タイヤの会社の紹介の前に、自動車関連の会社として「デンソー」の展示をご紹介します。
実は、「デンソー」という社名は聞いたことがあるものの、何の会社なのか、私はほとんど知りませんでした。自動車関連の展示区域にあって、しかもここにはプリウスが展示してあり、ハイブリッドがどうのこうのというのは、一体なんなのだろうか?と不思議に思ったわけです。
展示されていたもの。ハイブリッド車に使われている装置や部品。
ハイブリッド車の部品は全部トヨタ自動車が作っていると思いこんでいたのですが、そうではないのですね。ハイブリッドにかかわるもののみならず、この会社は自動車に使われている重要な装置をいろいろと作っているということがわかりました。それも、トヨタ車だけではなく、また日本車だけではなく、世界の多くの自動車メーカーに使われているそうです。
例によって、自宅に戻ってから調べてみました。
この会社は愛知県にあり、前身はトヨタ自動車の開発部門で、今もトヨタグループとのことです。
1949年に、日本電装株式会社という名前で創設され、自動車用の電装部品を製造。
1995年に社名をデンソー(DENSO)と改名。
ハイブリッド車・電気自動車用の製品・エネルギーを制御する製品・エアコン用電動コンプレッサなどを作っています。
展示されていたものの写真。Two Topsプラグ
これは何でしょうか? 昔、子どもの頃、このようなものが、どこかにころがっていたのを見た記憶がありますが、何に使われるものか考えたこともありませんでした。実家の物置きだったのかな?父の自動車から取り換えたあとの不用品だったのかもしれません。
スパークプラグ っていうのでしょうか。
ガソリンに着火するための火花を飛ばす部品のようです。
ガソリンは火花によって燃焼が起きるので、プラグの性能の良し悪しによって、エンジンの性能が左右されるそうです。
ツートップスプラグとは
火花を受ける接地電極を新たに凸形状としたことで、火花を発する中心電極の凸形状、と両方でツートップスという。
2つの電極にはニッケルを使っており、従来型のニッケルスパークブラグに比べ、中心電極の直径を40%細くした。
そのことにより、消炎作用を抑制し、着火性能を高めた。
それで、車の燃費が1.2%、トルクが1.1%向上し、CO2の排出量が0.8%削減された。
スパークプラグは、電極が細いほど消炎作用が抑制され着火性能がよくなり、燃費やトルクが向上するものだが、エンジン燃焼室内は過酷な環境にあるため耐久性も必要である。
デンソーでは、性能のよいブラグとして、イリジウム・スパークプラグと白金スパークプラグを開発・発売しているが、これらは貴金属であるため、価格も高い。
ツートップスプラグは、従来のニッケルスパークプラグとイリジウム・白金スパークプラグの中間に位置する。
従来のニッケルスパークブラグを装着している車(主に軽自動車)をターゲットとして、ディーラーや自動車部品量販店・デンソーサービス店などで販売されている。値段はタイプにより800円か950円(希望小売価格)。
うちの車は、軽自動車なので、これを使うとよさそうですね。
スパークプラグのみ調べましたが、そのほかの部品や装置についてはよくわかりません。とにかく、この会社は自動車にとって重要な部品を色々と作っている会社だということがわかりました。
また、携帯電話で使われるQRコードも、この会社が発明したものだそうです。
さて、オマケ情報です。
Wikiで「デンソー」を調べていたら、なぜか関連語句のところに「東野圭吾」という記載があったので、何のことやらと思って、東野圭吾を検索してみました。
そうしたら、東野圭吾さんは、1958年に大阪で生まれ、大阪府立大学工学部電気工学科を卒業し、1981年に“デンソー”に技術者として入社。勤務の傍ら推理小説を書き続け、江戸川乱歩賞受賞。1986年に退職してからは作家一本となったそうです。
いろんな関連性があって、面白いですね。
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実は、「デンソー」という社名は聞いたことがあるものの、何の会社なのか、私はほとんど知りませんでした。自動車関連の展示区域にあって、しかもここにはプリウスが展示してあり、ハイブリッドがどうのこうのというのは、一体なんなのだろうか?と不思議に思ったわけです。
展示されていたもの。ハイブリッド車に使われている装置や部品。
ハイブリッド車の部品は全部トヨタ自動車が作っていると思いこんでいたのですが、そうではないのですね。ハイブリッドにかかわるもののみならず、この会社は自動車に使われている重要な装置をいろいろと作っているということがわかりました。それも、トヨタ車だけではなく、また日本車だけではなく、世界の多くの自動車メーカーに使われているそうです。
例によって、自宅に戻ってから調べてみました。
この会社は愛知県にあり、前身はトヨタ自動車の開発部門で、今もトヨタグループとのことです。
1949年に、日本電装株式会社という名前で創設され、自動車用の電装部品を製造。
1995年に社名をデンソー(DENSO)と改名。
ハイブリッド車・電気自動車用の製品・エネルギーを制御する製品・エアコン用電動コンプレッサなどを作っています。
展示されていたものの写真。Two Topsプラグ
これは何でしょうか? 昔、子どもの頃、このようなものが、どこかにころがっていたのを見た記憶がありますが、何に使われるものか考えたこともありませんでした。実家の物置きだったのかな?父の自動車から取り換えたあとの不用品だったのかもしれません。
スパークプラグ っていうのでしょうか。
ガソリンに着火するための火花を飛ばす部品のようです。
ガソリンは火花によって燃焼が起きるので、プラグの性能の良し悪しによって、エンジンの性能が左右されるそうです。
ツートップスプラグとは
火花を受ける接地電極を新たに凸形状としたことで、火花を発する中心電極の凸形状、と両方でツートップスという。
2つの電極にはニッケルを使っており、従来型のニッケルスパークブラグに比べ、中心電極の直径を40%細くした。
そのことにより、消炎作用を抑制し、着火性能を高めた。
それで、車の燃費が1.2%、トルクが1.1%向上し、CO2の排出量が0.8%削減された。
スパークプラグは、電極が細いほど消炎作用が抑制され着火性能がよくなり、燃費やトルクが向上するものだが、エンジン燃焼室内は過酷な環境にあるため耐久性も必要である。
デンソーでは、性能のよいブラグとして、イリジウム・スパークプラグと白金スパークプラグを開発・発売しているが、これらは貴金属であるため、価格も高い。
ツートップスプラグは、従来のニッケルスパークプラグとイリジウム・白金スパークプラグの中間に位置する。
従来のニッケルスパークブラグを装着している車(主に軽自動車)をターゲットとして、ディーラーや自動車部品量販店・デンソーサービス店などで販売されている。値段はタイプにより800円か950円(希望小売価格)。
うちの車は、軽自動車なので、これを使うとよさそうですね。
スパークプラグのみ調べましたが、そのほかの部品や装置についてはよくわかりません。とにかく、この会社は自動車にとって重要な部品を色々と作っている会社だということがわかりました。
また、携帯電話で使われるQRコードも、この会社が発明したものだそうです。
さて、オマケ情報です。
Wikiで「デンソー」を調べていたら、なぜか関連語句のところに「東野圭吾」という記載があったので、何のことやらと思って、東野圭吾を検索してみました。
そうしたら、東野圭吾さんは、1958年に大阪で生まれ、大阪府立大学工学部電気工学科を卒業し、1981年に“デンソー”に技術者として入社。勤務の傍ら推理小説を書き続け、江戸川乱歩賞受賞。1986年に退職してからは作家一本となったそうです。
いろんな関連性があって、面白いですね。
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