夏休みも1日しか有給休暇を取ってないんだけど、このシルバーウィークを大型連休にする計画もない。
当初は、敬老の日の連休に、静岡県の実家へ、車を運転していき、月曜日に電車で帰ってきて、また秋分の日の連休に電車で実家に行き、最後に車で戻ってこようと思っていた。
そうすれば、故郷のホームセンターやファミレスなどに、車で行くことができるし、連続往復で走らなくてよいので、時間の余裕もできると思った。
ところが、実家の母が、車では絶対に来るなというのである。
若い人ならいいけど、そうではないから、危ないとのことである。
だったら、もう永久に行けないよ。年齢は若くなるわけないもの。どんどん年を取るだけだもん。
それに、電車で実家に行くとすると、その間、車には乗らないということだから、車は置きっぱなしになってしまう。
結局のところ、その分を別の日に走らないと、バッテリーが弱ったりするし、タイヤも同じ面が何週間も地面に接したままになってしまうのだ。
それで、用もないのに、無理にどこかに走って行かないといけないのだ。
「静岡県に車で来るなというなら、その代わりに山梨県とかに行くしかないよ」と私が言うと、
母は、「それがいい。こっちに来ないで、山梨の山のほうをのんびり走ってきなさい」だと。
はあ~~っ?
静岡に行くには、東名高速。 山梨に行くには中央道だ。
どこが違うというのだ。 静岡に行くと危なくて、山梨に行くと危なくないとはどういうことだ?
母は、山梨には高速道路を使わないで行くと思っているらしいのだ。
「山梨だって静岡と同じでしょ。高速を走らなければ、一日がかりで青梅くらいしか行って来られないんだよ。せいぜい70kmくらいしか走れないんだよ。200~300mごとに信号で止まらなくちゃならないんだからね。」
「それにしたって、とにかく危ないからこっちには車では来ないでくれ」と母が言う。
そっちがそういうなら、前半に実家に帰るのはやめたわ。
いったい、何のために車を買ったんだか、わかりゃしないよ。
車が必要もない東京で、用もなく車を走らせている一方、車がなければどこにも行けない故郷では、百均に行くのに、片道1000円のタクシーに乗るとか、ホームセンターに行くのに、片道2000円のタクシーを使うとか、全く意味がないではないか。
それで、結局、徒歩で行ける墓参りと小さなスーパーしか行かないことになる。
故郷に来るなと言うなら、シルバーウィークは、こっちで勝手に過ごすしかないよね。
後半だけ電車で実家に行ってくることにしたので、敬老の日は行かないよ。