山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

晩年近し

2019-10-19 17:00:30 | 日記2019

いつの間にか、もうすぐ還暦になるような年齢になってしまった。

気付いた時には、今さら何か資格を取って新しい職業に就くなんてのは、まるで非現実的なことになっている。

これが、40代だったらまだ希望はあった。50代でも前半ならばまだしも、60代となっては、もはや「終わってる」。

今更やり始めることなど何一つない。

趣味だったらまだしも、仕事に関してはもう、新たに活躍する可能性もなく、せめては今の職場にかじりついていることくらいしか方法はなさそうだ。

そんな状況でも、このまま続けられる限り続ければ、定収入(多少は減る可能性ありだが)は得られることになるだろう。

ああ、自分はいつの間に年をとってしまったんだろう。

「貴方の時間は終わりました、タイムリミットです。結局何もモノにしないままでしたね。」と言われているかのようだ。

まだ「おばあさん」とは言いたくなけど、私はいつの間にか初老のおばさんになってしまった。

客観的に見てかなりの年配のおばさんは、女性としての魅力はない。

電車の席に座っていても、向かい側の若い高校生くらいの男子なんかが、となりに偶然きれいなお姉さんが座ってきたりすると、なんとなく意識して喜んでいる気配だ。

一方、私の隣にも同様の男子学生が座っているのだが、きっとこっちは「隣にババアが座っている」ことを認識しているのであろう。

そうすると、ばあさんでごめんなさいね、と思ったりして、肩身が狭い感じだ。

40代くらいまではそんなこと考えたこともなかったし、自分がババアで残念だと思うようになったのは、近年になってからだと思う。

いつの間にか、私の青春は終わり、中年さえも終わっていたのであった。

さびしいなあ。。。

でも、まだ20年くらいは普通に生きるつもりだけど、その間にいったい自分に何ができるというのだろうか?

未来の夢や抱負はなく、これからどのように自分が成長していくかなんて、全く考えられない。

でも、このままではさらに何もしないまま年を取るだけだと思うから、何かしないといけないよね。

 

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自動車の全席シートベルト装着義務

2019-10-19 11:34:37 | 車・運転・道路・駐車場2019

自動車の全席シートベルト義務化になっているにも関わらず、頑としてシートベルトをしない人々の中に居ると、ストレスがたまり、自分が間違っているかのような錯覚に陥るのですが、それに対抗して正しい情報を確認してみた。

たとえば、チューリッヒ自動車保険会社のサイトでの説明によれば以下のように記載されている。

https://www.zurich.co.jp/car/useful/guide/cc-back-seat-belt/ 

(以下引用) 

シートベルトは運転者、同乗者の安全を守る重要な装置です。2008年6月1日より、シートベルトの着用は全席義務ですが、後部座席に関してはまだまだ非着用の人も多いようです。そこでシートベルト着用の義務や違反した場合の罰則、シートベルト非着用の危険性などについて解説します。 

<シートベルトは全席着用が義務> 

シートベルトの着用は運転席、助手席はもちろん後部座席も法令により着用が義務付けられています。シートベルトに関する法令についてしっかりと確認しましょう。 

<後部座席のシートベルト着用は義務>

後部座席のシートベルトの着用は2008年の道路交通法改正により義務付けられ、高速道路における違反に対しては運転者に対して違反点数が付されることになりました。 

道路交通法第71条の3ではでは、シートベルト着用に関して下記のように記述されています。 

「道路交通法第71条の3

1 自動車(大型自動二輪車及び普通自動二輪車を除く。以下この条において同じ。)の運転者は、道路運送車両法第三章及びこれに基づく命令の規定により当該自動車に備えなければならないこととされている座席ベルト(以下「座席ベルト」という。)を装着しないで自動車を運転してはならない。 

2 自動車の運転者は、座席ベルトを着用しない者を運転者席以外の乗車装置(当該乗車装置につき座席ベルトを備えなければならないこととされているものに限る。以下この項において同じ。)に乗車させて自動車を運転してはならない。」 

