昨日「犬に名前をつける日」を見てきました。
動物保護センターに送られたり、事故が起きた福島第一原発20キロ圏内に取り残されたり、
過酷な境遇に置かれている犬たちと彼らを救おうと奔走する人々の姿を追い掛ける…
ドキュメント映像にドラマを融合した作品。
人間の無責任な行動に寄って、
殺処分という形で犬や猫の命が奪われる、悲しい、そして厳しい現実。
その中で、懸命にその命を救おうとしている人たちがいる。
「ちばわん」や「犬猫みなしご隊」の献身的な活動。
最初の一歩は、僅かな命を救ったのに過ぎなかったかもしれないが、
その輪が確実に広がり、少しずつ社会が変わり始めているのも確かな現実。
「犬猫みなしご隊」の代表・中谷さんの言葉
「『できないかもしれない』ではなくて、とにかく初めの一歩を踏み出す事が大切。
行動する強い気持ちがあれば、賛同してくれる人が自然と集まって来て、必ず出来る!」
そうやって、「犬猫みなしご隊」の本拠地・広島では殺処分0を実現している。
素晴らしいですよね
何か始めようと思うときに、ついつい無理かも…と思ってしまう私には
耳の痛い言葉
躊躇せずまず踏み出そう
犬を飼いたい。
その時は、ちゃんとその命の責任を持たなければと思っていたものの。
出来ればゴールデンがいいな、と思っていたのですが…
『悪質なブリーダーを育ててしまっているのは、まさに消費者』
その現実を目の当たりにして、犬を飼うときには、責任を持って、
保護犬の里親になろうと思いました。
知っておかなければ行けない、犬や猫を取り巻く厳しい現状。
でも、それに気づいて行動出来る人が増えれば、確実に社会は変わる
と思わせてくれる良い映画でした。
動物好きな人も、そうでない人も是非足を運んでみて下さい。
現在、シネスウィッチ銀座で上映中です