最近、日本でも子供を対象にファイザーのワクチンを接種するという方針が立てられたようである。
まだ、大人でさえ特例承認という段階のワクチンを、ほとんど重症化しない子供に接種するとは驚きである。果たしてそんな必要があるのだろうか?
子どもの場合は、分量を減らすという形であり、アメリカで接種が始められたため、日本でもさっそくアメリカに続いて実行するように思える。
まったく、猿真似か、ワクチン外交で購入させられたのであろう。
子どもにもワクチンを打つことを推奨するというのは、ファイザー社の考えで、集団免疫をつけるためには、人口の多くを占めている子どもたちにも接種することが必要だからとのことだ。
アメリカでは、日本とは桁違いに新型コロナの感染者が多いわけで、それをそのまま日本に適用する必要があるとは思えない。
また、アメリカでは、子供も重症化しているからワクチンが必要であるとアメリカでは判断しているらしいが、それもまた日本には当てはまらない。
アメリカで重症化した子供の多くは基礎疾患のある場合だったらしく、また人種では黒人やヒスパニック系の人が多くの割合を占めているそうだ。
そうなると、日ごろから健康管理が行き届いていなかったり、栄養状態が悪い環境に育っている環境の子どもが多いのではなかろうか。
どう考えても日本人の子どもたちに必要とは思えない。
オリンピックで、色々な変異種が蔓延したら、必要性が出てくる可能性もあるが、やっきになって子どもの接種を進めるとすれば、そういうことを見込んでのことなのかもしれない。
だったら、オリンピックをやめろよと言いたい。
子どもにファイザー製のワクチンを使うとなれば、高齢者にはアストラゼネカを打つことにしようなんてことになり、老人たちは早く打たないとアストラになってしまうぞと思って、慌てふためいているのである。
ところで、アメリカではずっと前から子どもの接種をしているのかと思えば、なんと5月13日から12歳~15歳の子どもへの治験が始まったようなのである。まだ1か月ちょっとしか経っていない。この間に、特別重大な副反応が発生しなかったから子供に対しても安全だと結論づけたらしい。
しかし、実際には心筋炎が自然発生数よりもずっと多く発生しているらしい。ただ、治療すれば治るから問題ないのだとか。
1か月くらいで何がわかるというのか。
ほとんど子どもの重症化がない日本で始めるのは早すぎると思う。