学生時代、恋人ってほどではないが、友だちと恋人の中間みたいな関係の人がいた。
まあ、結果的には「友人」なのである。今でもお互いに連絡先は知っているし、会う機会でもあれば、仲良く食事くらいはするだろう。しかし、特に用事もないから連絡も取らない。一応ここでは「元彼」ということにしておく。
最近、近所に住む主婦友だちが、「息子がフェイスブックをやっているから見てみてね」と言っていた。息子さんの名前で検索すれば出てくるそうだ。その息子さんというのは、うちの娘の同級生である。本名を入力してみると、確かにその息子さんが出てきた。しかし、フェイスブックと言うのは、見る方も登録しないと内容までは読めないらしく、そこまでする気はないから、フロントページのみを見ただけで終わった。ちなみに、主婦友達の息子さんは、私の元彼と同種の職業についている。
そんなことがあって、ふと、自分の元彼とともに、元彼の息子の存在を思い出したのだ。そして、その息子も、もしかしたら父親と同じ職業についているのかもしれないし、今時の若者だからフェイスブックをやっているかもしれないと思った。息子の名前は、20数年前、元彼から、第一子が生まれたという電話を貰ったときに、名前はなんと名付けたのか?と聞き、かくかくしかじかの文字を書いて○○と読む、というふうに、一風変わった名前を教えてもらったのを記憶していた。
さて、その名前を入力して検索した。出てきた。フェイスブックもあるけど、そうでないものもある。論文とかもある。地域活動もしている。秀才の子供だけあって、カエルの子はカエルだ。やっぱり、いい大学を出て、父親と同じ職業についていた。
しかも、フェイスブックに載っている顔は、元彼にそっくりだった。うわっ、遺伝子がそのままだよ。同姓同名どころか疑う余地もない。
全く不思議である。考えてみると、電話ではなく、元彼そのものに最後に会ったのは、まだ20代の始めの頃だから、この息子のほうが、当時の彼よりも年を取っているではないか。父親は、今頃どんなオッサンになっているのだろう。
その写真に元彼の20代のころの面影どころか、それ以上の共通点を見つつ、実は、「胸がキュン」ではなく、ちょっと「ゲゲッ」という感じだったのが、正直なところだ。
はっきり言って、元彼よりもかなり「ブサイク」なのである。そっくりなのだが「ブサイク」なのである。そして、考えてみれば「元彼」もそんなに「イケメン」ではなかったのである。だから顔のパーツの変なところが強調されて似ている。変な部分を補っていた良いパーツはない。奥さんは私より美人だったが、どこが似たんだか、なんでこんな息子が生まれたかな?私が生んだ方がいい男が生まれたかもね。2.5枚目俳優の息子が、お笑い芸人だったって感じなのだ。
でも、この子が小学生くらいのときに、電話をしたことがあって、お父さんは留守だというので、ちょっとだけ子どもと話をしたことがあった。とても感じがよく聡明そうな子だった。
だから人間性には申し分ないと思うけど、顔はちょっと残念なことに、男として、ビビッと来る感じじゃない。
まあね、この息子が、彼の面影をもちつつ、まあまあのイケメンだったら、私は昔を偲んで心を動かされていたかもしれないけど、な~んだという感じだった。それはかえってよかった。たぶん、2度とフェイスブックを開くことはないだろう。
やっぱり、今の夫のほうが、若いころはイケメンだったかもね。今はハゲオヤジになっちゃたけどね。
まあ、結果的には「友人」なのである。今でもお互いに連絡先は知っているし、会う機会でもあれば、仲良く食事くらいはするだろう。しかし、特に用事もないから連絡も取らない。一応ここでは「元彼」ということにしておく。
最近、近所に住む主婦友だちが、「息子がフェイスブックをやっているから見てみてね」と言っていた。息子さんの名前で検索すれば出てくるそうだ。その息子さんというのは、うちの娘の同級生である。本名を入力してみると、確かにその息子さんが出てきた。しかし、フェイスブックと言うのは、見る方も登録しないと内容までは読めないらしく、そこまでする気はないから、フロントページのみを見ただけで終わった。ちなみに、主婦友達の息子さんは、私の元彼と同種の職業についている。
そんなことがあって、ふと、自分の元彼とともに、元彼の息子の存在を思い出したのだ。そして、その息子も、もしかしたら父親と同じ職業についているのかもしれないし、今時の若者だからフェイスブックをやっているかもしれないと思った。息子の名前は、20数年前、元彼から、第一子が生まれたという電話を貰ったときに、名前はなんと名付けたのか?と聞き、かくかくしかじかの文字を書いて○○と読む、というふうに、一風変わった名前を教えてもらったのを記憶していた。
さて、その名前を入力して検索した。出てきた。フェイスブックもあるけど、そうでないものもある。論文とかもある。地域活動もしている。秀才の子供だけあって、カエルの子はカエルだ。やっぱり、いい大学を出て、父親と同じ職業についていた。
しかも、フェイスブックに載っている顔は、元彼にそっくりだった。うわっ、遺伝子がそのままだよ。同姓同名どころか疑う余地もない。
全く不思議である。考えてみると、電話ではなく、元彼そのものに最後に会ったのは、まだ20代の始めの頃だから、この息子のほうが、当時の彼よりも年を取っているではないか。父親は、今頃どんなオッサンになっているのだろう。
その写真に元彼の20代のころの面影どころか、それ以上の共通点を見つつ、実は、「胸がキュン」ではなく、ちょっと「ゲゲッ」という感じだったのが、正直なところだ。
はっきり言って、元彼よりもかなり「ブサイク」なのである。そっくりなのだが「ブサイク」なのである。そして、考えてみれば「元彼」もそんなに「イケメン」ではなかったのである。だから顔のパーツの変なところが強調されて似ている。変な部分を補っていた良いパーツはない。奥さんは私より美人だったが、どこが似たんだか、なんでこんな息子が生まれたかな?私が生んだ方がいい男が生まれたかもね。2.5枚目俳優の息子が、お笑い芸人だったって感じなのだ。
でも、この子が小学生くらいのときに、電話をしたことがあって、お父さんは留守だというので、ちょっとだけ子どもと話をしたことがあった。とても感じがよく聡明そうな子だった。
だから人間性には申し分ないと思うけど、顔はちょっと残念なことに、男として、ビビッと来る感じじゃない。
まあね、この息子が、彼の面影をもちつつ、まあまあのイケメンだったら、私は昔を偲んで心を動かされていたかもしれないけど、な~んだという感じだった。それはかえってよかった。たぶん、2度とフェイスブックを開くことはないだろう。
やっぱり、今の夫のほうが、若いころはイケメンだったかもね。今はハゲオヤジになっちゃたけどね。