2008年以前はシートベルトの着用は運転席と助手席のみに義務付けられていたので、いまだに後部座席に関してはシートベルトの着用義務はないと勘違いしている人もいるかもしれません。
しかし後部座席も含めて全席でシートベルトの着用が義務化されていることを決して忘れてはいけません。 

<後部座席のシートベルトは一般道でも着用義務がある> 

シートベルトの着用は後部座席も含めて全席義務で、一般道路、高速道路に関わらず、運転中にシートベルトを着用していなかった場合、「座席ベルト装着義務違反」となります。

しかし、後部座席のシートベルト着用義務は高速道路のみと勘違いしている人がいるのは、行政処分の違反点数1点が付されるのが高速道路のみになっているからだと思われます。 

運転席、助手席のシートベルト非装着は一般道路、高速道路ともに違反点数が1点付されます。一方、後部座席のシートベルト非装着は、高速道路においてのみ違反点数が1点付され、一般道路においては口頭注意となっています。いずれも反則金はありません。

このように、一般道では後部座席シートベルト非装着に対する罰則が定められておらず、現状口頭注意になっているからといって、後部座席でシートベルトをしなくていいということではありません。
一般道路、高速道路にかかわらず必ずシートベルトを着用するようにしましょう。 

(引用ここまで) (その他、危険性なども説明されているため、サイトをご参照ください。)

2008年6月より、法律で自動車の全席でシートベルト着用が義務化されているのである。 

私が運転免許を取ったのは2009年6月23日であり、教習を受け始めたのはその年の4月であるので、自動車学校では新しい法律に基づいてきちんと教えていたものと思われる。 

40代以上のドライバーの多くは、昔免許を取ったので、そのような教えを受けていないのだろう。

法律は知っていても、伊豆は高速道路がないので、警察にみつかったところで、罰金を取られることはないからシートベルトをする必要がないと主張するタクシー運転手やドライバーが多い。

だが、もし事故が起きたときに、後部座席の同乗者がシートベルトをしていなくて重傷を負ったらどうするのであろうか?保険で賠償されるからよいという問題ではない。

楽天的静岡県人は「そんなことは滅多にない」という理由づけをする。

どうしてそこまでしてシートベルトをしないことにこだわるのか意味不明。

 

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パンとバターの件

2019-10-19 08:40:41 | 日記2019

この度の台風直前には、お店からパンが消えたそうである。そして買いたい人も買えなかったそうだ。

幸いにして、パンが姿を消す以前にパンを買った我が家であった。

東京では木曜日の夜に、夫と私がそれぞれに、パンを買ってきたために、パンがたくさんあったから、金曜日に私は自分の買ったパンを持って実家に帰省したのだった。

そのパンは神戸屋のぶどうパンだった。

実家では、そのパンを食べたが、母が言うには「あんたの持ってきたパンは、あんまりおいしくないね」とのこと。

普段母が近所のスーパーで買っているパンのほうがずっと美味しいのだそうである。

まあ、私もそんなにおいしいものとも思えなかったけど、普通のパンでまずくもなかった。

わざわざ「あんたの持ってきたパンは~」って言うか?

しかも、金曜の夕方までに母はほとんど食べ物を買ってないし、土曜日は一日中雨で一歩も外に出なかったのだから、そのパンがあったから食料になったではないか!

そのパンにバターをつけて食べようとしたところ、実家の冷蔵庫にあったバターは、妙に周りが黄色く濃い色になっており、バターナイフで切ると中は白っぽい普通の色だった。

母が1人暮らしなので、なかなか使いきらないので、バターの周囲が空気に触れて酸化?しているというか、劣化しているのである。

そこで、なんか周りが変な色になってるよ、バターは早く使ったほうがいいよ、1人だからしょうがないけど、保存するときは空気に触れないように包んでおいたほうがいいし、もっと小さいサイズを買ったら?と提案した。

それに食べるとやっぱり味も劣化しており、冷蔵庫の匂いみたいなものがついているのだ。

(私は匂いには敏感なほうである。)

