このあいだ、府中に行ったときに発見した妙なもの。
府中は大國魂神社や大きなケヤキの並木通りがあり、歴史を感じさせられる町だと思った。
そのケヤキ並木の通りを北に向かって歩いていくと、ケヤキが終わったところで、桜通りというのに交わっている。
その桜通りを左に進んだところに、へんてこりんなものを発見したのだ。
まずは、この蓮の造形物。
なんか、仏教っぽい。
下は水でもためて池になりそうな気がするが水はなかった。
近くに寺でもあるのか?と思ったほどだ。
とりあえず、めずらしいから撮影しておけとカメラを向けた。
すると・・・
こんなものも居るではないか!
私は上の写真の左上のほうから下に向かって歩いてきて、まず蓮を発見したのだけど、それからこの走る裸の小坊主を見たのだった。
「ええっ? うわ~」という感じ。
「げげぇ」 かな? 正直言って不気味である。
なんじゃこれ???
あんまり気持ちが良いものでもないけど、こんなもの初めてみた。
だから撮影しておこうと思った。
正面から顔を撮ってみよう。 なんか顔はおじさんみたい。
後ろ姿も撮っておこう。
立ってるのも2人くらいいる。
どうしても不気味である。
顔はこんな。
後ろ姿はキューピーちゃんみたいだけど。
最後に全体を撮ってみた。
・・・
後で帰宅してからネットで調べてみた。
ここは、桜通り公園「童童広場」というらしい。道路と道路の間の歩道が広くなっているような場所だった。
これを作ったのは「薮内左斗司」と言う人だそうだ。この人は奈良のマスコットキャラクター「せんとくん」を作った人だそうだ。
そういえば、あの鹿の角のついた坊主の「せんとくん」と似ている要素、大である。
このほかに「こぼすなさま」という箒をもった坊主もいるらしいが、気がつかなかった。
柱に手を添えて上を見上げている坊主は、「桜の童子」といい、もとは本当の桜の木を支えていたそうだが、桜の木がなくなったので、今は金属の柱になっているそうだ。
それから、蓮の池の周りにはカエルも何匹かいるようで、画像が載っていた。
でも、カエルには気付かなかったなあと思う。
写真を拡大してみると、右のピンクの丸を付けたところに確かに2匹のカエルがいるようだ。
このカエルも、ちょっとグロテスクな感じである。
写真中央の草の中にもカエルがいるような感じがする。
なんか、この造形は、かなりインパクト強かったなあ~
でも、驚いているのは私ばかりで、道行く人は何の興味も関心もなさそうだった。
この辺の人は、毎日見ているからなんでしょうね。
私は、この近くの郵便局の有料駐車場の入り口を見に行くためにここを初めて通りかかったのだった。
府中って不思議だね。
なんでこんなものを作ることになったのか、経緯が知りたい。