今年になって電気屋さんでLED照明器具を買った。うちのダイニングは家の真ん中にあり昼間でも暗いので照明をつけていることが多いのだが、これまでは蛍光灯だった。
照明器具を買うのは臨時出費だが、電気代も上がっており節電のためにもLEDにした方が良いだろう。
LED照明を買ったら、今東京都で「東京ゼロエミポイント」というのをやっていて、照明器具を買うと3000ポイントがもらえるそうである。それをもらうためには、書類をそろえて申請しないといけないそうだ。
その申請がなかなか面倒で、買った製品の保証書と領収書(レシート)と本人の身分証明書の写しと、設置前(以前の照明)の写真と設置後(購入した照明)の写真を添付し、申請書に記入して送付しなければならないのである。
照明の写真は、スマホかデジカメで写して画像をプリンターで印刷して作成したのだが、もし自宅にパソコンやプリンターなどが無い人はかなり面倒くさいと思う。
設置前の古い照明。蛍光灯なので中のリングがわかる。
設置後のLED照明。ただ真っ白。
ということで、違いのわかるこの2枚を添付。
それは良しとして、とても腑に落ちなかったのは、本人確認のために使える身分証明書の中に「マイナンバーカード」が無かったことである。名前・住所などが確認できるものとして運転免許証・保険証・年金手帳・パスポートなどが記載されていたが、どう探してもマイナンバーカードという文字が見当たらないのだ。
現在、運転免許証や健康保険証までもマイナンバーカードの中に入れると言って、政府や自治体がマイナンバーカードを激しく推進しているにもかかわらず、このような申請に使えないとは信じられない。夫は身分証明書として通常マイナンバーカードを携帯している。映画館や公営施設などで老人料金になるところなどで年齢の証明に使っているし、スマホの機種変更などする場合の本人確認にも使っているのだ。だがマイナンバーカードの記載がないので、運転免許証をコピーした。
それで、申請後にゼロエミポイントの事務局に身分証明書についてマイナンバーカードが使えないのは何故なのか聞いてみた。
すると、今現在は使えるようになっているとのこと。昨年の秋あたりからマイナンバーカードも可能になったそうだ。ゼロエミポイント自体は2019年10月頃から行われているので、当時はマイナンバーカードは身分証明書として対象外だったらしい。
店でくれた申請書と説明書は古いものだったのでマイナンバーカードが記載されていないようである。とはいえ、マイナンバーカードなんかは、ずっと以前からできていたものだったので、昨年の秋からでは遅すぎるのではないかと思うのである。
結局のところ、個人情報を把握したりするためにマイナンバーカードを登録させようとしているだけではないか?と疑われても仕方のないような政策だ。
それで、3000ポイントは、その申請書が届いた後に審査されてから送付されてくるそうだ。電気屋で見たのはたしかJTBポイントがもらえると書いてあったのだが、JTBポイントとはどうやって使用するのか、それも届いてみないとわからない。