すると母曰く「あんたは、ずいぶんこの家の物にケチをつけるね」

ケチをつけてるわけじゃなくて事実を言ってるんだよ。

(私が持ってったパンがまずいとか、そっちのほうがケチをつけてるじゃん)

お互いにお互いのものにケチをつけあう、根性の悪い母子ってことか・・・

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シートベルトの件

2019-10-19 07:36:18 | 日記2019

実家地域の交通事情とシートベルトの扱いについては、以前から何度も書いていることであり、これが私のストレスの極限である。

まず、帰省して15分内で歩いて行ける圏内は、食料品だけ売っている小さなスーパーマーケットと、お墓しかなく、限られた食料の買い物と墓参りにしか行けない。

気合いを入れて30分以上歩けば、雑貨なども売っているドラッグストアや大きなショッピングセンターやクリニックなどもある。

あとは、電車やバスを使って移動することもできるが、バス路線や電車の駅からは外れた目的地も多いし、運行本数も少ないので、タクシーを使って移動することになる。

タクシーは安くとも片道700円以上はかかる。

そこで、故郷での移動の便宜のために、私は東京から車に乗って実家に行きたいのだが、片道100km以上かかり、高速道路やウネウネ道を使わないと帰れないので、実家の母は危ないから車では絶対に来るなと言う。

そこで、故郷ではタクシーを利用することとなる。

この故郷のタクシーが、以前から書いているように、シートベルトをしないことが通常である。

そもそもシートベルトの座席側の部品を取り外してしまっているタクシーもあり、肩側から引っ張り出したベルトを留めようと探していると、「邪魔だから取り外してあります」と運転手がいい「やったふりをしていれば大丈夫ですよ」などというのだ。

警察には捕まらないから大丈夫ですだと。

そうじゃないだろ。私は安全のためにシートベルトをはめようとしてるんだよ。

今回も先日書いた通りだが、行きのタクシーで母が率先して、「シートベルトなんかしなくて大丈夫よねえ」などと主張し、運転手もシートベルトをしろとは言わないので、母にシートベルトをさせることができないまま、私だけがシートベルトをして後部座席に座って乗ることとなり、帰りはその地方の風習にしたがって私もシートベルトをしないで乗ってきた。

あそこに住んだら、そういう習慣に染まっていくんだろうなあ・・・

ゴミ袋の件で、意見が合わず険悪になったときに、シートベルトの件に関しても納得できないと私が母に言って、さらに喧嘩状態となった。

なぜ、ことさらにシートベルトをしないことに固執するのか?

シートベルトをはめることが正しいことなのに、どうしてそれが否定されるの?この地域は。

やってられないよ! こんなところに住めるわけがないじゃん。

すると母は、「このあいだ選挙のときに創価学会の人が車に乗せていってくれて、公明党の人に投票したけど、その時は自分が助手席に乗ったらピイピイ音がして、運転する人がシートベルトをするように言うのでシートベルトをしたけど、それは助手席だからで、後ろの席の人たちはピイピイ言わないからシートベルトなんかしないでいいんだよ」というのだ。(共産党の人が車に乗せてってくれるときは共産党に投票するらしいけど、このときは公明党の人が4人の老人を乗せてったそうだ。そういう田舎の習慣についても驚く。)

「タクシーの運転手だって、シートベルトをしろとは言わないじゃないの。取り外してタクシーだってあるんだから、やらないでいいってことなんだよ。あんたが神経質すぎるんだよ」ときた。

私は10年前に東京で運転免許を取り、運転する者の責任として同乗者が全員シートベルトをしているかをしっかり確認した後に発車するように教えられている。

急ブレーキをかけたときには、車が止まる勢いで後部座席の人が前方に飛び出してきて頭を激突させることもあるから、シートベルトは必要なのだ、と主張した。

「そんなことは滅多にあるもんじゃないから、大丈夫だよ」と母。

滅多にないからって、どうしてシートベルトをはめるという簡単なことを拒むの?

