≪燃料電池車 MIRAI≫

1月5日に、トヨタは、燃料電池に関する約5680件の特許をすべて無償で提供すると発表したそうです。
これはすごいニュースですね。
エコプロダクツの見学記録の途中ですが、急遽、順番を変えて、先に「トヨタ」を書かないわけにはいかない気分となりました。
トヨタの今年の展示は、なんといっても燃料電池自動車(FCV)「MIRAI」です。
3年前は、ハイブリッド車(HV)とプラグインハイブリッド車(PHV)。2年前はPHVとEV。昨年はPHVの非接触充電システムだったかと思います。
ハイブリッドのプリウスができたときもすごい話題でしたが、今やハイブリッドなんかはありふれた普通の車となっていますね。(とはいえ、世間に走る車たちは、現実には旧来のガソリン車が主流ですけど・・・。)

燃料電池自動車は、水素を原料とし、酸素と反応させて電気を作り、水のみを排出するので、排気ガスを全く出さないエコカーとして、以前から未来のクルマとして考えられてはいたものの、現実的な実用化は難しいだろうと言われていました。なんといってもその値段が、1000万円以上になってしまうと聞いていました。
しかし、こんなにも早く発売されるとは、驚きです。しかも、さすがはトヨタですね。
そして、特許を無償提供するというのも、あっぱれです。
燃料電池に関する技術を、トヨタが独占していると、世界に燃料電池車が普及しないので、特許を解放したそうです。水素ステーションなども、多くの車が必要としなければ増えないからとのことです。
でも、特許が無償提供されたところで、他社がどんどん燃料電池車を生産できるわけでもないらしいです。燃料電池車の生産には、かなりの資金が必要だそうです。(ホンダは独自に作っています。)
トヨタは、本来1000万円以上で売らないと採算が合わないFCV車を、足が出るのを承知で723万6000円で発売、政府の補助金で520万円くらいになるそうです。
水素燃料は3分程度で充填でき、600km走れるそうです。値段はどのくらいなんだろうか?1km当たり10円程度で、満タンで6500円程度という情報もありますが。
昨年末の時点で、官公庁や企業から既に200台くらい注文を受けているそうです。
トヨタは、今年中に700台くらい生産する予定らしい。
しかし、実際、どのくらい普及するものでしょうね?

エコプロダクツ、トヨタのブースでは、毎年のようにクルマ好きの男性が群がっていました。
特に、デモンストレーションなどがあるのかないのか、これまでに一度もそういう場に遭遇したことはなく、
個々に質問をして情報を得る感じです。車に詳しい人じゃないと変な質問はできないというか、既に取りつくしまもない雰囲気です。
私の個人的な印象では、トヨタはとっつきやすいとは言えず、ただ黙って見るだけ見て帰るのが常です。
世界の英雄的トヨタですが、残念ながら、ただのおばさんに対しては、あまり親しみやすくはないのです。
エコプロダクツ「トヨタ」の記事
2011年 アクアとプリウス
2012年 PHVとEV
2013年 非接触充電システム

1月5日に、トヨタは、燃料電池に関する約5680件の特許をすべて無償で提供すると発表したそうです。
これはすごいニュースですね。
エコプロダクツの見学記録の途中ですが、急遽、順番を変えて、先に「トヨタ」を書かないわけにはいかない気分となりました。
トヨタの今年の展示は、なんといっても燃料電池自動車(FCV)「MIRAI」です。
3年前は、ハイブリッド車(HV)とプラグインハイブリッド車(PHV)。2年前はPHVとEV。昨年はPHVの非接触充電システムだったかと思います。
ハイブリッドのプリウスができたときもすごい話題でしたが、今やハイブリッドなんかはありふれた普通の車となっていますね。(とはいえ、世間に走る車たちは、現実には旧来のガソリン車が主流ですけど・・・。)

燃料電池自動車は、水素を原料とし、酸素と反応させて電気を作り、水のみを排出するので、排気ガスを全く出さないエコカーとして、以前から未来のクルマとして考えられてはいたものの、現実的な実用化は難しいだろうと言われていました。なんといってもその値段が、1000万円以上になってしまうと聞いていました。
しかし、こんなにも早く発売されるとは、驚きです。しかも、さすがはトヨタですね。
そして、特許を無償提供するというのも、あっぱれです。
燃料電池に関する技術を、トヨタが独占していると、世界に燃料電池車が普及しないので、特許を解放したそうです。水素ステーションなども、多くの車が必要としなければ増えないからとのことです。
でも、特許が無償提供されたところで、他社がどんどん燃料電池車を生産できるわけでもないらしいです。燃料電池車の生産には、かなりの資金が必要だそうです。(ホンダは独自に作っています。)
トヨタは、本来1000万円以上で売らないと採算が合わないFCV車を、足が出るのを承知で723万6000円で発売、政府の補助金で520万円くらいになるそうです。
水素燃料は3分程度で充填でき、600km走れるそうです。値段はどのくらいなんだろうか?1km当たり10円程度で、満タンで6500円程度という情報もありますが。
昨年末の時点で、官公庁や企業から既に200台くらい注文を受けているそうです。
トヨタは、今年中に700台くらい生産する予定らしい。
しかし、実際、どのくらい普及するものでしょうね?

エコプロダクツ、トヨタのブースでは、毎年のようにクルマ好きの男性が群がっていました。
特に、デモンストレーションなどがあるのかないのか、これまでに一度もそういう場に遭遇したことはなく、
個々に質問をして情報を得る感じです。車に詳しい人じゃないと変な質問はできないというか、既に取りつくしまもない雰囲気です。
私の個人的な印象では、トヨタはとっつきやすいとは言えず、ただ黙って見るだけ見て帰るのが常です。
世界の英雄的トヨタですが、残念ながら、ただのおばさんに対しては、あまり親しみやすくはないのです。
エコプロダクツ「トヨタ」の記事
2011年 アクアとプリウス
2012年 PHVとEV
2013年 非接触充電システム