私の感覚では、旭日旗は「日本の軍国主義の象徴」である。
子供のころからそう感じて育ってきた。
加害者が日本で、被害者が中国・韓国というのとは別に、日本の軍隊が加害者で、日本国民(庶民)が軍国主義の被害者だったと思っている。
だから、オリンピックの会場に旭日旗を持ち込んでもらいたくはない。
なぜ普通の白地に赤い丸の日章旗ではいけないのかと思う。
わざわざ旭日旗を使う必要はなかろう。
旭日旗について調べてみると、実は、太平洋戦争なんかよりずっと以前の江戸時代に、船の旗として使われていたものだそうで、軍国主義になって作った旗ではないのだそうだ。
それを知ってからは、旭日旗についてのいやなイメージが少し和らいだが、やっぱりあれは軍国主義を連想させるものであって、日本人でさえそうなんだから、韓国や中国の人は嫌に違い無いと思う。
一方、パラリンピックのメダルのデザインについては、あれは旭日旗ではなく、あきらかに扇子であるので、関係ない。
また、朝日新聞社のマークが旭日旗に似てるとしても、朝日新聞は日本軍とは関係ないし、朝日という太陽がそういう形状のものなのだから、それはそれで、問題はないと思う。
とにかく、オリンピックの会場で日本を応援するのに旭日旗なんか振り回さないで、穏やかに白地の赤マルの「日の丸」国旗を使えばよいではないか。
わざわざ軍の旗なんか使うんじゃないよ!!!
最近、日本国民の感覚は変わってきている。それは、戦争を知らない人々が大部分を占めているからである。
だから、旭日旗に対する悪いイメージが、もともと無い人が多いのだろう。
それで、単にかっこいいデザインだと思うことができるのかもしれない。
普通の日の丸よりも強そうな感じがするのだろう。
私はもうすぐ60歳になるが、私の親世代は戦争を知っている世代である。
そして、親から戦争の悲惨さや不条理を聞かされて育ったから、それを連想させる軍旗である旭日旗なんか大嫌いである。
父の兄は、旭日旗のもとに南方に出征し、戦士して、骨壷の中の石ころになって戻ってきたそうだ。
いや、つまり戻ってこない。ボルネオあたりの土になってしまった。無駄死だ。
旭日旗は、日本人にもそういうことを連想させるものだ。
特攻隊や人間魚雷もそうである。
旭日旗を極端に嫌う韓国や中国の人が参加するオリンピックやスポーツの試合に、わざわざ持ち込むことはなかろう。
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ああ、ただ日本は自由な国なので、旭日旗を禁止するということはできないと思う。
旭日旗を使いたい人の自由があるってことなんだろう。