最近、鴨のオスが季節によって羽根の色を変えるということを知って驚いてしまった。
鴨のオスは繁殖期には鮮やかなきれいな色の姿をしていてメスとは全然ちがうが、その時期が過ぎるとまるでメスのような目立たない色になるというのだ。その状態を「エクリプス」というそうだ。
(鴨のエクリプス)
マガモのオスは、普通緑色のアタマをしていて、メスとは全く違うが、エクリプスの場合は同じように茶色になってしまうらしい。一方、カルガモの場合は、オスもメスも1年中同じような茶色い色で区別がつきにくい。そして、渡り鳥ではないのでいつもいる。
今近所の川に茶色い鴨たちが見える。これらはカルガモなのか、それとも他の鴨のエクリプスなのか? それともメスや子供なのか?カルガモでないなら、秋になって渡ってきたものなのか?
きょうはそれを調べるために、いつも鴨がいる川の岸辺に行ってみた。
まず、見えたのはこれだ。


これは1年中いるカルガモのようだ。くちばしの先が黄色いのはカルガモの特徴だそうだ。

そのそばに、ちょっと小さいのが3羽いた。おやっ?くちばしの先が黄色くない。
でも、カルガモのそばにいるので、カルガモの子供かなと思ったけど、どうなんだろう?わからない。
それから歩いて行くと、別の集団がいた。おや?

この胸の白さには見覚えがある。オナガガモのオスの特徴だ。それに、くちばしが青っぽくてあきらかにカルガモではない。

しかし、羽根の色は違う。まるでメスのようだ。もしかして、これが「エクリプス」というものでは? それから、オナガガモは渡り鳥なので、この秋になって最近遠くの国から戻ってきたということになる。いつの間に来たのだろうか?

オナガガモたちは7羽の集団でかたまって行動していたが、しきりに水の中にもぐって餌をさがしており、なかなか顔をあげてくれなかった。春になったらオスらしいの羽になるのだろうか?メスのようなオスは、エクリプスなのか、それともまだ大人にならない若いオスなのか、よくわからない。

↑これが、今年の3月に撮影したオナガガモのオス・メスのつがいである。
エクリプスというものがあることは、ボッケニャンドリさんのブログを読んだことから、鴨の種類の見分け方をwebで調べているうちに知ったことだが、カモはこのエクリプスになる途中段階で中途半端な色のものが個体差をもって起こるので、さらにわけがわからなくなるようだ。
そのうえ、鴨は別の種類との混血もできるらしく、マガモとカルガモのあいのことか、オナガとカルガモのあいのこなど、特徴の混じり合った不思議な鳥も存在するらしい。そのため、この種にしてくちばしの色があり得ないなどということが起こるそうだ。
それから、オーストラリアやニュージーランドには、カルガモによく似たカモでくちばしの先が黄色くないもの(マミジロカルガモ)がいるそうだ。そういうのが、なんらかの状況で日本に来て繁殖したり、日本のカモと交配したりなどして、変った姿のものが生まれたりすることもないとは限らない。
ますますわけがわからなくなりそうだ。
鴨のオスは繁殖期には鮮やかなきれいな色の姿をしていてメスとは全然ちがうが、その時期が過ぎるとまるでメスのような目立たない色になるというのだ。その状態を「エクリプス」というそうだ。
(鴨のエクリプス)
マガモのオスは、普通緑色のアタマをしていて、メスとは全く違うが、エクリプスの場合は同じように茶色になってしまうらしい。一方、カルガモの場合は、オスもメスも1年中同じような茶色い色で区別がつきにくい。そして、渡り鳥ではないのでいつもいる。
今近所の川に茶色い鴨たちが見える。これらはカルガモなのか、それとも他の鴨のエクリプスなのか? それともメスや子供なのか?カルガモでないなら、秋になって渡ってきたものなのか?
きょうはそれを調べるために、いつも鴨がいる川の岸辺に行ってみた。
まず、見えたのはこれだ。


これは1年中いるカルガモのようだ。くちばしの先が黄色いのはカルガモの特徴だそうだ。

そのそばに、ちょっと小さいのが3羽いた。おやっ?くちばしの先が黄色くない。
でも、カルガモのそばにいるので、カルガモの子供かなと思ったけど、どうなんだろう?わからない。
それから歩いて行くと、別の集団がいた。おや?

この胸の白さには見覚えがある。オナガガモのオスの特徴だ。それに、くちばしが青っぽくてあきらかにカルガモではない。

しかし、羽根の色は違う。まるでメスのようだ。もしかして、これが「エクリプス」というものでは? それから、オナガガモは渡り鳥なので、この秋になって最近遠くの国から戻ってきたということになる。いつの間に来たのだろうか?

オナガガモたちは7羽の集団でかたまって行動していたが、しきりに水の中にもぐって餌をさがしており、なかなか顔をあげてくれなかった。春になったらオスらしいの羽になるのだろうか?メスのようなオスは、エクリプスなのか、それともまだ大人にならない若いオスなのか、よくわからない。

↑これが、今年の3月に撮影したオナガガモのオス・メスのつがいである。
エクリプスというものがあることは、ボッケニャンドリさんのブログを読んだことから、鴨の種類の見分け方をwebで調べているうちに知ったことだが、カモはこのエクリプスになる途中段階で中途半端な色のものが個体差をもって起こるので、さらにわけがわからなくなるようだ。
そのうえ、鴨は別の種類との混血もできるらしく、マガモとカルガモのあいのことか、オナガとカルガモのあいのこなど、特徴の混じり合った不思議な鳥も存在するらしい。そのため、この種にしてくちばしの色があり得ないなどということが起こるそうだ。
それから、オーストラリアやニュージーランドには、カルガモによく似たカモでくちばしの先が黄色くないもの(マミジロカルガモ)がいるそうだ。そういうのが、なんらかの状況で日本に来て繁殖したり、日本のカモと交配したりなどして、変った姿のものが生まれたりすることもないとは限らない。
ますますわけがわからなくなりそうだ。