山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

電磁波の不安

2012-12-09 08:29:15 | 日記


目には見えない危険なものの代表として「放射能」がある。見えないものは人体に害があっても知らずに近づいてしまう。おそろしいことだ。

危ないものは放射能だけではない。最近、身内の住む家の至近距離に6万6000Vの送電線があることを発見し、電磁波のことが気になってしょうがなくなった。送電線のあるところには、あらかじめ住まないようにすればよいのだが、意外に気がつかなかったりするのだ。近くに鉄塔があれば分かりやすい。しかし、電線は少し離れている方が見える。全く真上にあると、そこまで見上げないので存在を見落としてしまう。
家を建てるときには、上に電線があると高層のものが建てられないので、地役権というのがあり、不動産を売買するときには重要事項の説明が義務とされている。しかし、賃貸住宅であり、しかも近くに電線が走っているくらいでは、不動産屋も仲介業者も何も言わない。だいたい、仲介業者なんてものは、不都合なことは何も言わない。不都合なことは、借りる人間が見学したときに自分で気づくべきだということだ。

で、電磁波はいったいどれだけ、人間にとって危険なのかというと、これもまた規制値と安全値と言われるものには驚くほどの差があってわけのわからないものである。日本の基準では2000ミリガウスまでOKだそうだが、ある統計では4ミリガウスで小児白血病の発生率が通常の2倍になるという結果がでているそうだ。2ミリガウスを越えたところには住宅や学校などを作らない法律の国もあるそうだ。
強い電磁波には放射能のガンマ線と同じように人の細胞を発がん化させるような働きがあるらしい。

電磁波は、あらゆる電化製品や携帯電話からも出ており、それについても人体への悪影響が言われている。電磁波と一口にいっても、低周波とか高周波とかの違いがあり、また磁場や電場という違いもあるらしい。いずれにしても電磁波を発生しているものから距離が離れれば離れるほど電磁波は減る。電化製品では数十センチ、送電線の場合は60メートル離れればだいたい大丈夫だとのことだ。

身内の家ではいったいどのくらいの電磁波あるのか、東京電力で調べてくれることがわかってお願いした。その結果、家周辺では地表から1mのところで、およそ4ミリガウスの電磁波があることが判明した。安全値とは言えない。しかも2階にいるともっと送電線に近くなるので、もっと数値が高いはずだ。

電磁波の測定結果は送電線付近のいくつかの地点でされている。それを見ると、同じ送電線の真下であっても、5ミリガウスと9ミリガウスという違いがあって驚いた。グーグルマップとストリートビューで現地を見てみると、9ミリガウスという驚くべき高い値を示しているところでは、送電線のみならず、普通の電柱に何やら大きな機具がついていることがわかり、さらにすぐそばに携帯電話のアンテナがあることもわかった。
おそらく、携帯のアンテナは最近できたものであろう。送電線よりも高さが低いし、しかも近くに家があるので驚いた。いったいどれが電磁波の原因なのかわからないが、送電線の下でなくとも高い電磁波にさらされている家は少なくなさそうだ。

9ミリガウスに比べると5ミリガウスはまだマシだと思えてしまうところが、これもまたおそろしいことである。

それにしても、グーグルマップの航空写真で送電線をたどっていくと、その下には家がいっぱい並んでいた。こんなに住んでいるのか・・・。
もし、本当に健康に害があるのだったら、ここに住んでいる人々がみんな病気になっているはずだけど、そんなことはなさそうだった。

中には、電磁波過敏症という人がいるそうである。電磁波の強いところに住んでいる人には、病気や自殺が多いなどという統計もある。
この因果関係はいったいどうなのだろうか。送電線のあるところは人から嫌われる。鉄塔などがあると景色や心象も悪い。そのため定住者はあまり住まない。アパートなどは家賃が安い。つまり、安い家賃の家に住まざるを得ない人=高収入ではない社会的弱者が多く住んでいる可能性もある。それで、病気になっても治療を後回しにして無理をしやすく、収入がなかったりすれば自殺をする人もいるかもしれない。もしかしたら電磁波が直接原因ではないのかもれない。