その滅多にないことにたまたま遭遇したら、それに備えてあれば身を守ることができるでしょう。

滅多にないことだから、飲料水は準備しなくていいとか、シートベルトをしなくていいとか、

座席がピイピイ鳴らないから、・・運転手がしろと言わないから、・・・警察に捕まらないから、・・・罰金を取られないから・・・

この地域は「根拠」がことごとく違っているのだ。

そうじゃないだろ、「安全」のためでしょ。

だから、こんなところには住めないと思う。

3日居てもストレスでだんだん気が狂いそうになり、母と喧嘩になってしまうのだ。

「だって私は車のことなんか知らないもん。タクシーだって知り合いだってそうなんだから、シートベルトはしなくていいんだよ」

“車のことを知らない”と自分で言っているのに、なんでタクシーの中で「しなくていいんだよ」なんて私に指図するの?

私は故郷ではタクシーには乗りたくないし、自分の車さえ乗ってくるなというので、結局故郷では、行きたいところにも行けないのだ。

私は、実家に自分の車を持って行って、今後は置いておく方法もあると考えている。おいておけば遠くに買い物に行けるし、母の通院などにも使える。母は通院が不便なのでやるべき治療もしていなかったりする。

実家の車庫は1台用だが、実家母の話によれば、奥は障害物があって幅が狭いものの軽自動車くらいは入る幅だから、奥に詰めれば、2台入るだろうとのことだった。

先日見てみると、全然無理。軽自動車の入る幅じゃない。ムリムリに入ったところで、ドアが開かないから出入りもできない。

それでも、日常的に車庫に1台が入れば問題はない。

だが、母曰く、母の弟夫婦が月に1度くらい大きな車でやってくるので、車庫に入れるそうだ。

「あんたが車を持ってきてあったら、弟の車が入れられなくなる」とのことである。

 

 

 

 

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ゴミ袋の件

2019-10-19 01:25:56 | 日記2019

どうにも実家母と生活習慣が合わないので、こまごましたことでぶつかってしまう。

実家地域では、ゴミ回収袋が有料である。

ゴミ回収代が含まれた専用ゴミ袋を買って、それに入れてゴミを出さないと市で回収してくれないのである。

そこで、母がやっているのは、一番大きなゴミ袋を買い、そこに日々ゴミを入れて行って、これ以上はどうやっても入らない満杯状況になったところで、台車に載せてゴミ置き場に持っていくというやり方だ。

1人暮らしなので、ゴミはそんなに出ないから、それがいっぱいになるには2~3週間かかるらしい。

生ごみはコンポストに入れている。

だが、生ごみではなくとも、飲食物成分のついたゴミが含まれている。

そして、大きなゴミ袋にいっぱいになったものは、私が持ち上げてもかなり重いものだった。

私でもそれを持ってゴミ収集場所まで行くのはきついと思った。

それで、いくら台車に載せて行くとはいえ、それを台車に載せたり降ろしたりするときに、年寄りが腰などを痛めはしないかと心配だし、やはりゴミは溜めてから出すよりも、回収のたびにこまめに出すほうが良いのではないかと思うのである。

そんな台車に載せないと持てないような量って不自然では?

簡単に片手でぶら下げて行けるくらいずつ出したほうがよいのでは?

私の住んでいる集合住宅では、1人暮らしのお年寄りが、お椀1つくらいの分量のゴミを、こまめにゴミ置き場に出しているのを良く見かける。

どれだけ溜まったかは関係なく、ゴミ回収の度に、家にあるゴミをすべて処分するものだと思う。

母が大きなゴミ袋に満杯にして出すというのは、回収代の含まれた専用ゴミ袋を使う自治体だからなんだろうけど、それでも、もっと小さなゴミ袋を利用したらどうなんだと思う。

