今朝、ゴーヤのカーテン(まだそこまで茂っていないけど)を何気なく眺めていたところ、横に伸びる蔓の一部が妙に太くなっていることに気づいた。
嫌な予感がするがびくとも動かない。しかし絶対に蔓ではない。
こういうときは、殺虫剤を噴霧してみるに限る。
生物だったらもがき始めるのだ。
そこで、キンチョールあるいはゴキジェットがないかと探したが見つからず、仕方なくやぶ蚊よけのスプレーを噴霧してみた。
これは、蚊が嫌うガスが出てくるだけのようで、真っ白になるまで噴霧し、更に至近距離から噴霧したところ、その緑色の3cmくらいの芋虫がくねくねともがきだしたのである。
しかし、後ろ脚だけはぴったりとゴーヤの蔓にくっついて離れることがない。
また家に入りあちこち探すとゴキジェットがあったので、それを噴霧したら、もがきが激しくなりやっと息絶えたようだが、やはり後ろ脚がくっついたままぶら下がっている。
もう気持ち悪いから見るのはやめた。その後下に落ちてほしい。できれば手すりの外側に落ちてほしい。
下の家では洗濯物や布団などは干していないようである。
こうやって殺生している自分は残酷な存在だけど、気持ち悪いものは気持ち悪いのだ。
それに、近頃プランターの植物に異変が起きていたことは確かだ。
まず、撒いた種から出てきたゴーヤが、それほど大きくならないうちに倒れて死んでしまった。
その他にも、食べようと思って買ってきたバジルが、最初のうちはどンドン大きくなり葉を茂らせていたのだが、最近次々に葉が茎から取れて下に落ちてしまい、見るも無残な姿になっているのである。
これは、葉が食べられているのなら虫だと思うのだが、葉が落ちて落ちた葉が真っ黒になって枯れている。だから、土が悪いのかなと思っていた。
しかし、今になってみると、芋虫が葉の付け根を食べて落としていたとしか思えない。
それから、今茂っているゴーヤの根元の葉が虫に食われていた。
私はダンゴムシが、他に食べるものがなくて食べているのだと思っていた。
ゴーヤの葉を食べる虫って普通はあんまりいないものだ。
・・・
この芋虫はいったいどこからきたものか?バジルの苗か?
その前に、ゴーヤといっしょに買ってきたインゲンの苗は、花を咲かせ小さい実も2つくらい生ったところで、強風で葉がもみくちゃになり死んでしまったが、あれもあっけなかった。実も大きくなれず枯れてしまった。
それは、この芋虫とは関係ないかもしれない。
小さな芽が消えたり、倒れて元気なく死んで行ってしまうのは、土が悪いと思っていたけど、虫の仕業かもしれない。
葉を食べないで、茎から汁を吸ったりしているのだろうか?
とにかく1匹は発見して殺したけど、まだほかにいるかもしれず、恐ろしい限りである。