山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

もう1匹のカブトムシの記録

2012-08-11 15:38:20 | 日記
我が家の生き物の話。
実は、先週、もう1匹のカブトムシが来た。全く、今年は奇偶である。この30年間、カブトムシなんか見たこともなかったのに、都内に生息するようになったのだろうか?
今度のは、夫が職場から持ってきたものだ。
それが、オスのカブトムシなのだが、かわいそうに角が折れてしまっていた。最初、メスかと思い、うちのカブ君の奥さんにできるかと思ったら、男の子だったそうだ。
オス同士でも一人ぼっちよりは寂しくないかもと思い、夫が同じケースに入れたところ、2匹が取っ組みあいのケンカを始め、角のある先住者が勝ったそうだ。角のないのはひっくり返されてしまったそうだ。

それで、同じ家で暮らすのは無理ということになり、さっそくホームセンターに行って、ケースを買ってきたのだった。土や木まで買ってきた。
今度買ったケースのほうが大きかったので、以前からいるカブ君を広いほうに住まわせ、新参者を元あったケースに入れた。2匹はそれぞれにの家で、それぞれに食事をした。最初のカブ君1号の色はダークブラウンだが、角の折れたカブ君2号は真っ黒で、身体はちょっと小さかった。

カブ君2号は、元気に歩きまわり、角はないもののかなりパワフルだった。そして、日曜日の朝も活発に動き回っていたが、日曜日の夕方には、アタマを下にして、木の根元にとまって土にアタマの先をつけるようにしていた。じっとして、眠っているように見えた。

夜になり、そろそろ起きて新しい餌でも食べたらどうかと思い、おい起きろ、と言って触ってみた。
すると、全然びくとも動かない。
なんということか、死んでしまっていたのである。
朝、あんなに元気に動き回っていたのに、全く信じられなかった。
金曜の夕方ケースを買って、日曜の夜に死んでしまったのである。

死因がまるで思いつかないので、カブトムシについていろいろ調べてみた。「角の折れたカブト虫」についてネット検索してみる。
すると、「カブトムシの角が折れると、そこから体液などが流れ出てしまうことがある。また、折れた傷口から黴菌が入り、全身に回ってしまう危険性が高い。そのため、角の折れたカブトムシは、長生き出来ないことが多い。」ということだ。
そうだったのか・・・。
その対応策としては、折れた角の傷口にロウを垂らして、カバーしてしまえば、バイ菌などが入らないのだそうだ。
全く知らなかった。角は、木の枝が折れたくらいにしか思っていなかった。せいぜい、ものを押すことができなかったり、メスに向かってかっこよさを強調したり、オスと戦ったりするためのものだと思っていた。与えられた餌を食べて余生を過ごすのには、角はなくとも支障はないと思っていたのだが、角が折れるということは、哺乳類の手足がもぎ取れてしまうのと同じような危険性があったのだった。

かわいそうなことをしたが、仕方がないと思う。
夫が拾わなければ、結局何も食べることもできず、そのまま死んでしまっただろうから、2日間だけでも生きながらえたことでよしとしよう。
亡骸は、駐車場の木の下に埋めてきた。

カブ君1号はなんとか元気にくらしている。カブ君2号が来たことで、広い家に住むことになり、カブ君2号が使わなくなった木も追加された。
今までの木は、横たわっていただけだが、今度の木を斜めに立てかけたので、カブ君は蝉のように木に止まったりすることができるようになった。
でも、もうすぐ2ヵ月になるので、カブ君Ⅰ号もちょっと動きが緩慢になってきているような気がする。
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