私の会社の職場環境はかなりよくて、この人生で勤務した職場の中で最高である。
エアコンが場所によって効きすぎたり効かなかったりすることはあるものの、それ以外は、広々しているし、机も大きいし、椅子の座り心地は良く、騒音も悪臭も振動もないのである。
また、定期的に空気測定の人がきて室内の空気が汚れていないかもちゃんとチェックしてくれるのだ。
ところが、今は在宅勤務だから、ほとんど会社には人がおらず、そんな職場に毎日清掃の人が入り、全く汚れてもいない床に毎日掃除機をかけ、誰も使っていないトイレを午前午後に掃除したりしているのである。そうして、やはり空気測定もしているんだろう。
一方、現在の職場である自宅なのだけど、この頃困っていることは、ベランダの窓を開けていると、外からたばこの臭いがしてきて息ができなくなってしまうので、すぐさま窓を閉めるしかないのだ。
そうすると、とても暑いので、10分くらいしたら開けるのだけど、またしばらくするとまたタバコの臭いがしてくるので、また窓を閉め、そういうことを何度もくり返すのも大変なので、部屋中を閉め切って冷房を入れるしかないのだ。
また、夫が在宅していると、隣の部屋で変な音楽を流しているので、それも聴こえないように部屋のほうの扉を閉め切ったりするがそれでも音が漏れてくる。
自宅というのは、劣悪な職場環境である。
しかも、掃除の人も居ないので、ゴミだらけだし、ガラクタの山の中の狭い机で変な姿勢で仕事をしている。
もう、ここに空気測定の人に来てもらいたいよ。
職場の中で喫煙をされているようなもんなんだからさ。
(測定したからってきれいになるもんじゃないけど、現状把握してどこかに訴えたいものだ。)
そういえば、会社にも喫煙をする人が何人かいて、その人たちは、会社敷地内の屋外の喫煙所に行って吸っていたんだけど、今は在宅勤務になったので、きっとタバコを吸いながら仕事をしているんじゃないかと思う。
それに、以前、ハンバーガーを咥えながら仕事をしていた新人の若い子がいたけど、若者なんかは、物を食べたり、音楽を聴いたりしながら仕事をしているかもしれない。
酒好きの人なんかは、酒を飲みながら仕事をしているかもだ。
自宅っていうのは、多くの場合、会社よりも劣悪だと思うなあ。
全く、誰も居ない職場で空気測定って、もう時代遅れになってしまうし、自宅での環境の整え方や健康管理方法を考えないとダメだと思う。