また、世の中には放射能や電磁波に限らず、化学物質など人体に悪いものがある。大気汚染も発がん物質があり、最近はクルマの排気ガスは改善されてきてはいるものの、交通量の多い幹線道路のそばはどうなのかとか、清掃工場の煙突から悪いものが出ていないかとか、様々なことが考えられる。タバコなんか健康に悪い事を知りながら自ら摂取しているものだ。だから、電磁波だけに神経質になるのはおかしいのかもしれない。

また、放射能恐怖症や電磁波恐怖症は、むしろそのものの影響よりも、その恐怖心自体が体に悪い影響を及ぼす可能性も高い。ちょっと具合が悪くなるとすべてそのせいにしたりしてしまう。ネガティブな考えが病気を呼ぶ。

送電線のそばに住んでいる本人は、ほとんど気にしていないし、そこに住み始めて体調が悪くなったり疲れやすくなったということも今のところ無いようである。こちらも、そんなことを心配しすぎてストレスをためるのもよくないので、あまり気にしない事にしようと思う。

それにしても、生活に必要なものとはいえ、送電線や携帯の中継アンテナなどが、頭上に張り巡らされ、電磁波だらけの街になっているのは、それで良いことなのだろうか。日本は原子力発電所の設置基準も外国に比べてゆるいようだが、電磁波を発する施設の規制や整備なども、厳しい世界基準に合わせて、政治や法律できちんと決めていかないといけないんじゃないかなと思う。
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緊張による疲労

2012-12-09 01:39:09 | 運転・車・道路の事


慣れないことをすると、疲れるものだけど、こうも顕著に出るのは年のせいだろうか?

最近は、2週間近く車に乗っていなかった。こんなことをしていると、バッテリーの電池が無くなっちゃうぞと、不安になってくる日々だった。

それにしても、練習として走るという段階はきっと過ぎてきているのだろう。用も無く知らない道を走ってみるという気が最近しなくなったのだ。近隣の適度な行き先には行き尽くしているからかもしれない。

今日は、いつもの用事で駒込まで行って来た。道に迷うこともなくなり、順調な往復だ。
片道1時間10分くらいかかることがわかった。これは途中まで制限速度40キロの新青梅街道を走る場合で、制限速度60キロの青梅街道を走ると、もっと速いのかもしれない。
だが、なんか臆病になっていて、走り慣れた道を無難に走りたい気分だった。

駒込について、3台だけの小さなコインパーキングに1台分の空きをみつけて入った。ここは傾斜していて、バックしていくと車のお尻が下がるが、位置を補正するためドライブに切り替えて前に出ようとしても、ブレーキを離すと後ろに下がるので驚いた。こういうときは、サイドブレーキとアクセルを使うということを、あとで思い出した。発車するときはどうなるのかと思ったら、普通に走りだした。コインパーキング代は約1時間で200円だった。

ここで、携帯電話を家に忘れてきたことを思い出し、不安にかられた。もし事故や故障などあってもどこにも連絡ができないわけだ。運転中は、ケイタイが必需品だろう。何事もなく早く家に帰りたい。

帰りは、ガソリンが減っていることに気が付いた。まっすぐ家に帰りたいが、ガソリンスタンドに寄っていくことにした。知らない交差点で、右折をしなくてはならないので緊張したが、右折矢印が出たのでほっとした。ガソリンは138円とちょっと高め(前回と同じ)だった。燃費は13km/Lくらいだ。ここまでの今日の走行が35kmくらいだった。

午後は、別の用事があって三鷹市のほうに出かけた。往復で15kmくらいなのに、片道30分もかかる。こちらも何度行っても直線距離が近い割には無駄な走行経路になってしまう。人見街道と井の頭線がネックである。今日はナビに頼らずに人見街道は走らず、グーグルマップとストリートビューによる研究の結果を採用して走ったら、一番行きやすい道がわかった。ナビが最初に出していた到着時刻よりも10分早く到着した。こっちもコインパーキング、5台入れるところ、やっと1台の空きを発見。微妙な角度になっているので入れにくい。約2時間おいて400円。

そんなわけで、運転は迷走しないで、なかなか成功の部類だったが、午前午後街中走行50km程度でもうへとへとだ。夜は1人だったので、小さな鍋焼きうどん鍋でかきあげうどんを食べたあと爆睡してしまった。起きたのは11時過ぎ。

でも、まあ充実した1日だったといえよう。


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