山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

パラボラウォッチャーの見た風景

2005-11-07 23:27:30 | 未分類過去
私がNHKのBSアンテナ探しの仕事をしていたころ、毎日知らない街を歩きまわるんですが、こんなところにこんな風景があったのかと、いろいろな発見をして感動したり、しみじみとしたり、楽しくなったりする毎日でした。
そのうち、私はカメラを持ち歩き、心を惹かれた風景を撮ることもありました。
たとえば、野良猫の親子。あどけない子猫を撮ろうと近寄ると、りんとした母猫が子供を守るように私のカメラを見つめました。
初夏には、公園の砂場の上に見事な藤棚があって、紫の房がぶら下がっていて、その下で、小さな子どもやベビーカーを置いた母親などが遊んでいました。平和だなあ。私も子どもが小さいころはこんなふうだったのかなあ、などと思いました。
川があって、土手があって、民家が立ち並びます。その民家は古くてあまり大きくもないんですが、そこに人々の生活がある。あたたかい太陽のもとで、布団や洗濯物を干している。そこにはこじんまりした日常と幸福があります。
独身男のアパート。チェックのパンツばかりが10枚くらいほしてあったりします。
外には古ぼけた洗濯機なんかが置いてあります。
あまりにもきれいな生垣のお宅を思わず写真に写したこともありました。
こんなところにお稲荷さんがあったのかとか、わあ~大きな団地だなあとか、
アンテナを上げている家の部屋番号を確かめに高層アパートの最上階まで行って下を見たらすごく高くて足がすくんだけど、そこから見たら、下からでは絶対に見えない別の家の屋根の上にアンテナがあったとか。
幼稚園の塀にかわいい絵が書かれていたり、家のすぐわきに高圧線のすごい鉄塔が建っていたり、豪邸の立ち並ぶ高級住宅地があったり、きれいな自家用車がいっぱい並んでいると思ったら自動車会社の社宅だったり、小さな工場があったり、畑に大根がきれいにならんでいたり、冬は誰かがつくった雪だるまに出会ったり。
ほんとうにいろいろな発見の連続です。
写真に収めたい風景がたくさんありました。でも、仕事の途中でもあるし、私の腕ではたいした写真はとれません。記念に撮ったものが何枚か残っていますが、心の感動ほどのものが画像には表わせませんでした。

ところで、そんな感動を見事に表わしているブログを発見しました。

RAPSODIA
すばらしい写真ですね。

今日のブログ

川沿いの道もすごく共感です。





コメント (1)

次女の習性

2005-11-07 21:37:20 | 未分類過去
さっき、テレビを見ていたら、安室奈美恵が、調理道具の実演販売の人に会って、その実演を体験したいということで、その道の有名なおじさんが出ていた。
まずは、レモン搾り器。うちでは、ちょうど、たらこクリームスパゲッティーを食べたところで、レモンを半分に切って手で絞ってかけたところだったが、この円筒状の絞り器を使うと、レモンの中心にねじり込むだけで、レモン自体が容器のようになり、この器具が注ぎ口になって、たくさんの汁がきれいに採れる。すごい!ほしい!と高2の娘と感動してしまった。
そのほかに、キャベツの千切りとか大根の薄切りとかもできる器具に感動した。

このようなものは、そこらへんに売っていないので、やはり、特許とか実用新案をとっているんだろうなと思った。
いつもは無口で男のように淡々とした娘が、いつになく感動しているので、何か発明しろといっておいたが、その気にはならないようだ。

ところで、今日の子どもの反応を見て思いだしたのだが、この子は小さいときから、家事道具が好きだった。まず、小さいときにほしがったのが、おもちゃのピンク色のアイロンで、電池が入っていて電源を入れると、アイロンについているウサギの目が赤く点灯して、アイロンが暖かくなるものである。これで、アイロンをかけるまねをして遊んでいたものだが、今では毎朝、ワイシャツやスカートに自分でアイロンをかけていく。3つ子の魂百までというが、やっぱリ今でもアイロンかけが好きに違いない。

そのほかに、小学生のころほしがってかったものは、ガラス窓を掃除する柄のついた刷毛のようなものであり、その柄の内部に洗剤液を入れると、はけの部分からその液がにじみ出てガラスがきれい掃除できるというものであった。それを買ってやると、面白がって掃除していた。ペンキ塗りをしたときも、よく手伝ってくれた。

それから、100円均一で洗濯板を自分で買ってきて使っていた。今はその板は放り投げてあるが、洗濯は自分で洗濯機で毎日して干している。100均では、柄の部分が白鳥の首のようになっていて背中の凝った部分を押すことのできる指圧機のようなものも、本人が買ってきて使っていた。

やはり、この子はこういう道具が好きなようである。

そして、電化製品もかなり好きだ。
携帯電話などは、上の子と私は店に行って、その場にたまたまあったものの中からデザインの気に入ったものを買うが、この子の場合は、あらかじめ各種のカタログを隅から隅まで読んで、機能面などを研究したうえで品名を決めておき、それを買い行くという方法をとる。
オーディオ関係のものも、まずは電気屋の広告を調べておいて、いいものを見つけるとそれを目指して出かけていく。
電化製品に関しての動きは父親に良く似ている。

生まれつきの性格というのは不思議なものだなあと思った。
国英は嫌いだが、数学・理科は得意。
女らしい性格ではないのだが、道具に関心をもち、てきぱきと家事をするというところは実に面白い。
コメント