昨日「薬膳salon の料理教室」に行ってきました。
今回のテーマは「ミドルエイジからの寒熱バランス」
日本人の多くが“冷え性”
ただ、更年期を迎えるミドルエイジからは、
“ホットフラッシュ”と言われるほてりなども感じてきます。
これは、通常の発熱とは違い、“腎”の衰え
による、
血・
水の不足によって現れます。
この〈虚熱〉といわれる症状としては…
顔のほてりやのぼせ、手のひらや足の裏が熱くなる、突然の発汗、寝汗、
唇のひび割れ、耳の奥のかゆみ、不眠、痩せる、など。
こういった症状が一片に現れる訳ではなく、
年を重ねるごとに現れる変化やサインに気づいて、アプローチしてあげる事が大切
薬膳としては
女性は一生(閉経後も)血を補う食材を摂る事が必要。
体を温める食材だけでなく、季節や年齢、その時の症状に合わせて、
温めすぎないよう、熱を冷ましてあげる食材(セリ、春菊、柿など)を摂り入れる。
ということで、今回のお料理は
●柿釜の里芋グラタン 松の実あん焼き
消化の働きを助け、気血を補ってくれる
里芋
肌や髪に潤いを与えてくれる
松の実
咳を鎮め、肺を潤す
柿…熱を冷ましてくれるので、温め過ぎをクールダウン
☆生の柿は
酒毒を分解してくれるので、二日酔い防止にも
目でも小さな秋
を感じられて、心憎いですね〜。
里芋のとろっとしたグラタンに、松の実あんのコクと、加熱した柿が初体験で美味しい
●牛肉の薄餅包み 薬膳味噌風味
気血をを補ってくれる
牛肉
熱を冷ましてくれる
キュウリ、セリ、セロリ
気の巡りを良くしてくれる
しそ、春菊、ねぎ
スパイスの効いた薬膳味噌の牛肉に、香り高い野菜のシャキシャキ感がいい感じ。
●センジョリ
血液をサラサラにして、身体を温めてくれる
にら
気の巡りをよくして、熱を冷ましてくれる
セリ
生のニラも以外と癖がない
唐辛子やにんにく、胡麻も効いていて、ごはんのお供が止まりません
●もち粟・もち麦入りご飯(写真左下)
胃腸の調子を整え、余分な熱を取って、むくみを解消してくれる
もち粟
食物繊維が豊富な
もち麦
●韓国風ぶり大根(写真上)
気血を補ってくれる
ぶり
気の巡りをよくして、消化を助け、余分な熱を冷ましてくれる
大根
ふっくらしたぶりに、ニンニクや唐辛子も効いた味がしみこんだ大根も美味しい
煮汁も美味しくて、ごはんにかけて、センジョリと共に頂くとたまりません
●牛肉とコンニャクのスープ(右下)
余分な熱を冷まし、食物繊維が豊富な
こんにゃく
牛肉もいい出汁となって、糸こんにゃくと大根の食感もよく、優しい味
●かぼちゃと小豆のお汁粉
胃腸の働きを高め、身体を温めてくれる
かぼちゃ
むくみを解消し、余分な熱を冷ましてくれる
小豆
砂糖は入れず、エバミルクとカボチャの自然の甘味のみが、優しい味
ゆで小豆との相性は
私はほてりはないのですが、寝汗や口やのどの渇きなどの症状がちらほら…
身体の変化に併せて、アプローチしてしていきたいな、と思います。
皆様も是非ご参考に。
体調や季節、年齢に合わせ、偏りすぎないように感熱バランスを上手にとっていきましょう
とはいえ、朝晩も大分涼しくなり、体調も壊しやすい頃。
身体のケアも是非
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