今日は、夫と一緒にウォーキングにでかけた。
私の目的は、近隣の寺の蓮を見にいくことだった。
1人で行くのが手っ取り早いが、夫も連日の運動不足なので、一応誘ってみた。
そうしたら、最初は行かないと言っていたが、やはり出かけるという。
夫は、以前はニコンの一眼レフカメラを持っていたが、オートフォーカスが壊れたので、今はソニーのミラーレスカメラ(?)をもっている。私のコンパクトデジカメとは違って、花に焦点を当てて、周囲をぼかすなどの撮り方ができる。それを持って出かける気になったのだ。
蓮の花は午後になるとつぼんでしまうので、午前中が勝負だが、そもそも出かけようと思いついたのが、10時ころなので、時間に余裕がなかった。
ところが、目的の寺に着く前に、夫が街中の景色を撮影しようとしたところ、なんと、カメラにカードが入っていないことがわかったのだ。
確かに、私も時々する失敗で、「カードが入っていません」という表示が出る。
目的地の寺の場所もよくわからず、スマホの道案内を頼りに歩いていたのだが、あと数分で到着するはずのところに来て、カードがないからコンビニで買うという。
コンビニもどこにあるのやらわからないが、夫がいい加減な見当をつけて幹線道路のほうにどんどこ歩いて行ってしまった。
スマホで検索すると、現在地から350mのところにコンビニがあるが、歩きながら見ているので、よくわからない。夫はそれとは無関係に、とんでもない方向に歩いていく。それは、目的の寺とも全く違う方向である。
結局、そっちにはコンビニなんか無いのだった。
そうこうするうちに、もう11時を過ぎてしまったし、そもそも、街中の小さなお寺に、そんなに素晴らしい撮影スポットがあるわけでもなさそうなので、もうスマホで撮影すればいいでしょうと、カードをあきらめさせて目的地へ向かうことにした。
しかし、いったん、とんでもない方向に向かって進路を変えてしまったので、道順がわけのわからないものになってしまった。
まったくもう、たとえ蓮があったとしても、こんな昼時になってしまって、開いている花は無いだろう・・・
やはり、1人で行ったほうがよかったかな。
そんなわけで、その後、スマホで検索し直して、やっと目的の寺に到着した。
蓮はあったが、やはり開いている花はなく、つぼみと種しかなかった。
この寺から出ると、夫がマスクの具合が悪いと言って、マスクをいじりだした。
マスクがゆるいというのは、夫がしょっちゅう言うことである。
私は顔がでかいので、夫がゆるいというマスクは、私にはちょうど良い。
逆に、夫がちょうどよいというマスクを私がすると、私にはきつすぎて、耳たぶが折れ曲がりマスクが外れてしまうのである。
それで、先日ネットで買ったユニ・チャームのマスクが、夫の好きなマスクだったのだが、それは7枚しかないので使わず、一緒に送られてきた中国製の変な方のマスクを夫が着けてきたのである。
外を歩くのだから、変なもので良いと思ったらしい。そうしたら、やはり夫には緩すぎて安定しないらしい。さらに、やっぱり不良品で、寺の前でいじっていたら、ゴムの付け根が取れてしまったのだった。それでは、もうそのマスクをつけることができなくなった。
そこで、夫はマスクの予備も持っていなくて、大変だ~とパニックになったのだった。
はあ~っ?本当に神経質な性格の割に、やることなすこと、あまりにも抜けすぎている。
そこで、私が予備に持っていた日本製の紙マスク(使用後洗濯したもの)を出して夫に渡し、事なきを得た。
・・・
次に、もう一つの寺に向かった。その途中にコンビニがあったので、夫はカメラのSDカードを買うことができた。
次の寺も蓮はあったが、やはり、開いている蓮の花はなく、つぼみと種であった。
夫は、自分のカメラでやっと蓮の写真を撮ることができた。
夫が写した蓮は実物よりきれいに写っていたようだ。
今年は、雨が多く、蓮の咲き具合が悪いそうだ。
そして、蓮は、まだ8月もずっと咲くものらしいので、焦ることはないようだ
梅雨が明けてからでも、蓮の花を撮影するチャンスは、まだありそうである。
・・・
帰りは、家まですごく遠かった。今日は20988歩も歩いた。
私は汗っかきなので、往きに布製マスクをしていき、汗でびしょぬれになったので、帰りは紙のマスクを使ったが、それも汗みどろになって取り換えて2枚目を使い、合計3枚も使ってしまった。
こんなにたくさん歩いても、7日間の平均は4646歩である。1か月平均では4066歩、半年では3803歩しか歩いていない。
炭酸飲料を飲みながら歩いたので、カロリーも消費せず、太ったまま。
夫が写した写真の中に、太ったおばあさんが写っていたが、それが自分だったので愕然としてしまった。