前学期から悩ませ続けられている科目が「技術者倫理」だ。前学期はいつもの怠け癖でテレビ放送を見ておらず、録画もしておらず、インターネットで見ればいいやと思っていたら、ネット配信されていなかった。
そこで、教科書を読んで理解しようとしたのだが、通信課題では、印刷教材の付録にある仮想事例「ギルベイン・ゴールド」を精読し、行動案を具体的に記述する、という問題がどうにも重荷であった。
というのも、これはドラマのシナリオのような作りになっているが、何度読んでも誰が誰だかよくわからないし(特に外人の名前が苦手であり)、場面も、過去だか今だか、番組の中なのか実際なのかわけがわからず、頭がこんがらがってしまうのだった。
課題の問題はその他にもあってすべて記述式であるため、これを1日や2日のまに合せでやることはできず、結局課題の提出を見送って今学期に回すこととした。
さて、今学期になり、今度はテレビ放送をちゃんと録画しておいた。そして、時々録画を再生して見てはいたのだが、いずれも数分で熟睡してしまうという状況だった。やっぱり教科書を読むしかない。それに、印刷教材の付録の「ギルベイン・ゴールド」は、放送授業の中でドラマとして放送されたわけではないので、やはり読んで理解するしかないのだ。
提出課題は、前回も今回も同じ問題であった。前回に加えて今回もう一度精読してみると、やっと人物像や立場などが理解できてきた。しかし、行動案となると何も浮かんでこないのだ。こりゃ八方ふさがりだし、すでに主人公は窮地に陥っているような状況だ。ああ、ストレスがたまる、こんなの考えたくない。精神病になりそうだ。
このドラマの概要は、工場が健康に影響する程の汚染物質を垂れ流していることに対し、そこに勤める技術者が改善を意見するが、周囲がそれに応じようとしないことにより、問題が深刻となっていく状況のものである。
このような状況に対処するためには、セブン・ステップ・ガイドという段階を経た対処の仕方があって、それにあてはめて考えていけば、どう行動すべきかの答えが導き出せるはずであるのだが、私はどうもそういう思考回路に頭が順応できない。いやなものはいやだ、ストレスに弱すぎるのだ。問題点を世の中に暴露し、さっさと会社をやめて隠遁生活を送りたい、などと思ったら最後、それ以外の考えがまるで浮かばなくなってしまう。仮に、様々な方法や一番適切な方法を客観的に考えてみよう、などという気分になれないのだ。
昨日から、教科書を読んだり、これまでのテレビ放送を見たり、目がつかれて寝たり、腕が痛くなって起きたり、解答を書いたり、また寝たり、起きたり、散歩をしたり、等を繰り返しているのだが、どうにも思うように進展しないのだ。体力集中力まるで持たず。
なんとか、シナリオは理解できたというだけが、前学期の挫折時に比べての進展である。
ところで、さっき、ふと教科書の後半を開いてみた。
な、なんと、10章に「ギルベイン・ゴールド」の事例分析や登場人物とあらすじなどが記載されているではないか!!!
