昨日は、薬膳Salonのお料理教室に行ってきました。
今回のテーマは「血を補う薬膳」
中医学では
“血”には、2つの働きがあると考えられています。
●身体に栄養を与え、潤してくれる。
→正常な感覚で、身体を動かせる
肌や髪の潤いを保つ
●精神活動を支えてくれる。
→精神が安定していて、意識がクリア
安眠出来る
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“血”が足りない原因は…
●不適切な飲食、胃腸が弱る→血を作れない。
●過労、くよくよ悩む、出血→血の消耗
↓
●顔色が青白くなったり、黄みがかってくすむ ●めまい、耳鳴り
●皮膚の乾燥 ●髪に潤いがなく、抜ける ●手足のしびれ、足がつる
●月経量が少ない、遅れる、無月経 ●物忘れ ●不眠 ●不安、イライラ
などの症状が現れます。
◆
“血”が巡る
には、
“気”の働きも必要
薬膳のポイントは
血を補ってくれる食材を摂る。
[ほうれん草、人参、イカ、タコ、牡蠣、まぐろ、カツオ、
牛肉、黒ごま、黒豆、なつめ、枸杞、竜眼肉など]
気を補ってくれる食材を摂る。
[キャベツ、山芋、きのこ、空豆、枝豆、貝類など]
潤いを与えてくれる食材も、血を作るアシストに。
血をスムーズに作るには、胃腸のコンディションを整えましょう
ということで、今回のお料理は
●薬膳イカ団子(左下)
血を補ってくれる
イカ…無月経にも良い
血を補ってくれる
黒ごま、
気の巡りを良くしてくれる
ショウガ、陳皮、シソの
風味と食感も楽しめて、ふんわり美味しい
●テンペの照り焼き(右下)
気血を補ってくれる
大豆
大豆の発酵食品“テンペ”は消化吸収も良い。
玄米甘酒でしっかり味付けされているので、食べやすい。
●グリンピースと豆腐のスープ(上)
胃腸の調子を整え、気を補ってくれる
エンドウ豆(グリンピース)
気を補って、潤いを与えてくれる
豆腐が、
とろみになって、優しい味わいで美味しい
●薬膳ローストビーフ オイスター風味
気血を補ってくれる
牛肉
出汁で煮込んでいるので、しっとり柔らか。
煮汁がソースになって、色んな粒マスタードで味の変化を楽しめました
●まぐろのステーキ
気血を補ってくれる
マグロ。
カツオ醤油に漬け込んだマグロは、味もしっかり染みていて、
素敵な盛りつけで、お洒落な一品に。
●春キャベツと人参のリゾット
血を補ってくれる
人参
胃腸の働きを助けてくれる
キャベツ
野菜の甘さに、ほっこり
美味しくてお腹にも優しいですね~。
●黒ごまのお汁粉
血を補ってくれる
黒ごま
ちょっと甘い物が欲しくても、これだったら身体に良くていいですね~。
毎月の月経、そして、妊娠、授乳。
“血”と関わりの深い女性。
一生を通して、“血”を補ってあげるよう、心がけたいですね
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