「近所の人は、半分くらいしか入っていない有料ゴミ袋をゴミ置き場に出しているので、もったいない」と母は言っている。

だが、母の場合、ゴミの入った袋を敷地内の物置などに何日も置いているので、ゴキブリが発生するのではないか?と私は思う。

すると、母はそのゴミには、ゴキブリなんか来ないという。

ゴキブリは、私が帰省するたびに、深夜になると家の中に出没し、必ず1匹は遭遇する。

すると、母は、いつも全然いないのに、あんたが来た時に限って出てくると言うのである。

 

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ペットボトルの件

2019-10-19 01:01:39 | 日記2019

くだらないことですが・・・

老人が心配なので台風に備えて実家に帰ったときのことだが、母との軋轢は帰省するたびに毎度のことながら、今回も色々あった。

年寄りっていうのは、ガンコなんだろうか・・・

実家母の生活では、2Lのペットボトルなんてほとんど縁のないものだが、まあ、災害に備えて水を用意しておいたほうがいいよと以前から言っておいた。

昭和ひとケタ生まれの母は、簡単にはものを捨てないので、春から夏に買ったペットボトルの容器が5本残っていた。

それは、私たちが行くたびに麦茶やウーロン茶などをスーパーで買った時のものだ。

昨年あたりから、実家の母は麦茶などを作らなくなった。自分が温かい緑茶ばかり飲んでいて冷たい麦茶なんか飲まないので、麦茶を作る習慣がない。たまに来る人間のためにわざわざ冷たい飲み物なんか用意しなくなったのだ。

麦茶の素を買っても無駄になるので、ペットボトルの商品を買って済ませた。その空容器に水道の水を入れれば非常時用になる。

実家母の場合、飲料水をお金を出して買うなんて考えられない。こちらが買って行ったら激怒されるだろう。

で、自分で水を入れるとなると、テレビによれば、水道水をペットボトルの口いっぱいまで入れて、空気を入れないようにするのが良いという。空気が入るとそこに雑菌がいるからである。

そうやって自宅で入れた水は、飲料用には3日間、飲料でなければ3ヶ月間は保存可能だとのことだった。

今回私が実家に到着したとき、母は床の上に3本の水入りペットボトルを置いてあったが、それは1カ月以上前に入れたものだそうだ。そして目いっぱいは入っていないので、かなり上が空いていて空気が入っていた。

今回、空のペットボトルがその他に2本あったので、そこにいっぱいに水を入れた。それは飲み水になる。

そこで、以前から水を入れて床の上に置いてあった3本のペットボトルの水も飲料水になるよう、台風前に入れ替えておこう、と私が言った。

ところが、母が納得しない。

「何で?」という。

「入れ替える必要は無い」という。

でも、その水は古くて飲料にはならないから、万が一のために入れ替えておけば、飲料にすることもできるでしょう、と私は言った。

だが、母は、「こっちは飲み水用じゃないから、このままでいいんだよ」と言うのだ。

なんで3本は飲み水ではなく、2本だけが飲み水?

5本飲み水用にしておけば、どうにでもなるじゃん。

母は自分が入れた水を、私が捨てて入れ替えることに非常な抵抗を示すのであった。

まったくわけがわからない。

母が言うには、断水なんかしないから飲み水をそんなに用意しておくことはないのだそうだ。

だが、2人なんだから、それで何日も断水したら飲み物が足りなくなるでしょ。

もし停電が続いたら、給水車がどこかに来ていても、どこに何時に来るなんていう情報さえ知ることができないかもしれないではないか。

まったくもう、なんで新しい水に入れ替えちゃいけないんだよ。

結局は、無理やり入れ替えて、口元まで一杯に水を入れておいた。

こういうことは、単に一部の例であって、その他にも多々、多々、意見の不一致、行動の不一致、見解の不一致のオンパレードであるのであった。

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年寄りと災害

2019-10-19 00:17:46 | 日記2019

今回の台風では、避難の遅れたお年寄りが犠牲になったり、なんとか助けられたりしたケースが多いという。

私も実家の母が心配なので、台風の前に帰省したのであるが、年寄りが自分の身を守ることに弱いというのを、切に実感した。

年寄りが非常時に逃げられないのは当然のことで、非常でなくとも日常的に行動力というものが、かなり低下しているため、ほとんど家から出ないし、出ても近距離しか移動しないのである。

