
最近、羽田空港に行きました。
羽田空港ってのは、山手線から行く場合、浜松町からモノレールに乗るか、品川から京浜急行に乗るかして、行くことができる。何回か行った事はあるのだが、実際その位置をよく考えたことがなかった。
よくよく考えると、かなり海のほうにあるわけだった。つまり、浜松町や品川からは結構離れているのであって、住所では「大田区」なのだった。
そして、羽田空港の敷地はかなりの広さがあるらしく、目黒区くらいの大きさだというので、その羽田空港がある大田区はどんだけ大きいのかと思った。
つまり、大田区は59.46km2 であり、目黒区は14.7km2しかない。
大田区って、区としてはあんまり目立たないように思うけど、羽田空港があるってすごくない?と思った。羽田空港の利用客は世界で4番目らしいからすごい。1~3番目は、アトランタ・ロンドン・北京らしい。
話はそれたのだが、今、書こうとしているのは、この写真の不思議な物体についてである。
羽田空港国際線展望デッキから海のほうを眺めると、これが海の上に浮かんでいる。かなり大きい構造物である。この写真は目いっぱいズームにして撮ってみたものだ。
青と白のシマシマ模様である。
で、例によって「東京湾に浮かぶ青と白」などという言葉で検索してみた。
するとすぐに判明した。
これは、東京湾アクアラインの「風の塔」という換気塔なのだそうだ。
アクアラインは、神奈川県川崎市側は海底トンネルであり、千葉県木更津市側は橋らしいが、その海底トンネルには空気を吸い込むのと吐き出す機能を持った換気塔が必要であり、それが海上に島のように浮かんでいる。それが、このシマシマの構造物だった。
遠くから見るとわからないが、2つの換気塔からできているようだ。高さは90mと75mというから、近くに行ったらかなり高いのだろう。遠くから見てもかなり大きそうだという感じはある。所在地は川崎になるらしいが、羽田空港のD滑走路に近いようだ。
アクアラインって、1997年に開通したらしい。十何年も前からあるのに、自分が使ったこともないので全然関心がなかった。だから、こんな換気塔があるのも知らなかった。
海の底の道路なんて、恐ろしくて通りたくない気分だけど、すごいものがあるんだな~と思った。
びっくりすることばかりだ。