なんたること。これまで、シナリオだけを読んで内容を理解しようと奮闘し、あがいていた苦労は何だったのだろう。ここを読めば、もっと早くあらましがわかっていたはずだ。
この科目の後半は、前学期には、課題提出の時点で挫折していたので、全く見ても読んでも居なかったのだ。
今学期の放送は昨日5月31日に、第8章が放送されたばかりである。課題の提出期限は6月4日必着なので明日には郵送したい。課題3問あるうちの、2問目に関しては第8章の内容だ。そして、最後の問題の「ギルベイン・ゴールド」に関しては第10章に解説されている。
通信課題は、それまでに放送された部分までの内容に対応しているのが普通である。
これまでに受けた履修科目の経験では、15章まであるうちの8章までを勉強すれば、課題が提出できたものばかりだった。
10章を読む前に、自分の力で「ギルベイン・ゴールド」を考えよという訓練なのか。それとも、最初に自分で教科書の後半までを勉強していなかったのがいけないのか。
なんか、裏切られたような気分だ。
「自然の理解コース」は難しすぎて歯が立たず、今度は「社会と産業コース」ならと思ったのだが、こっちも難航に難航を続けていて、先が思いやられる。
私、技術者なんかにはならないし、なれないし、関係ないし・・・・
そこで、教科書を読んで理解しようとしたのだが、通信課題では、印刷教材の付録にある仮想事例「ギルベイン・ゴールド」を精読し、行動案を具体的に記述する、という問題がどうにも重荷であった。
というのも、これはドラマのシナリオのような作りになっているが、何度読んでも誰が誰だかよくわからないし(特に外人の名前が苦手であり)、場面も、過去だか今だか、番組の中なのか実際なのかわけがわからず、頭がこんがらがってしまうのだった。
課題の問題はその他にもあってすべて記述式であるため、これを1日や2日のまに合せでやることはできず、結局課題の提出を見送って今学期に回すこととした。
さて、今学期になり、今度はテレビ放送をちゃんと録画しておいた。そして、時々録画を再生して見てはいたのだが、いずれも数分で熟睡してしまうという状況だった。やっぱり教科書を読むしかない。それに、印刷教材の付録の「ギルベイン・ゴールド」は、放送授業の中でドラマとして放送されたわけではないので、やはり読んで理解するしかないのだ。
提出課題は、前回も今回も同じ問題であった。前回に加えて今回もう一度精読してみると、やっと人物像や立場などが理解できてきた。しかし、行動案となると何も浮かんでこないのだ。こりゃ八方ふさがりだし、すでに主人公は窮地に陥っているような状況だ。ああ、ストレスがたまる、こんなの考えたくない。精神病になりそうだ。
このドラマの概要は、工場が健康に影響する程の汚染物質を垂れ流していることに対し、そこに勤める技術者が改善を意見するが、周囲がそれに応じようとしないことにより、問題が深刻となっていく状況のものである。
このような状況に対処するためには、セブン・ステップ・ガイドという段階を経た対処の仕方があって、それにあてはめて考えていけば、どう行動すべきかの答えが導き出せるはずであるのだが、私はどうもそういう思考回路に頭が順応できない。いやなものはいやだ、ストレスに弱すぎるのだ。問題点を世の中に暴露し、さっさと会社をやめて隠遁生活を送りたい、などと思ったら最後、それ以外の考えがまるで浮かばなくなってしまう。仮に、様々な方法や一番適切な方法を客観的に考えてみよう、などという気分になれないのだ。
昨日から、教科書を読んだり、これまでのテレビ放送を見たり、目がつかれて寝たり、腕が痛くなって起きたり、解答を書いたり、また寝たり、起きたり、散歩をしたり、等を繰り返しているのだが、どうにも思うように進展しないのだ。体力集中力まるで持たず。
なんとか、シナリオは理解できたというだけが、前学期の挫折時に比べての進展である。
ところで、さっき、ふと教科書の後半を開いてみた。
な、なんと、10章に「ギルベイン・ゴールド」の事例分析や登場人物とあらすじなどが記載されているではないか!!!
なんたること。これまで、シナリオだけを読んで内容を理解しようと奮闘し、あがいていた苦労は何だったのだろう。ここを読めば、もっと早くあらましがわかっていたはずだ。
この科目の後半は、前学期には、課題提出の時点で挫折していたので、全く見ても読んでも居なかったのだ。
今学期の放送は昨日5月31日に、第8章が放送されたばかりである。課題の提出期限は6月4日必着なので明日には郵送したい。課題3問あるうちの、2問目に関しては第8章の内容だ。そして、最後の問題の「ギルベイン・ゴールド」に関しては第10章に解説されている。
通信課題は、それまでに放送された部分までの内容に対応しているのが普通である。
これまでに受けた履修科目の経験では、15章まであるうちの8章までを勉強すれば、課題が提出できたものばかりだった。
10章を読む前に、自分の力で「ギルベイン・ゴールド」を考えよという訓練なのか。それとも、最初に自分で教科書の後半までを勉強していなかったのがいけないのか。
なんか、裏切られたような気分だ。
「自然の理解コース」は難しすぎて歯が立たず、今度は「社会と産業コース」ならと思ったのだが、こっちも難航に難航を続けていて、先が思いやられる。
私、技術者なんかにはならないし、なれないし、関係ないし・・・・