私がNHKのBSアンテナ探しの仕事をしていたころ、毎日知らない街を歩きまわるんですが、こんなところにこんな風景があったのかと、いろいろな発見をして感動したり、しみじみとしたり、楽しくなったりする毎日でした。
そのうち、私はカメラを持ち歩き、心を惹かれた風景を撮ることもありました。
たとえば、野良猫の親子。あどけない子猫を撮ろうと近寄ると、りんとした母猫が子供を守るように私のカメラを見つめました。
初夏には、公園の砂場の上に見事な藤棚があって、紫の房がぶら下がっていて、その下で、小さな子どもやベビーカーを置いた母親などが遊んでいました。平和だなあ。私も子どもが小さいころはこんなふうだったのかなあ、などと思いました。
川があって、土手があって、民家が立ち並びます。その民家は古くてあまり大きくもないんですが、そこに人々の生活がある。あたたかい太陽のもとで、布団や洗濯物を干している。そこにはこじんまりした日常と幸福があります。
独身男のアパート。チェックのパンツばかりが10枚くらいほしてあったりします。
外には古ぼけた洗濯機なんかが置いてあります。
あまりにもきれいな生垣のお宅を思わず写真に写したこともありました。
こんなところにお稲荷さんがあったのかとか、わあ~大きな団地だなあとか、
アンテナを上げている家の部屋番号を確かめに高層アパートの最上階まで行って下を見たらすごく高くて足がすくんだけど、そこから見たら、下からでは絶対に見えない別の家の屋根の上にアンテナがあったとか。
幼稚園の塀にかわいい絵が書かれていたり、家のすぐわきに高圧線のすごい鉄塔が建っていたり、豪邸の立ち並ぶ高級住宅地があったり、きれいな自家用車がいっぱい並んでいると思ったら自動車会社の社宅だったり、小さな工場があったり、畑に大根がきれいにならんでいたり、冬は誰かがつくった雪だるまに出会ったり。
ほんとうにいろいろな発見の連続です。
写真に収めたい風景がたくさんありました。でも、仕事の途中でもあるし、私の腕ではたいした写真はとれません。記念に撮ったものが何枚か残っていますが、心の感動ほどのものが画像には表わせませんでした。
ところで、そんな感動を見事に表わしているブログを発見しました。
RAPSODIA
すばらしい写真ですね。
今日のブログ
川沿いの道もすごく共感です。
そのうち、私はカメラを持ち歩き、心を惹かれた風景を撮ることもありました。
たとえば、野良猫の親子。あどけない子猫を撮ろうと近寄ると、りんとした母猫が子供を守るように私のカメラを見つめました。
初夏には、公園の砂場の上に見事な藤棚があって、紫の房がぶら下がっていて、その下で、小さな子どもやベビーカーを置いた母親などが遊んでいました。平和だなあ。私も子どもが小さいころはこんなふうだったのかなあ、などと思いました。
川があって、土手があって、民家が立ち並びます。その民家は古くてあまり大きくもないんですが、そこに人々の生活がある。あたたかい太陽のもとで、布団や洗濯物を干している。そこにはこじんまりした日常と幸福があります。
独身男のアパート。チェックのパンツばかりが10枚くらいほしてあったりします。
外には古ぼけた洗濯機なんかが置いてあります。
あまりにもきれいな生垣のお宅を思わず写真に写したこともありました。
こんなところにお稲荷さんがあったのかとか、わあ~大きな団地だなあとか、
アンテナを上げている家の部屋番号を確かめに高層アパートの最上階まで行って下を見たらすごく高くて足がすくんだけど、そこから見たら、下からでは絶対に見えない別の家の屋根の上にアンテナがあったとか。
幼稚園の塀にかわいい絵が書かれていたり、家のすぐわきに高圧線のすごい鉄塔が建っていたり、豪邸の立ち並ぶ高級住宅地があったり、きれいな自家用車がいっぱい並んでいると思ったら自動車会社の社宅だったり、小さな工場があったり、畑に大根がきれいにならんでいたり、冬は誰かがつくった雪だるまに出会ったり。
ほんとうにいろいろな発見の連続です。
写真に収めたい風景がたくさんありました。でも、仕事の途中でもあるし、私の腕ではたいした写真はとれません。記念に撮ったものが何枚か残っていますが、心の感動ほどのものが画像には表わせませんでした。
ところで、そんな感動を見事に表わしているブログを発見しました。
RAPSODIA
すばらしい写真ですね。
今日のブログ
川沿いの道もすごく共感です。