高め、水分の代謝を促しくれる
黒豆
黒米のプチプチ食感、お豆とサツマイモのほっこり感。
ココナッツ風味が以外とマッチ。黒糖の優しい甘みが美味しい。
これから、梅雨~夏にかけてむくみやすい時期でもあります。
適度に身体を動かして、身体を冷やさないように
体内除湿になる食材をとって、あっさりした食事を心がけましょう
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