どこかに行くにしても、日ごろ行き慣れた場所にしか行かないから、未知の場所などには行きようもない。

ましてや、雨や風の中を、必要な荷物をまとめて傘をさして移動するなんてことは不可能であろう。

足腰が弱っているので、よろけたりするし、体力もないので、杖をついて歩く年寄りも多いが、そのうえに傘などをさして荷物を持って歩くなんてとんでもない。

今回の台風でも、私の実家地域では、お年寄りや乳幼児などは、早めに避難準備をして避難所に行くようにという勧告(指示?)があったが、家族がいて車で避難所まで送ってくれるような状況ならできるかもしれないが、老人の1人暮らしや老夫婦だけでは無理である。

また、避難所に行くときは、飲食物は避難所にはないので、各自用意するようにとのことだった。いったいいつまでそこにいるかわからないのに、どのような食べ物をどのくらい持っていけばよいのか?避難所で食べ物も飲み物も足りなくなったらどうするのか?とうていそのようなものを運ぶことはできなし、寝るところも単に床の上しかないのだから、毛布や座布団などないと寝られないわけであるが、そのようなものをかついでいくことは不可能だ。

それならば、自宅にいたほうが普通に生活できるので、よほど洪水やがけ崩れの危険性がないかぎり避難所には行かないという選択をする。

私のような老人ではない元気なおばさんがついていても、老人に寄り添って避難所に歩いて行くのは不可能だった。

また、風雨の中では、防災無線で言っていることは全く聴きとれないが、そうではなくても日常的に防災無線からのアナウンスは意味を聴きとることができないものである。

私のスマホには実家地域の市役所からの情報がメールで届くようにしていて、それが防災無線のアナウンスと同じタイミングで届くようになっていた。

その他には、母の見守り携帯に同じものが届くのだが、老人はそれを表示させる機能を普段から使っていないので、私との通話だけにしか使用していない。

そんなわけで、老人だけだと、避難勧告や避難指示がでていることさえ全く気付かない。

そして、自宅には非常食や飲料水などもあまり保存してないのだが、ペットボトルの水を何本も用意する体力がない。

普段大きなペットボトルを買うような習慣もないし、小食なので、そもそも食料などは少ししかない。

私が行くとその何倍もの飲食物を食べたり飲んだりしてしまうので、逆に居ないほうが非常時の食べ物が不足しないかもしれない。

非常に備えてたくさんのものを買ってくるような体力がないので、アマゾンなどで宅配してもらえば良いが、スマホもパソコンも使っていないので、注文することもできない。

田舎なので、私が台風直前に電車で実家に駆けつけても、近所に店がなく、車がないとどこにもいけないので、買って用意することもできない。

前もって用意しておかないといけない。

何の備えもしていないというのは、私の実家の母の個性なのかもしれないが、停電になってスマホの充電もなくなったら、もう何の情報も得られなくなった。

電池を入れればつくであろう昔のラジカセが家の中のどこかにあるかもしれないという状況。

今度はあらかじめ災害用のラジオや充電器を実家に持って行っておこうと思うが、実家とはいえ、普段暮らしている家ではないので、何がどこにあるのやら?

また、実家地域についても、店や病院や避難所の場所さえ分からない始末である。

避難所はその地域に住民票がある人を基本的に受け入れるようになっているそうで、住所不定者や観光客などは優先順位が下がるそうだ。

そうなると、老人の家族とはいえ私は住民票もないので、つき添って避難所に行っても部外者になってしまうだろうか。

色々な意味で、同居していない家族が故郷の老人を守るのは難しいと感じた。

年寄りは要支援でも要介護でもなく、普段は自立して生活しているけれど、だからといって若い人間のように活発な行動力や判断力があるわけではなく、自分で自分の身を守ることは難しい。

 

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