今日は疲れたので、夕飯の一部をケンタッキーフライドチキンにしようと考えて店に入っていった。
揚げ物は控えるべきと思いつつも、つい食べたくなってしまう。
お店は混んでいなかったので、注文の列などはなかった。
入っていくと店員さんが声をかけてくれたので、そのまま普通にオーダーをしてお金を払った。
そして、ふと横をみると、何やら後で入ってきたお客さんが、機械に向かって入力をしているのである。
機械は2つ並んでいて、いつの間にか2つともお客さんが操作中だった。
あれっ、いつのまにか機械が設置されてるぞ、と驚いた。
そして、普通はその機械にお客が自分で入力してオーダーをするようになったらしいのだ。
きっと年寄りだから、店の人が声をかけてくれたのかもしれない。
これまでは、オーダー係りの人間が2人くらいいたのだったが、機械が設置されたので、1人になっているようだ。
ケンタッキーの注文は結構面倒くさい。スマホでクーポンを探して番号を出して見せたり、会員証を読み込んでもらったりしないといけない。
そのようなことを人間相手にするのも面倒だが、機械に入力するのもまた面倒そうである。
いったいどうなっているのかネットで検索してみると、先に会員証を読み込むのだそうだ。
そうすると、その人独自に与えられるサービスメニューが表示されるようになっているのだろう。
とにかく、こういう機械入力っていうのは、年配者にとっては要領を得ず、時間もかかってしまいがちである。
でも、次回からは機械に入力することになるのかもしれない。
・・・
このように、あちこちのお店で、人間ではなく機械やスマホにお客が入力し、支払いも自分でするような形式に移行している。
それは、コロナ禍で人と接触をしなくてもオーダーや支払いができるというメリットがあるからだったようだ。
しかし、そればかりではなく、今は人手不足も大きな理由なのだそうだ。
いったいどうしてそんなに急に働く人が足りなくなってしまったのだろう。
少子高齢化とはいえ、この3年のうちに急にバイトの人などが激減したのは、大学がオンライン授業などをしているので、学生が東京にいなくなってしまったのではないだろうか?
どこの飲食店もコンビニも、働いている人の多くは外国人であり、日本人の若者が以前に比べると少ないように感じる。
機械を導入したから、バイトが要らなくなったのか、それともバイトが居ないから機械を使うのか?
機械のほうが人件費より安いってことかな?
結局、これまで店員さんがやっていたことも、全部お客が自分でやらないといけないから大変である。
本当のセルフサービス。
そのうち、自分で作って持ち帰れなんてことになるのでは?